2ぬすねふり
小生、山が好きで自然の中での生活に憧れ、東京から引越し、9年前長野県内の会社に就職した者で、独身です。
こちらに来てすぐ、社長に「常会に出てください(自治会に加入しろ)」と命令されました。
「常会ってなんですか」と総務の人に聞くと、「年に2回ほど有る地区の会合に参加する事だ」と言うので、「年2回くらいなら」と思い常会に出た(自治会に加入)のですが、
実際には会合は毎月末の27日ごろ夜7時から9時ごろまで集会所に組の人が(8軒ぐらい)集まって行なわれておりました。
毎回、明日の準備の残業もほったらかして作業服のままのような状態で空腹で参加すると、他の人は年金を貰っているような年配の人ばかりで、
皆、夕食もお風呂も済ませて参加しているようでした。
驚いたのは、そこで自治会費、組合費の他に保険金、国民年金、固定資産税、住民税、軽自動車税、簡易水道料、などのやり取りがされ、
さらに水道準備貯金、組貯金、赤十字費、赤い羽根、緑の羽根、PTA会費(小生独身なのに)、消防団協力金などが同意も無く徴収されておりました。
自治会と言うからには地域の政治問題などに住民一人一人の意見を取り上げてくれるのかなという期待も有りましたが、上からの要請、指示、命令を聞かされるだけでした。
月一回の常会に参加するだけでなく、各組の人は全員必ずどれか、公民館の体育委員や文化委員(日曜日ごとに用がある)、衛生委員(ごみ収集日の朝ゴミのそばに立っている。
直前でなければ出してはいけない決まりなので、猫やカラスではなく、人間の監視)、組長、会計などの「役」にならねばなりません。
さらに、区長や自治会長の他に、地区から何人かずつ地区全体の民生委員、衛生指導員、防犯委員、災害対策委員、公民館委員、赤十字委員、交通安全指導員などが立候補無しの強制で選出され、
交通安全協会(所得隠し)などのお役人の命令に従って、黄色い服を着て交通安全の旗を持ち道の脇にずらりと並ばされたり、勤めを休んで役所の講習会に参加したりしなければなりません。
地区の公民館行事や道路や公園の掃除には勤め人には年数回しか無い3連休の中日の日曜などもあてられて、住民全員の参加が強制的に求められ、
山登り(小生これが目的で長野に引っ越してきた)に行っていたりしたら追い出される事になります。
小生、今は山の中の借家を出て公営住宅に住んでおります。
借りる条件に自治会加入はありませんが、状況は変わりません。
越してきてすぐに組長さんが組合費を集めに来たとき、組合費と自治会費が別々だったので、
小生近所付き合いも大切と思い「組には入りますが、自治会には入りません」と答えたところ、
「ここは○○自治会の××組です、自治会に入らない者など聞いた事が無い」と怒られて結局どちらも入らないでいたところ、
何日か経って役人が訪ねて来、銀行振り込みの家賃とは別に組合で集めている浄化槽代の事をあげつらい、「集める人の身になって考えろ、組合に加入しろ」と脅かされました。
また役人にこんな事もいわれました
「自治会を通して我々は住民の意見を汲み上げている」と。
私の経験からその様な事は全く無いと思っています。
自治会の意見とは隣近所の付き合いやしがらみの内から上がってくる力の強い者だけの意見であり、これはまた匿名で一人一票の議会制民主主義に反する事だと思います。
町おこしとか協働とか言われておりますが、田舎での生活とは、ただ静かにのんびり暮らせれば良いのではないでしょうか。
そこに田舎の価値があり、私以外の多くのかたがたもそれ以上の物を求めてはいないのではないかと思います。
誰それ?
スレたてたのは川も許さんに間違いなさそう。