■埼玉新聞 2007年2月24日掲載
超大型SC今春着工
国内最大級、来春開業 越谷レイクタウン
http://www.saitama-np.co.jp/news02/24/32e.html 越谷市東部のJR武蔵野線北側に大規模SC(ショッピングセンター)を計画している
「イオン」(千葉市美浜区)の店舗面積など概要が分かった。2008年春の開業を目指し、
2007年春に着工する。SCは立体駐車場を含め総面積36万平方メートル、総店舗面積
14万u。同じイオンを核とする「浦和美園SC」「与野SC」「北戸田SC」の三巨大SCを
合わせた規模に匹敵し、北海道小樽市の「ウイングベイ小樽」を抜いて、国内最大級の
超大型SCとなることがはっきりした。
用地は、越谷レイクタウン特定土地区画整理事業地(225.6ha.)に、施行者の
独立行政法人都市再生機構など多数の地権者から借地などで延べ25.56ha.を
確保済み。
JR武蔵野線の南越谷―吉川間に2008年春開設予定の「越谷レイクタウン」駅北口に面した
A街区8.36ha.に、三階建て店舗棟など延べ床面積約14万mu(店舗面積約5万u)
東埼玉道路を挟んで中川寄りのB街区17.20ha.に三階建て店舗棟など延べ床面積約22万4000u
(店舗面積約9万u)が建設される。
都市計画の用途指定で第二種住居地域のB街区は、建築基準法48条の用途許可を受けて、
SCの建設が可能となった。駐車台数は立体駐車場、地上部に合わせて約9000台。二つの街区は
歩道橋で接続する。
イオンは3月9日、都内の帝国ホテルで「レイクタウンプロジェクト説明会」を開催し、テナント募集を
開始する。テナントは400区画以上を受け入れるが、シネマコンプレックス、百貨店クラスの大型核
施設は別途交渉中とみられる。
SC開業は、レイクタウンの街開き、新駅の開設に合わせる。店舗名称の検討はこれから。
イオン開発本部関東開発部の担当者は「期待に応えて、レイクタウンの街づくり、地域の活性化に
貢献する」と話している。