無限に付いて語る。実無限VS可能無限

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「濃度が等しいことの証明ができないとしても、そのことは濃度が
異なることの証明になっているわけではありません。」(78ページ)

この本では「濃度が大きい」というような考え方に反対していて、
対角線論法という「論法」自体は認めているように思う。
しかし冷静に考えれば、「濃度が大きい」といっても、それは、
対角線論法で新しい実数を作ることができるということの言い換え
でしかないと思うのだが。