裏金使い切るため宴会 90年代に府教委財務課
大阪府の裏金問題に関連し、府教育委員会事務局財務課で1998年から99年にかけ、裏金を使い切るため、
百数十万円を宴会費に充てたと、当時の担当者らが府教委に証言していたことが19日、分かった。
当時の担当者らは、97年にも裏金問題が発覚した際、本来は返還されるはずだった裏金約380万円を引き
継いでいたとも証言。府教委は預金通帳が残っていないため、当時の関係者から経緯を調べている。
府教委によると、98年当時裏金を保管していた担当者が上司に「私の代で裏金を使い切りたい」などと相談。
同年夏ごろ、「暑気払い」と称し、大阪市内のホテルで1人当たり数万円の宴会を実施。課員約40人が参加した。
また98、99両年の課内の忘年会でも、それぞれ数十万円を裏金から拠出。しかし裏金は使い切れず99年春、
残金約230万円を後任に引き継いだという。
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