http://michinoeki.ciao.jp/modules/popnupblog/index.php?param=5-20051206081352 旧沼南町議の佐藤尚文市議(50)は、「統一化を図るとしながら、実際は旧
柏の制度を押しつけようとする市の姿勢が住民の不安を招いている」と指摘す
る。佐藤市議によると、旧柏地域に赤の指定ごみ袋が導入されたのは今年4月
。合併合意は昨年8月だ。「最初から旧柏も白にしておけばいいはず。合併合
意の後で赤の袋を導入し、『沼南も赤に』と言うのでは、住民は納得しない」
と憤る。市クリーン推進課では、「赤い袋は、ごみ出しカレンダーの色に合わ
せた。ごみ処理は旧柏の制度で統一するのが基本だが、袋の色など細かい点ま
では決まっていない」としている。
市民レベルで合併問題に取り組んできた「合併推進市民会議」の元代表、
上松栄一さん(69)は次のように指摘する。「どちらかと言えば、旧柏市民
は合併に関心が薄く、旧沼南町民は熱心だった。旧沼南の人たちが『合併は失
敗』と感じるようになったら、新市の発展は望めない」。そして、新市長には
、「旧両市町の住民が一体感を持てるような施策に力を注いでほしい」と提言
する。