これ縋りの兄さんだって言うけど、マジ?
スナックで遺体写真見せてた!ゆがんだ関心エスカレート
奈良の女児誘拐殺人事件で逮捕された新聞販売店従業員小林薫容疑者(36)は事件後、
行きつけのスナックで女児の遺体とみられる写真を周囲に見せていた。一人暮らしでメール好き。
いたずら目的で女児の首を絞めて逮捕されたこともあった。
幼女へのゆがんだ関心がエスカレートしたのか。残忍さが際立った事件の解明が始まった。
小林容疑者は新聞配達員やトラック運転手などの職を転々。
今年夏ごろから奈良県河合町内の新聞販売店に勤務し、配達や販売促進の営業を担当していた。
販売店近くのスナック従業員によると、小林容疑者は事件後の11月中旬、通い始めた。
いつも一人。冗談を飛ばし、カラオケをよく歌っていた。1週間ほどすると、店内で女児の写真を見せびらかすように。
入手先を聞かれると「インターネット上でどこからともなく送られてきた」と答えたという。
「別れた妻との間に高校生と、殺害された女児と同じぐらいの娘がいる」と従業員らには説明。
酒を飲みながらも携帯電話を手放さず「相手は娘」と言ってメールのやりとりを続けていた。
「事件のことを聞くと吐き気がする」と漏らす一方、「眼鏡をしているから犯人に間違われてるかも」と冗談交じりに話すこともあった。
販売店では快活で、勤務態度もまじめ。「普通の人だったのに…」と同僚たちも驚く。
事件が話題になると「ほんま、かわいそうやな。とにかく犯人が早く見つかればいい」と、つらそうな表情を浮かべたという。
小林容疑者には15年前、大阪府箕面市で当時5歳だった幼稚園児の女児ら8人にいたずらを繰り返したとして
強制わいせつ容疑で送検された過去があった。「雑誌やビデオを見て幼女に興味を持った」。供述を裏付けるように、
当時の自宅からは幼女の裸などが写った多くのビデオやコミックが発見された。
1991年にも、大阪市住吉区で5歳だった女児の首を絞めたとして殺人未遂容疑で逮捕された。
奈良県三郷町の自宅ワンルームマンションは、遺体遺棄現場の隣町にあり距離も5キロ足らず。
女児が連れ去られた11月17日は、小林容疑者の公休日の水曜だった。
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