1=0,99999999999・・・・・・・・

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228132人目の素数さん
f(1)=0.9
f(2)=0.99
f(3)=0.999
...

なる実数列{f(n)}に対して f の自然延長を g とおく.
(注:g の定義域は N^* であって,N 上では g=f.)
正の整数 k をひとつ取り,固定する.n を変数とすると

[f(k)<f(n) かつ f(n)<1]⇔[n∈N かつ k<n]
だから超実数の公理より
[g(k)<g(n) かつ g(n)<1]⇔[n∈N^* かつ k<n]

よって任意の「正の無限大超整数」u に対して
(u∈N^* かつ k<u だから)g(k)<g(u) かつ g(u)<1
つまり 0<1-g(u)<10^(-k) が成り立つ.これが任意の
正の整数 k についていえるので,1-g(u) は正の無限小超実数.
これが任意の「正の無限大超整数」u に対していえるので
実数列{f(n)}は収束し,極限値は 1 である.従って
0.999...=1 が成り立つ.

とゆうわけでロビンソンの超準解析で考えても 0.999...=1 となる.
この流儀だと 1-g(u) が正の無限小超実数になるところが
「9が“無限個”続いても 1 になるように思えない」気持ちを
多少あらわしている…と言えるのか? よーわからん.