2003年7月19日 毎日新聞 東京版
[街が変わる]葬儀場建設に反対、住民らが決起集会−−杉並区・高井戸西
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◇約500人
杉並区高井戸西2の京王井の頭線・富士見ケ丘駅前に、葬儀場を建設する計画が浮上し、地元で反対
運動が起こっている。18日には、住民ら約500人が、同区久我山5の区立久我山小学校体育館に集ま
り「大決起集会」を開いた。集会には山田宏区長や地元都議、区議も駆けつけた。
問題となっているのは「さくら相互富士見ビル(仮称)」。事業主は大阪の貸金業者で、同駅の出入り口
から、幅6メートルの道路を挟んだ場所にある銀行の跡地に建設を予定している。敷地面積は626平方メ
ートル、地上3階、地下1階。
計画地前の道路は狭いうえ、商店街の入り口の前にあるため、富士見丘商店会の安岡晃会長(66)は
「(葬儀場ができれば)イメージが悪くなり、商店街はつぶれる。これ以上の交通渋滞は事故のもとだ」と
話す。
住民らは6月、区が事業主に住民への説明会を開催するよう働きかけることなどを求めた請願を同区議
会に提出。同20日の区議会都市環境委員会で採択された。同区は事業者に、山田区長名で説明会の
開催を求めたが、一度も開かれていない。
決起集会では富士見丘町会の木村茂正会長(67)が建設阻止を呼びかけ、山田区長も「断固反対す
る」と訴えた。この後、「富士見丘駅前葬儀場反対同盟」を結成する決議文が読み上げられた。【宮本扶
未子】
引用元 googleキャッシュ
http://www.google.co.jp/search?q=cache:R5Uz0HQGdtIJ:210.173.172.17/area/tokyo/news/20030719k0000c013006000c.html+&hl=ja&start=1&ie=UTF-8