1 :
132人目の素数さん:
数学的帰納法の原理
1、命題P(1)が成立する。
2、命題P(n)が成立すると仮定するならば、命題P(n+1)も成立する。
をが正しいことを示せ。
2 :
132人目の素数さん:2001/07/14(土) 21:56
ネタかアホか?まーアホだろうな
どうだろうな。むしろ、うんこじゃないか?
4 :
132人目の素数さん:2001/07/14(土) 22:11
でもおれ示せるよ。
6 :
132人目の素数さん:2001/07/14(土) 22:22
まじで示してほしい?
8 :
132人目の素数さん:2001/07/14(土) 22:28
やったところで君はその答えがあってるかわかるの?
10 :
132人目の素数さん:2001/07/14(土) 22:45
M:={k|kは自然数で、かつ命題P(k)は成立しない}
を考えて、M=φであることを示せばよい。
ここでM≠φと仮定する。まずMには最小の自然数mが存在する。
このmは帰納法の仮定よりm>1である。
いまn:=m-1とおけばnは自然数であり、またMの定義から、
命題P(n)は成立する。これにより帰納法の仮定から、
命題P(n+1)が成立する。即ちn+1はMの元でない。
これはm=n+1がMの元であることに反する。
よってM=φなので。命題が正しいことが示された。
11 :
132人目の素数さん:2001/07/14(土) 22:47
あの変な記号は空集合の間違え。
ていうか、この問題って、数学基礎論の域じゃないか…
めちゃくちゃ高度な問題だから、下手に手を出さない方がいいと思われ。
13 :
”:2001/07/14(土) 22:48
10ならまだましだ。1はムチャクチャ
>>10 それは、1のいうPとは別物だよな?
なぜm>1なんだ?なぜいきなり帰納法を仮定してるんだ?
16 :
132人目の素数さん:2001/07/14(土) 23:05
いや1の命題の証明になってるでしょ。
17 :
1は:2001/07/14(土) 23:06
「をが正しいことを示せ。」
というのがワカラン。
19 :
132人目の素数さん:2001/07/14(土) 23:16
お前ら文句があるならてめえらで解答してみろよ。
20 :
1は:2001/07/14(土) 23:18
もしかして1行落ちてるのか?
ペアノの公理見ろ。
要するに公理と同値ってことか。
証明と言っても、公理と同値なのを示すのがせいぜいだろうな。
公理以前に1は言葉を操れないらしい
24 :
132人目の素数さん:2001/07/14(土) 23:32
10の証明は自然数nで定義されている命題P(n)が
すべての自然数nに対して成立することを、
帰納法の原理を用いて証明してるんじゃないかな。
25 :
132人目の素数さん:2001/07/14(土) 23:34
1は多分何行か落ちてるんだ。
そして本人は全然気づいていない
>>24 帰納法の原理を証明するのに帰納法を使ってるから問題があるってこと?
27 :
132人目の素数さん:2001/07/14(土) 23:50
そうだね。帰納法の原理を証明するのに帰納法は使えないよね。
いや、しかし帰納法の原理を証明するのはけっこう難しいんじゃない?
数学的帰納法の原理
「1、命題P(1)が成立する。
2、命題P(n)が成立すると仮定するならば、命題P(n+1)も成立する。
1,2が成り立つならば、P(n)はすべての自然数nについて成り立つ。」
が正しいことを示せ。
証明
M:={k|kは自然数で、かつ命題P(k)は成立しない}
を考えて、M=φであることを示せばよい。
ここでM≠φと仮定する。まずMには最小の自然数mが存在する。
このmは仮定よりm>1である。
いまn:=m-1とおけばnは自然数であり、またMの定義から、
命題P(n)は成立する。これにより仮定から、
命題P(n+1)が成立する。即ちn+1はMの元でない。
これはm=n+1がMの元であることに反する。
よってM=φなので。命題が正しいことが示された。
29 :
浪人生:2001/07/15(日) 00:01
いやぁ帰納法の根源の疑問が判っ……らねぇ……(笑)。
31 :
KARL:2001/07/15(日) 00:32
>>28 「ここでM≠φと仮定する。まずMには最小の自然数mが存在する。」
これがポイントですね。この命題は数学的帰納法で証明することができます。
楽しい循環論法!
>>28 は高校生に対する答えとしてなら正しいと思う。
厳密には、数学的帰納法はそれが成り立つように(あるいはそれを使って)
自然数を構成したから成り立つんだよ。
正しくねぇよ。誤魔化してるだけじゃない。
28は正しいだろ。数学的帰納法を使ってるわけじゃないし。
数学的帰納法は常に正しい。定義だとか言ってる奴は電波だろ。
35 :
132人目の素数さん:2001/07/15(日) 01:14
>>28が成り立つためには、
「Nの任意の部分集合は最小元を持つ」
ことを仮定することが必要。
>>1 P(n):x^n+y^n=z^n は自然数解を持つ。
38 :
132人目の素数さん:2001/07/15(日) 01:55
>>34のように数学板は公理系といものを認識すら出来ない
高校レベルの厨房多いね。
厨房のくせに偉そうに他人を電波呼ばわりしてるし。
>>38 >>34はこのスレを盛り上げるために、ドキュソのふりしてるだけだろ。
もし、本気で言ってるとしたら、今井と一緒に精神病院に入院した方がよい(藁
よく解んないんだけど、最小の自然数mが存在せず、かつ M が空でないことがあるのかなぁ?
