一方、JR東京駅近くの丸善丸の内本店。投開票翌日の8月31日、入り口近くに民主党に関する単行本や新書約50点を集めた特設コーナーを設けた。
政権交代で日本が大きく変わることが予想されるため、幕末や戦後の混乱期の時代状況を伝える書籍約300点も並べた。足を止める人は予想以上に多いといい、担当者は「選挙を契機に政治関係の本が増えるのでは」とみる。
JR高田馬場駅近くの芳林堂書店でも、中高年の男性が手に取る姿が目立つという。担当者は「組閣が行われれば、政治家個人への関心も高まる」とみて、注文を増やすことも検討している。
◇東京の人は「自分だけ知らんのは格好悪い」と本で知識を入れようとするんです−−「どや!大阪のおばちゃん学」などの著書がある大阪研究家、前垣和義さんの話
東京の人は周りを意識して「自分だけ知らんのは格好悪い」と本で知識を入れようとする傾向がある。
一方、大阪の人は現実的だから、自分たちの暮らしがどうなるかには興味あるけど、民主党そのものには関心が向かない。だから本が売れないのでは。
小泉さんの時は単純に面白がったのだろうけど、今は大阪のおばちゃんも「生活はどうなるんやろ」って気にしてる。
http://mainichi.jp/kansai/news/20090904ddf041010008000c.html