無限に付いて語る。実無限VS可能無限

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206ヴィト
>>199
>ゲーデル本人の哲学はあくまでも実在論だった。

実在論けっこう。しかしながら「非可算集合が存在する」
と証明できる可算モデルの存在は、実在の薄弱さを示して
いるのではないかな?

>>200

「議論が簡潔になる」ことと「豊かになる」こととは両立しない。

集合論は、構成に関する繊細な問題を塗りつぶした点では、
数学を詰らないものにしたといえる。その点では人を考えなく
させるアヘンといってもよい。

アヘンに一度でも溺れた人間にとって、アヘン抜きの生活は
耐えがたい。しかしながら、超越的手段は、所詮アヘン中毒
患者の幻想に過ぎないのである。現実の人間の為し得ること
は窮屈なのだ。それを痛感することがバカげているというなら
さっさとあの世へいったらどうか?

非構成的な数学は
「哲学というより宗教であり、
 あまりにも清浄であるが故に
 いずれ何びとも近づけなくなる」
といっておこう。

人は所詮神にはなれぬ。