いずれも空港ターミナルビルまで徒歩10分以内という立地の良さが特長。
現在は大阪市内に宿を取ることが多いビジネスマンの需要を見込み、東横インは「週末には空路で関西入りする観光客の利用もある」(広報部)と、利用拡大に自信をみせる。
関係者によると、空港前のビジネスホテルは、出張などで連泊の利用が多く、安定して利益が見込めるという。
ただ、関空を支えてきた国からの補給金が来年度は凍結される可能性が出てきたことで、3空港問題の解決に向けた議論が盛り上がるのは必至。橋下知事も伊丹廃止後は跡地を売却して「国際学園自由都市」にする構想を公表している。
伊丹廃止の可能性について、東横インは「決定されない限りは動きようがない」(広報部)としている。これに対し、池田市の担当者は「仮に廃止するとしても20年以上先の話。
その間にホテルの建物の減価償却を済ませればいい。跡地が有効活用されれば、それに伴う新たなホテルの需要も生まれる」とみている。
http://sankei.jp.msn.com/economy/business/091202/biz0912020031000-n1.htm