橋下徹大阪府政を語ろう Part41

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238名無しさん@お腹いっぱい。
「日本一」の理系大学を大阪から、と

 総合大学から「日本一」の理系大学へ転身するという府立大(堺市中区)の改革案が3日、奥野武俊学長から橋下知事に提出された。府はこの案をベースに改革の方向性を決め、2011年春からの新体制スタートを目指す。

 再編でできるのは、現代システム科学、工学、生命環境科学、地域保健学の4学域。学域の下に計13の「学類」を設置。従来の「学部・学科」体制よりも柔軟なカリキュラム編成を目指す。

 改革案の説明を受けた知事は「文系の学部は猛反対するでしょうが、大学全体、府全体を考えてよく作っていただいた」と評価。「費用を削るための改革ではない。学長が理想の大学を追求できるよう、全面的にバックアップする」と強調した。

 奥野学長はその後の記者会見で「大阪になくてはならない大学にしたいという思いを知事と共有できた。心強く思っている」と喜んだ。

 特に力を入れるのは、文系・理系の枠を超えた研究や教育を目指すという「現代システム科学域」だ。
たとえば、環境問題を専攻する学生が情報処理や経営などを併せて学ぶ。「企業のニーズがあるのは、総合的に物事がわかる人間。専門性だけでなく実践力も身につけた人材を育てたい」という。

 府は16日の戦略本部会議で改革案を吟味し、府としての方向性を決める予定。