芦屋市前助役の汚職事件で神戸地裁は9日、贈賄罪に問われた
3業者にいずれも執行猶予付きの有罪判決を下しました。
判決は、事件が前助役の富田邦裕被告(収賄罪で公判中)が業者に
謝礼を要求した「たかり型」汚職であったことや、談合組織の存在、
市議の仲介も認定したものでした。
芦屋市の公共工事には構造的な問題があったことが、改めて
浮き彫りになったものです。
判決内容は、富田元助役に総額250万円の賄賂を渡したとして
贈賄罪に問われた西宮市鳴尾町2、造園会社「ランドスケープ」
元社長、多田昭宏被告に懲役1年、執行猶予3年(求刑懲役1年)
尼崎市大西町1,土木会社「海月建設」元社長、谷口和正被告に
懲役10月、執行猶予3年(求刑懲役1年)、芦屋市津知町1
土木会社「大協」元社長、小藪浩行被告に懲役8月、執行猶予3年
(求刑8月)というものでした。
一方、贈賄業者の判決公判に先立ち、この日の午前に開かれた
富田被告の第4回公判では、弁護側の被告人質問で同被告は、
いずれの収賄についても「私から現金の要求をしたことはない」と
供述しました。結果的に謝礼を受け取ったことに関しては、
「長谷基弘市議が私の名前を使い、私に渡すかのように言って
複数の業者から多額のお金を受け取っていたことを贈賄の2業者から
知らされ、長谷議員を呼びだして質したところ、
否定しなかったので事実と解釈し、腹立たしさからやけくそ気味に
なってしまった」と主張し、贈賄業者との関係については
「長谷市議や畑中俊彦市議の積極的な働き掛けを拒絶できなかった」
などと述べていました。
また、贈賄業者の入札参加や下請け参入などへの具体的な便宜供与は
していないとし、「相談に乗ったり、市議からの要望を元請け業者に
伝えただけ」などと供述し、自らの積極的な関与は一貫して
否定しました。
これに対し、贈賄業者の判決理由では、同被告が業者に便宜供与を
持ちかけたことや、長谷、畑中市議の積極的な仲介が
「犯行の誘因となった」などと指摘。同被告の証言とは多くの部分で
異なる事実認定がなされています。
2番ゲット!
さっさと悪もんはやめさせたらええやん
芦屋市の元助役による一連の汚職事件にからみ、贈賄容疑で
書類送検され、起訴猶予処分となった畑中俊彦市議(40歳)と
元助役と贈賄業者との海外旅行に同行した長谷基弘市議(43歳)が
同市会の百条委で証言を拒否していた問題で、同市会は9月25日
地方自治法の百条第三項に基づき、証言拒否罪で両市議を神戸地検に
告発しました。
一連の汚職事件をめぐっては、両市議の事件への関与が浮上。
同市会の百条委では今年4月と6月の2度にわたり、両市議に対し
証人尋間を実施しましたが、起訴猶予処分になった畑中市議は
「刑事訴追を受ける可能性がある」として、宣誓を含め一切の証言を
拒否。また元助役らとの海外旅行に同行した市議は
「海外旅行は元助役に誘われた」と証言したものの
旅行の目的や贈賄業者との関係などについては証言を
拒否していました。これらに対し、同市会は地方自治法に基づき
今年7月、両市議に対する告発決議を可決していました。
告発状によると、起訴猶予処分となった畑中市議に対しては
「正当な理由がないのにすべての質問についていずれもその証言を
拒んだ」とし、海外旅行に同行した長谷市議に
対しては「正当な理由がないのに海外旅行の目的や
贈賄業者の下請け参入に推挙した事実の有無などの各質問に延言を
拒んだ」としています。
畑中市議は「弁護士とも相談して正当な証言拒否だと判断した。
告発することに意義があるという感じで納得できない」と話し
不当な告発を受けたとして法的な対抗手段を検討していることも
明らかにし、議会との対決姿勢をあらためて鮮明にしています。
芦屋市議会が9月18日に行った一般質問に際し、芦屋市の元助役による
一連の汚職事件にからみ贈賄容疑で書類送検され、起訴猶予処分となった
畑中俊彦市議(40歳)が「質問の直前、山口寛市議から侮辱を受けた」として
山口市議の処分を要求する文書を提出していた問題で、同市議会は26日
懲罰特別委員会(灘井義弘委員長)を開きましたが、審議の結果、山口市議には
懲罰を科さないことを決めました。
18日の畑中市議の質問直前には、同市議の質問自粛を求めて14人の
市議が退席。畑中市議はその際「山口市議から「本当に発言するのか、アホ」
「当局は答弁書を書くのもアホらしいと言っている」といった発言で侮辱を受けた
として、地方自治法に基づき山口市議の処分を求めていました。
ああなさけない。
芦屋市で入札の落札価格が予定価格にどれだけ近いかを示す落札率が
今年度は平均84%で、1999-2000年度の91%を大きく
下回っていることが市長の諮問機関、入札契約制度改善委員会の調査で
