来年の千葉県議選・千葉市議選

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818名無しさん@お腹いっぱい。
[税モラル]花沢被告が県議辞職 派閥求心力低下、知事選に影響も /千葉

 滞納した税を不正に免除させた背任罪で懲役1年6月の実刑判決を受けた県議の花沢三郎
被告は17日、辞職願を県議会に提出し、受理された。「ボス県議」とも呼ばれた花沢被告
の辞職で、会長を務める自民県連の最大派閥「京葉政経研究会」(約40人所属)の求心力
低下は避けられず、堂本暁子知事を支持する姿勢を見せていた花沢被告の「失脚」は、来年
3月の知事選にも影響を与えそうだ。【大場伸也】
 花沢被告は千葉市議を経て79年、県議に初当選し、現在6期目。86年に千葉市内の土地
区画整理事業を巡る汚職事件で、業者から300万円を受け取った収賄容疑で逮捕され、執
行猶予付きの有罪判決を受けている。
 その後、95年に浜田幸一・元衆院議員系の県議会派閥「幸友会」を離脱し、新派閥「京
葉政経研」を結成した。土木などの公共事業に隠然とした影響力を持ち、その資金調達力で
県政界の「ボス」にのし上がった。
 実刑判決で収監された花沢被告は17日、保釈金2000万円で保釈され、弁護士を通じ
て「一身上の都合により、辞職いたしたく願い出ます」との辞職願を県議会に提出。宮内三
朗議長が受理し、辞職が決まった。宮内議長は「京葉政経研」幹事長で、「政策集団として
の京葉政経研は存続させていきたい」と話した。花沢被告の会長辞任については「まだ何も
考えていない」という。
 花沢被告は来年3月の知事選で、堂本知事を支持する姿勢を見せていたが、自民県連には
若手を中心に独自候補擁立を求める声が強く、1〜3期の若手約40人は今月4日、党内派
閥を超えた勉強会「一二三会」を発足させている。堂本知事は17日、花沢被告の辞職につ
いて「税金は平等であるべきという、千葉地裁の本質をついた判決を、(花沢被告が)政治
家らしく認識した結果だと思う」とコメントした。
 一方、自民以外の6会派は、花沢被告の辞職勧告決議案を18日開会の県議会に共同提出
する方向で一致していた。(毎日新聞)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041118-00000134-mailo-l12