【見識】何とかしろよ、市町村合併の新市名【皆無】

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802名無しさん@お腹いっぱい。
地理・人類学板の市名スレ見たら、タイミングよくこんな記事が。

<市町村合併>ひらがなの自治体30に 合併相手の刺激避け
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050226-00000034-mai-pol
 平成の大合併に伴う新自治体で、名称にひらがなを使う「ひらがな市町」が約30に達する見通しとなった。
多くの自治体は「親しみやすさ」を理由に挙げるが、新名称に旧自治体名を残す際、
名前が消える合併相手の刺激を避けるなど、摩擦回避の手段として乱用気味になったようだ。
 名称の主要部分をひらがなで構成する自治体を「ひらがな市町」とすると
99年の「平成の大合併」以降に誕生したケースは01年の「さいたま市」(埼玉県)、
02年の「さぬき市」(香川県)をはじめ11市町。さらに合併が確定したり、
主要な協議を終え合併が有力な分も17あり、合計28に達する(市17、町11)。
旧市町村や郡の名(石川県かほく市、高知県いの町)や、
昔の「国」名や広い地域名(香川県さぬき市、兵庫県南あわじ市)が多い。
地名に基づかない「イメージ」派もあり、栃木県氏家町と喜連川町が合併し、
来月28日誕生する「さくら市」は桜の名所があるため命名。
群馬県笠懸町など3町村は来年春「緑豊かな、美しい街並みの市」との趣旨で「みどり市」をスタートする。
 99年以前の「ひらがな市町」には命名例も茨城県つくば市や東京都あきる野市など11あるが、
やはり合併絡みが多かった。ラッシュとなった今回、多くはひらがなにした理由を「新鮮」「やわらかい」などと説明するが、
名称は合併協議で意見が衝突しやすい難所。特定の旧市町村名を漢字のまま使うと、
名前が残らない他の自治体は「吸収された印象になる」と反発しかねない事情もある。
谷川彰英・筑波大大学院教授(地名研究)は「日本の地名は、漢字で伝承されてきた。
漢字に込められた情報量は多く、音だけでは意味がない。地名に理解のない人が決めているのではないか。
漢字で物事を考えない現代の風潮も影響していると思う」と警告している。【宮田哲】
(毎日新聞) - 2月26日12時21分更新