わかりました。汚職事件の摘発後、談合の可能性が高いとする
落札率95%以上の入札の割合が半減するなど、落札率が下がっており
捜査のメスが入ったことで、それまでの談合体質がやや鳴りを潜めた傾向が
あります。
ということは今まではやりたい放題だってこと・・ああなさけない。
7 :
名無しさん@お腹いっぱい:01/11/26 16:44
芦屋はさっさと西宮市が吸収したったらええやんけ
6>>分かったようなこと素人が言うもんじゃあない。落札率と談合関係ないよ。
>8
たしかに落札率と談合は関係ないですね。
でも施行条件なしの工事では、落札予定価格が漏れにくくなっている
=チャンピオンが生まれにくいってことで談合しにくいとは思いますが。
芦屋市発注の公共工事に絡む汚職事件で市議会調査特別委員会は28日
贈賄罪で有罪判決を受けた3業者に対する証人喚問を行いました。
尋問内容は、一連の事件への長谷基弘市議、畑中俊彦市議の関与に
集中しました。 富田(元助役・公判中)被告は公判で
「長谷市議が私の名前を使って業者から約2千万円を集めていた」と
供述していますが、長谷市議に富田被告を紹介された業者の一人は
この日、「長谷市議に無茶苦茶にされた」と声を絞り出していました。
この業者は長谷市議から再三にわたって富田被告の接待を要請され
事件直前には同市議、富田被告と海外旅行していました。
その代金について、同市議は議会で「3分の1は支払った」と
説明してますが「旅費は全額、私が払った。長谷市議は飲食代などは
出したが3分の1を支払ったというのは間違っていると思う」と証言。
また、もう一人の業者と合わせて同市議に約480万円を貸しており
一人は内容証明付きの郵便で返済を促していることも明らかになりました。
2業者は事件に至る経緯を振り返り、「富田被告というより、長谷市議に
利用されたという思いが強い」と明言していました。
一方、畑中市議の仲介で富田被告らから便宜供与を受けた業者は
同市議から「もうけさせてくれるのか」「もうけの半分をくれ」と
持ち掛けられた経緯や、畑中市議に200万円を渡したときは元助役と
市議の100万円ずつという認識だったことなどを生々しく証言しました。
同委員会は12月3日の次回委員会に長谷市議の出席を求め、同市議の説明と
業者の証言の食い違いについて事情を聴くことを決めました。
芦屋市の公共工事に絡む汚職事件で、同市議会調査特別委員会は
3日、贈賄罪で有罪判決を受けた二業者を同市の富田邦裕被告
(元助役・公判中)に紹介したとされる長谷基弘市議に事件への
関与などをただした。
同市議は「市営住宅新築工事で受注を望んでいた別の業者を
元助役に推した謝礼に、現金三百万円を受け取った」と発言、
一連の汚職事件以外での現金授受の事実を明らかにした。
同市議は汚職事件では刑事罰の対象にはなっていないが、
新たな事実が出てきたことで、市民などから同市議の倫理観を
問う声が強まりそうだ。
この入札は昨年二月。同市議は「伊丹市内の建設会社から
受注したいと依頼があり、元助役に声を掛けた。元助役が
どう動いたかは知らないがその業者が落札した」と証言した。
同工事の落札金額は三億百万円で予定価格と同額だった。
その後、同市議がこの伊丹の業者に働き掛け、今回の事件で
有罪判決を受けた旧知の業者の下請け参入が決まった。
落札の謝礼は「昨年五月ごろ、下請けの受注金額に
四百五十万円ほど上積みして(伊丹の業者から下請け業者に)
支払わせ、その中から三百万円を受け取った。
この件は警察にも伝えている」と説明した。
同市議は富田被告から要求される接待などで
「飲み代を含め四百万から五百万円ぐらい支払っており
クレジットカードの返済に困っていた」とし
「受け取った三百万円はその返済などに充てた。
私腹を肥やしたわけではない」などとした。
スレは立たないけどチェックはしてるでー
チンピラたちに税金持っていかれへんようにどんどん
糾弾してやー
おうえんしてるでー
ありがとうございます。
贈賄容疑で有罪の3業者:
大協(神戸市)海月建設(尼崎市)ランドスケープ多田(西宮市)
以前、調査特別委員会に招聘された業者(岩園小立替工事関係):
住友建設、柳土木、山手造園、三同建設
>11の追加
芦屋市議会百条委員会で、事件とのかかわりを指摘されている
長谷基弘議員が摘発された3件とは別の若宮町の市営住宅建設工事で
「建設業者の依頼で、助役に声をかけ、謝礼として300万円受け取った」
と新事実を証言しました。2000年2月の市営住宅工事入札で、
伊丹市内の建設業者が予定価格と同じ3億100万円で落札しています。
更にこの300万円は伊丹市の建設業者から下請け業者に対し契約金額に
