有田芳生の『酔醒漫録』 2007/03/04
http://saeaki.blog.ocn.ne.jp/arita/2007/03/post_a51a.html 【浅野史郎「改革」への疑問】
> 東京都知事選挙で浅野史郎さんが立候補することが
> 確実になった。来週にも正式に出馬表明するという。
> しかし最近の発言を聞いていて疑問に思うことがある。
> 「福祉のエキスパート」だと自認し、マスコミもそう報じるの
> だけれど、はたしてそうか。これは共産党の志位委員長
> が語ったことだが、「『福祉日本一の県をつくる』と言いな
> がら、社会福祉費は全国28位から43位に、児童福祉費
> は22位から41位に落ちた」(「スポーツ報知」2日付)。
> 巨大開発で3000億円も金をかけてあまり利用されない港を
> 作ったことも問題だ。就任時の県債は6000億円。ところが
> 知事をやめるときには1兆4000億円に膨れ上がっている。
> 借金は増えたのだ。
> 財政難だと職員の給与をカットしたが、浅野さんは退職金
> 1期で約5000万円を3期分手にしている。さらには辞職後
> に社会福祉協議会会長に納まり、非常勤にも関わらず月に
> 約103万円の報酬を求めたことにも驚いた。
> 「無党派」だからいいということでもない。宮城県政の
> 中身がこれでは「改革」とはいえないだろう。「無党派」=
> 「改革」は言葉のマジックだ。情報公開や警察の裏金
> 問題にメスを入れたのは評価できる。しかし浅野史郎さん
> には、自民党以上に自民党的な体質があるように思える。