42 :
132人目の素数さん:2001/07/15(日) 02:52
>いまn:=m-1とおけばnは自然数であり、またMの定義から、
>命題P(n)は成立する。
どうでもいいけど、「またmの定義から」
じゃないの?
学校教育は無茶苦茶だ・・・
46 :
132人目の素数さん:2001/07/16(月) 00:50
あげ
47 :
KARL:2001/07/16(月) 01:23
>>42 mとMの両方の定義がかかわりますね。
>>44 私は不賛成。
>40
初心者クンへ
>よく解んないんだけど、最小の自然数mが存在せず、かつ M が空でないことがあるのかなぁ?
その通り、そんなことはありません。でもそんなあたりまえのことを証明しようとするのが
数学というやつで。自然数からなる集合Mが空でなく、かつMの中に最小の自然数が存在しないと
したら、矛盾が生ずることを数学的帰納法で証明してみてください。ヒント:Mが空集合である、
という結論が導けます。
48 :
132人目の素数さん:2001/07/16(月) 02:10
[ペアノの自然数の公理5)]
Nを自然数全体の集合とする.Nの任意の要素nに対して,n'が定義されており,n'のことをnの後者(successor,Nachfolger)と呼ぶ.n'=n+1と書かれることもある.
Nは次の5つの公理を満たす.
(1)1はNに層す.
(2)nがNに属せば,n'もNに属す.
(3)nがNに属せば,n'≠1.
(4)n'=m'ならば,n=m.
(5)数学的帰納法の公理
MをNの部分集合とする.次の2つの条件
@1はMに属す.
AnがMに属せば,n'もMに属す.
が満たされれば実はM=Nである.
公理の(2)(3)(4)は,写像:n→n'がNからN\{1}の上への全単射であることを示している4).
公理の(5)は数学的帰納法と全く同じ形式であり,数学的帰納法の公理と呼ぱれている.自然数の集合に限らず一般の集合が@,Aを満たせばその集合は継承的であるという.例えば,有理数の集合Qや,実数の集合Rなども継承的である,自然数の集合NはRの部分集合の中で最小の継承的集合であることがわかっている5).
さて,数字的帰納法はふつう次のようなかたちに書かれる.
(6)数学的帰納法
自然数nに関する命題P(n)が次の2つの条件
(a)P(1)は真である.
(b)任意のnに対し,P(n)が真ならばP(n+1)も真である.
を満たせばすぺてのNの要素nに対し命題P(n)は真である.
数学的帰納法の公理と数学的帰納法とは命題として同値であることを証明しよう.
(証明)
数学的帰納法の公理を(5)と記し,数学的帰納法を(6)と記す.まず(5)⇒(6)を示す.
P(n)が真となるnの集合Hを考えると,HはNの部分集合である.Hが(5)の@,Aの条件を満たすとする.すなわち,
@1はHに属す.⇔ P(1)は真.
AnがHに属せば,n+1もHに属す.⇔ P(n)が真ならばP(n+1)も真.
このとき(5)からH=Nである.つまりP(n)が真となる集合はN全体である.これですべての自然数nについてP(n)ば真であることが示された.
次に,(6)⇒(5)を示す.Nの部分集合をMとし,命題P(n)を[nがMに属する]とする.P(n)が条件(a),(b)を満たすとする.すなわち,
(a)P(1)は真.⇔ 1はMに属す.
(b)P(n)が真ならばP(n+1)も真.⇔ nがMに属せば,n+1もMに属す.
このとき(6)から,すべてのNの要素nに対し命題P(n)は真である.つまり,Nの任意の要素nに対し,nはMに属する.よってN(Mである.M(Nでもあったから,M=Nである.これで,(5)と(6)は同値であることが証明された. ■
そこで,次の定理をえる.
[定理]
ペアノの自然数の公理(5)と数学的帰納法(6)とは同値である.
さらに,数学的帰納法は自然数全体の集合Nが次の性質(7)をもつことと同値である6).この性質はNの整列性と呼ばれている.
(7)自然数の整列性
自然数Nの任意の部分集合Sには必ず最小数が存在する.
49 :
132人目の素数さん:
うろおぼえだが確かゲンツェンが証明していた。
しかし超限帰納法を使っているので、結局のところより強力な公理系の下でしか
証明できないのでは?