上乗せして支払われたうちから賄われたことも打ち明けました。
長谷議員は受け取った金について「自分の政策実現のため、
助役との飲食の支払いなどに充てた」と述べ、公共工事に絡んで
絶大な権限を持った助役と、それを利用しようとする議員の
「癒着の構図」がここでも改めて明らかになりました。
この日、長谷議員は「業者から受注したいと依頼があり、
富田助役に働きかけた。助役が動いて落札でき、その謝礼と先々の
付き合いなどの意味で300万円もらった」と述べました。
さらに、富田被告に対し飲食代の負担のほか、旅行のプレゼントや
高額な出産祝いを贈り、「はっきりと記憶していないが
総額で400〜500百万円使った」と言い
滞っていたクレジットカードの支払いに上記の300万円を使ったと言明。
接待を続けた理由について、「彼はおごってもらうのが当たり前だと
思っていたようだ。自分自身の企画や政策が、彼に言えばかなりの部分で
実現できた。応じないと積み上げてきたものがつぶれてしまいかねないと
思った」と釈明しました。これらに対し、委員の一人が
「受け取った3百万円はいわば公金であるにもかかわらず
賄賂としての認識はなかったのか」との問いには
「罪の意識はなかったとは言えないが、賄賂性についてはお答えしかねる」
としました。
長谷議員はこれまでの百条委で証言拒否したとして地検に告発されています。
この日、具体的に証言した理由として
「汚職事件の公判で、すべて私に責任があるように言われているので」と
話していました。
芦屋市議会は10日、議会運営委員会を開き、同市発注の公共工事に絡み
便宜供与の謝礼として業者から現金を受け取っていたとされる
長谷基弘市議に対する辞職勧告決議案を全七会派が共同で提出した。
11日の本会議に上程される。同市議に対する辞職勧告決議案は
六月定例議会でも可決されており、可決されれば二度目の辞職勧告になる。
長谷市議は3日に開かれた同市発注の公共工事に絡む汚職事件の
調査特別委員会で、贈賄業者との関係を問われた際
「市営住宅の新築工事で、(別の)伊丹市内の業者から受注したいと
依頼された。富田邦裕元助役に推した謝礼に、現金三百万円を
受け取った」と発言。一連の汚職事件以外での現金授受の事実を
初めて明らかにした。
同市議は警察の調べの中でこの現金授受の事実を話しているとし、
現金については「元助役の接待でできた借金の返済に充てた。
私腹を肥やしたわけではない」などと弁明。これに対し同僚議員からは
「議員を辞めて責任をとるべき」との声が上がっていた。
提出された決議案は、「今回の金銭授受が捜査当局の刑事手続きが
とられないことをもって、不正行為に当たらないかのような開き直りの
態度に終始した」と指摘し、「公職にあるものの最低限の倫理観さえ
見出すことはできず、市議としての資質・資格とも喪失している」
「市民の信頼を一層深く傷つけた」などとしている。
ああなさけない。
12月11日の芦屋市議会本会議で、全7会派が共同提出した長谷基弘市議に
対する2度目の辞職勧告決議案は特に異議を唱える声は出ず、可決されました。
なお、同じく3月24日に市議会から辞職勧告を受けている畑中市議は
決議に際し退場しました。
芦屋市の公共工事に絡み、業者から謝礼金を受け取っていたと自ら明かした
長谷市議に対し、同市議会が出した答えは「即刻辞職すべき」というものでした。
長谷市議は今月3日に開かれた同市発注の公共工事に絡む汚職事件の
調査特別委員会で、一連の事件とは別に、業者から3百万円を受け取ったことを
明らかにし、「富田元助役の接待でできた借金の返済に充てた。
私腹を肥やしたわけではない」と説明していました。
この日同市議は「私の発言が政治不信を招き、深く反省している」と述べた上で
「私は刑事責任は問われていない」「私の非難されるべきところは
富田元助役との関係を勇気を持って断ち切れなかったこと」などと
弁明を繰り返していました。
これに対し、他の議員らは「刑事責任が問われなければ、現金を受け取っても
いいのか」「どういう神経で『自分の懐に入れていない』という言葉が
出てくるのか。感覚がマヒしている」などと強く糾弾。
採決の結果、6月定例議会に続き2度目の辞職勧告を突き付けました。
可決後、同市議はマスコミの取材に対し
「現金を受け取ったことは本当に反省している。決議をどう受け止めるかは
まだ考えていないが、正直に事実を話すことが自分の責任の取り方だと思う」
などと話し、辞職するとの言明は避けました。
一部の市議に「いつまでも汚職問題をやるべきではない」との意見も
あるそうです。ああなさけない。
はげは月20回ゴルフしてるそーやけどそれ以外なにしてんの?
