太田氏が当選確実 大阪府知事選

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509名無しさん@お腹いっぱい。
10年連続赤字、大阪府が08年度予算案発表

 大阪府の橋下徹知事は24日、総額2兆9226億円の08年度一般会計予算案を発表した。人件費削減を含めた1100億
円の収支改善を盛り込んだものの、税収が07年度当初予算案に比べ709億円減り、10年連続の赤字予算になった。新たな
収支見通しでは、現状の財政再建を続けても財政健全化団体に転落する恐れも出てきた。
 歳出総額は07年度当初より10.2%(3329億円)減る緊縮型で、8年ぶりに3兆円を下回った。人件費削減(07年度
当初比482億円減)や一般施策経費の削減(同1562億円減)、原則2割カットの建設事業費(同845億円減)など、財政
再建の効果が反映された。
 しかし、歳入総額は税収の4割を占める法人2税が景気減速の影響で、07年度当初比9.8%(587億円)の大幅減。自主
財源が減ったため、府債は16.7%(382億円)増えて、2674億円を新規発行。今年度は36億円の歳入不足が生じ、
来年度予算で同額を補う赤字予算を編成した。総務省によると、今年度予算で赤字予算は47都道府県で大阪府だけだ。
 府が税収減を織り込んで長期の財政収支見通しを試算したところ、現状の改革だけでは17年度に実質公債費比率が財政健全化
団体の水準(25%)を超える可能性がある。水準をクリアするには今年度を含めた9年間で7770億円の財源不足を補う必要
があるという。
 橋下知事は記者会見で「税収の落ち込みはとんでもないが、今後の見通しは立った」と強気の見解を示した。

http://www.asahi.com/politics/update/0624/OSK200806240040.html