ところで住基ネットのペネトレーションテストの結果報告が21日
に出ることになっていたけど、どうなっちゃたんでしょうか(藁
康夫ちゃんが21日から中国に遊びに行っちゃたんで、明日の
知事会見で満を持して大本営発表するんでしょうか。
「侵入できず」と総務省に先手を打たれた以上、「侵入可能」
という結果はかなり説得力を持った報告でないと、すぐに国か
ら論破されてしまうよね。
品川区でやった総務省の実験に康夫ちゃんたちは、第三者の評
価を得てないとか、何千もある自治体の一つにすぎないと反論
してたようだけど、それならば長野だって同じなんだけど。
大石氏はこのスレで「なりすまし」の可能性を言及していたけ
ど、ソーシャル・エンジニアリングを使った実験ならば実施の
場所や日程は秘匿して、かなり以前から職員らが使用している
パスワードを盗む準備が必要なはず。
どうもそういう形跡もないし、下諏訪で他のシステムをダウン
させたとの報道から、庁内LANに繋いだPCからDOSアタック
とかウィルスを送ったり力技を使ったんじゃないかな。
それならば品川でもやっただろうし、それでFWが突破された
のなら管理している自治体の責任でしょ。
それと不思議なのは発表を渋っている理由として、侵入された
ことがわかるとその自治体にアタックがあるからだ、と県は言っ
てるけど、それならば最初から下諏訪だ阿智だと町村名が漏れた
ことが大問題で(あと一つの自治体名は漏れてない)、これが
報道された時点で実験は中止すべきだったはず。
事実、品川の場合は報告まで一切漏洩してないわけで、守秘義務
まで国と約束したセンシティブな実験にも関わらず情報をリーク
したのが康夫ちゃんなのか、県なのか、町村なのか、審議会メンバ
なのか、それとも請け負った東京の業者なのか、これも重要な問題だと思う。
まあ、長野では情報なぞそもそも守られないという体質ならば住
基ネットのセキュリティ云々以前なんだけどね。