選挙のおーえんに駈り出されたトモダチ(なんのトモか知らんけど)も未だに廻りうろうろしてるし
なんだかなぁ〜
畑中って確か神戸で一番コンパ好きの馬鹿な上場(東証で二部かな???)会社、
そう"泣く子も、今では誰も泣かない"あのワールドってつまらん会社の組合出身なのよねぇ・・・。
コンパばっかやってたから・・・。
芦屋市の公共工事に絡む汚職事件で、収賄罪に問われた富田邦裕被告の
第5回公判が14日、神戸地裁でありました。検察側の被告人質問で
贈賄業者が入札参加業者の指名を受けたリ、下請けに参入した経緯を
問われた同被告は「結果的にそうなっただけで、私は強引に推していない」
などと、自らの積極的な関与をあらためて否定しました。
業者から受け取った現金についても、「業者側から『お礼をします』と
言われ、いろいろと相談に乗ったことへのお礼だと思った」と供述。
便宜供与への見返りという認識はなかったとしました。
同被告は前回公判で、「長谷基弘市議が私の名前を使って業者から
多額の現金を集めていると知り、腹立たしさからやけくそ気味に
現金を受け取ってしまった」と供述しています。
この日、検察側から「『腹立たしさ』は、自分にくるはずだった
賄賂を長谷市議に取られたことに対してでは?」と問われると
「長谷市議にはそんなことはやめてほしいと思った」と
供述しましたが、検察側から即座に「長谷市議にそんなことは
やめてほしいと言いながら、あなた自身は金を受け取ったのは
どういうことか」と詰問されると返答に窮していましたが
「業者とのやリとリの中で気の緩みが出てしまった。
本当に反省している」と述べました。
次回公判は今月27日午後3時からで最終弁論を行い結審する予定。
なすりつけあい・・ああなさけない。
談合情報がマスコミを通じて寄せられたために延期していた
芦屋市津知・大桝両公園整備工事の入札が12月18日に
同じ指名業者で行われました。
その結果、事前情報で落札業者が名指しされていた
津知公園整備について、情報通リの業者が落札しました。
同市は談合情報を受け17日に指名業者の担当者を呼び
事情聴取しましたが、「談合の事実は確認できなかった」
とし、指名業者に「談合は行っていない」などとする
誓約書を提出させました。
しかし、情報通リの業者が落札したことなどから
再度、両公園とも落札業者から事情を聴くことを決めました。
芦屋市は「談合の事実が確認できない場合は契約を結ぶ予定」と
しています。
談合している業者が談合していますなんて言うはずない・・・
ああなさけない。
芦屋市発注の震災復興事業に絡む汚職事件で、収賄罪に問われた同市元助役
富田邦裕被告(45)の論告求刑公判が27日、神戸地裁であった。
検察側は「(同市民は)復興の指導者たる役割を期待していたのに裏切った。
繰り返し業者にワイロを要求するなど、犯情は極めて悪質で
市政に大きな混乱をもたらした」などとして同被告に懲役2年6ヶ月
追徴金250万円を求刑した。判決は来年2月12日に言い渡される予定。
起訴状によると、富田被告は同市発注の震災復興土地区画整理事業に絡み
同工事を落札した業者に対し、同市内の土木工事会社を下請けにするよう
推薦。その見返りとして昨年11月27日、同社元社長から現金50万円を
受け取ったとされる。また、公園整備工事や小学校校舎建て替え工事に
絡んで別の二業者からそれぞれ現金100万円を受け取ったとされる。
弁護側は最終弁論で「要求型の収賄事件ではなく、反省もしている」などと
執行猶予付きの判決を求めた。贈賄罪に問われた三業者の元社長らは
12月9日有罪判決を受け確定している。
ありがとうございます。
山中健市議がんばれ