談合汚職の出直し選・枚方市長に竹内氏
大阪府枚方市の談合事件で起訴された前市長、中司宏被告(51)の辞職に伴う出直し市長選が23日に
投開票され、無所属新人で元府教育長の竹内脩氏(58)=自民、民主、公明推薦=が、市民団体共同代表
の大田幸世氏(58)、政治団体代表委員の野田隆治氏(60)=共産推薦=の無所属新人2人を破って
初当選を決めた。
竹内氏は、事件の検証や再発防止を訴える一方で、中司被告の政策そのものは基本的に継承することで早期
に市政の混乱を収拾し、市民の信頼回復を図る方針を訴えた。また中司市政の与党だった自民、民主、公明
3党から推薦を受け、確実に票を重ねた。
大田、野田氏は市政刷新を訴えたが、竹内氏への批判票が分散したこともあって届かなかった。
一方、市政全体への不信感などから有権者の関心は高まらず、投票率は33.16%(前回46.93%)で
過去最低だった。
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(開票終了)
当 50680 竹内 脩 無新【自】【民】【公】
27081 野田 隆治 無新【共】
26619 大田 幸世 無新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070924-00000906-san-pol 無所属新人で元府教育長の竹内脩氏(58)=自民、民主、公明推薦=