自転車2500台 第2京阪疾走 全線開通直前、来年3月イベント
来年3月に開通予定の高速道路・第2京阪道路上で、2500台が参加する大規模サイクルイベントが開かれる見通しになった。開通直前の3月に開催を予定している。
スポーツタイプの自転車と、参加しやすいように“ママチャリ”タイプの2コースを設定。高速道路上でこれほど大規模な自転車の催しは珍しいといい、話題を呼びそうだ。
橋下徹知事が「大阪を元気にしたい」と8月の会見で表明。その後、準備を進め今月、府と大阪サイクリング協会、府自転車競技連盟、財団法人自転車センターが実行委員会を組織し、第1回会合が開かれた。
計画によると、未開通の枚方東インターチェンジ(IC)?門真ジャンクション(仮称)間16・9キロのうち約15キロをコースに設定。
スポーツタイプは往復の約30キロで1500台、“ママチャリ”タイプは約10キロで千台の参加を目論む。安全のため年齢制限は検討する。
担当の府生涯スポーツ振興課は「信号で止まることなく、順位もつけないので、高架の高速道路からひと味違った風景を見ながら気軽に快適に走れる」とアピールしている。
ただ、開通後は新たな開催場所を選定する必要があり、継続するかどうかは微妙。担当者は「気持ちとしてはやりたいが、府民からアンケートをとり続けるかどうか決めたい」と話している。
第2京阪道路は全長28・3キロで、京都府側の巨椋池IC?枚方東ICまでの11・4キロはすでに開通。残りの16・9キロが来年3月に開通予定。
http://www.sankei-kansai.com/2009/11/19/20091119-017169.php