財源不足370億円云々というのは、要するに組合への賃下材料ですよ。
平成16年度予算編成における財源不足について
http://www.pref.nagano.jp/keiei/zaiseit/hensei/zaigen16.pdf 最大の眼目は、24億円になる寒冷地手当の全額減額で、実質上の賃下
げをまたご要求遊ばしているということです。
漏れが組合ならば、去年の財政改革プログラムの収入見通しが甘すぎた
んじゃないか、長野モデル創造枠予算とかいうわけのわからない康夫ちゃ
ん特別枠に262億も使うのをまず改めるべきだ、バイトに明け暮れて旅費
までちゃっかり貰ってる知事のモラルを正すのが先だとかなんとんかゴネ
ちゃうんだけどね(藁
いずれにせよ、前後の状況から見ても康夫ちゃんはよく事態が理解できて
ないようで、こういうのを賃下げの材料に使うという悪知恵が働くのは経済
産業省から出向している財政改革急進派の志村参事じゃないかと思うけど。
もっとも組合とすれば、寒冷地手当減額なんて不当要求だと蹴っちゃて、そ
の結果、財政再建団体に転落したらしたで、一番困るのは康夫ちゃんなん
だよね。
なんせ、総務省が県庁に乗り込んできて箸の上げ下ろしまで指導するのが
財政再建団体指定なんだから、知事特別枠の大盤振る舞いやら、衛星通信
装置つきの特別車を買ったり、ソフト利権たっぷりのイベントやら、長野版ラス
ディックやら、ダムを堰堤と看板だけを付け替えるような流域対策やら、公私
混在の旅費支給やらと彼のやりたい放題が一切できなくなちゃうわけで。
漏れも財政再建団体転落は不名誉だし、なんとか回避できないかなと以前は
思っていたけど、こうやって考えてみると康夫ちゃんの指導監督を国がしてく
れるんだから満更悪くはないなと宗旨変えしますた。
必死になって財政再建に取り組まなきゃいけないのは、康夫ちゃん、あなた
なんですよ。
>>215 過去ログにもあったけど、一般職にしてみれば財政再建団体になった方が、
給与が上がるんじゃないかというジョークはあったみたいですね。
それはともかく、再建団体になることで知事の出鱈目さが明らかにされる
ことの方が長い目で見れば長野県と県民にとってはプラスだろうね。
そうなったら、いくら何でも大半の県民は自分たちの選択が何だったのか
理解できるだろうからね。まあ一種のショック療法にはなるでしょう。
一般県民にしてみれば、このご時世では職員給与を下げよと言う悪魔のさ
さやきになびくのはやむを得ないのだろうが、これは確か条例の改正が必要
なので、知事の一存だけで決められる問題では無かろう。こういう事を平気
で切り出すのは、やはり、遵法意識に欠けるか意図的に無視するか、いずれ
にしても「やりたい放題」の為政者であって一般市民には百害あって一利な
しなんだけどねぇ。存在自体が非民主主義的だわな。