1=0,99999999999・・・・・・・・

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692132人目の素数さん
高校生にも分かる説明として,こんなのどうよ.

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目の粗い物差しで物の長さを図っても,0.9cmと1cmの区別がつかない.
もうチョッと目が細かい物差しでも,0.99cmと1cmの区別がつかない.
更に目の細かい物差しでも0.999cmと1cmの区別がつかない.
  .
  .

と,これではきりがありません.どの,自由に選んできた物差しに
対しても,認識できる精度が決まってることに注目すると,上の
文章たちは,以下の一つの文章で説明できるでしょう.

「どの自由に選んだ物差しに対しても,ある有効桁数n(精度)が
決まっていて,1cmと0.999999...(n桁以上続く)の区別は,その
物差しでは出来ない」

このことを,数学では形式的に 1=0.999999... と書きます.

上の文章で,物差しが”任意に選ばれた”ということが重要です.どん
な物差しで計っても 1=0.999999... である,と形式的に書くことが
出来ます.
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結局εδなんですが,ある程度正確である程度わかりやすいかと....