1 :
名無し定理の未解決さん :
2000/11/27(月) 16:16 Hartshorneの ”AlgebraicGeometry”をゆっくり読む ChapterT.Varieties 1Affine Varieties から着実に読み進める。
k:代数的閉体 A^n:kのn組み全体 A:k[x1、・・・、xn] (k上のn変数多項式環) Aの部分集合Tにたいして、 Z(T)を任意のTの元f対して f(P)=0となるA^nの元全体の集合とおく。 Aはネター環(体はネター環で Rがネター環ならばR[x]もネター環だから) よってZ(T)は有限個のZ(f1)、・・・、Z(fr) の共通部分としてかける。
A^nの部分集合Yについて、 Yがargebraic set であることを ”Y=Z(T)なるTが存在する” で定義する A^nのargebraic set全体は閉集合の公理を満たす。 よってargebraic setの補集合全体を開集合系とする 位相をA^nに定義できるこれをZariski位相という。
名無し定理の未解決さんという名前は長すぎるし そればかり記憶に残ってしまうから使うのをやめる。 生物板のななしゲノムのクローンさんみたいなのを 考えたかったのだが。 以降は内容に応じて define、theorem、lemma などと名前を使い分ける。
位相空間Xの空でない部分集合Yについて、 Yがirreducibleであることを YがYの真部分集合であるYの閉集合Y1、Y2 をもちいてY=Y1∪Y2 と表されないこととする。
A^1はirreducible なぜならA^1の閉集合であり真部分集合である 部分集合は有限点からなる。 しかし、A^1は無限集合 kが代数的閉体だから。
7 :
疑問 :2000/11/27(月) 22:51
代数的閉体が無限集合なのは何故?
8 :
訂正 :2000/11/27(月) 22:58
文字化けしてた1の発言 >Hartshorneの >”AlgebraicGeometrb・・ >から着実に読み進める。 は >Hartshorneの >AlgebraicGeometry >chapter1.varietiesの >1.affine variety >から着実に読み進める。
勘違いだった。 でも機種依存文字つかってたらかも。
10 :
>7 :2000/11/27(月) 23:32
体 K は有限体だと仮定する。 K={a(0),a(1),a(2),...,a(n)} とおく。このとき多項式 f(x):=(x - a(0))(x - a(1))(x - a(2))...(x - a(n)) + 1 の根は K の中には無い。よって K は代数的に閉じてない。
セミナーは友達とやれや。
irreducible space Xの 空でない開部分空間Bは はirreducibleであり稠密。 示す 1.稠密 Bc:Bの補集合 [B]:Bの閉包 とおくと X=Bc∪[B] [B]=Xでないと Bc=Xで矛盾 2.irreducible B=Y1∪Y2とBの真部分集合である Bの閉集合Y1、Y2をつかってかけたとする。 Yi=B∩Zi となるXの閉集合がある。 X=(A∩Z1c)c∪Z2 となりXがirreducibleであることに矛盾。
Yが位相空間Xのirreducible subset ならばYの閉包[Y]もXでirreducible。 示す [Y]がirreducibleでないと [Y]=Z1∪Z2 と[Y]の真部分集合であり [Y]の閉集合(よってXの閉集合)であるZ1、Z2 をつかってかける。 Y=(Y∩Z1)∪(Y∩Z2)となる ここでY∩Zi=Yとはならない (もしY∩Zi=Yならば Y⊂Zi [Y]⊂Ziとなり矛盾) よってYがirreducibleであることに矛盾
14 :
>10 :2000/11/28(火) 11:05
サンクス
15 :
def :2000/11/28(火) 11:05
affine algebraic variety (アフィン代数多様体) をA^nのirreducibleな閉集合として定義する。 quasi affine variety (準アフィン代数多様体) をアフィン代数多様体の開部分集合として定義する。 Y⊂A^nに対して AにおけるYのイデアルI(Y)を I(Y)={f∈A:∀P∈Y f(P)=0} で定義する。
16 :
1 :2000/11/28(火) 11:07
訳語があるものはなるべく訳語を使うことにする。
17 :
rem :2000/11/28(火) 11:11
今、AからA^n代数的集合全体のつくる集合への写像Zと A^nからAのイデアル全体のつくる集合への写像Iを得た。
(1)T1⊂T2⊂Aならば Z(T1)⊃Z(T2) (2)Y1⊂Y2⊂A^nならば I(Y1)⊃I(Y2) (3)Y1、Y2⊂Aについて I(Y∪Y)⊂I(Y1)∩I(Y2) (4)Aのイデアルaについて I(Z(a))はaの根基 (5)A^nの部分集合Yについて Z(I(Y))はYの閉包
ヒルベルトの零点定理 kを代数的閉体。 A:=k[x1、・・・、xn] とおくAのイデアルaについて f∈AがZ(a)のすべての点で0 になるなら、ある自然数rが存在し、 f^r∈a
A^nの代数的集合全体の集合 ↓I↑Z Aのイデアル全体の集合 この写像Z、Iは一対一であり包含関係 を逆にする。 さらに代数的集合が規約であることそのイデアルが 素イデアルであることと同値。
>A^nの代数的集合全体の集合 >↓I↑Z >Aのイデアル全体の集合 は >A^nの代数的集合全体の集合 >↓I↑Z >Aのradicalイデアル全体の集合
>規約 ではなく >既約
A^nは既約。 なぜなら A^n=Z((0)) であり(0)はAの素イデアルだから。 corollary1.4.より示せた。
A:=k[x、y] fをAの既約多項式とおく。 Aは一意分解整域なので fは素イデアルを生成する。 よって Y=Z(f)は既約。 これをf(x、y)=0で定義された、 affine curveと呼ぶ。 fの次数がdのとき、Yはジスdのcurveであるという。
>fの次数がdのとき、Yはジスdのcurveであるという。 >fの次数がdのとき、Yは次数dのcurveであるという。
より一般に A:=k[x1、・・・、xn] fをAの既約多項式とおく Y:=Z(f)はaffine variety これを n=3のとき曲面 n>3のとき超曲面という
27 :
132人目の名無しさん :2000/11/28(火) 18:55
お前だけのためにスレッド作りやがって。 勉強は自分でやれ。馬鹿野郎。
28 :
132人目の名無しさん :2000/11/28(火) 18:59
訳も思いっきり直訳じゃんかよ! あほか?
29 :
132人目の素数さん :2000/11/28(火) 19:08
わかんないとこだけ質問したら?そっちの方が はるかに効率的だよ。
30 :
132人目の素数さん :2000/11/28(火) 19:08
こんなスレ立てて君ちょっと追い込まれてる?
31 :
132人目の名無しさん :2000/11/28(火) 19:13
Atiyaの代数の本でも熟読してろよ。 Hartsuhoneは最初からじっくり読めば理解できる、 ってもんじゃねえぞ? 急ぎたい気持ちはわからんでもないが、効率の良さを追求したら? 1章から、ってことは代数の基礎知識がしっかりしてないんじゃねえの?
32 :
132人目の素数さん :2000/11/28(火) 21:32
>Atiyaの代数の本 って題名おせえて
33 :
132人目の名無しさん :2000/11/28(火) 21:34
>32 マクドナルドって奴と共著で書いてある本。 名前忘れたな。図書館行って調べればすぐだよ。 ってハーツホンの教科書に出てくるだろ?
34 :
これ? :2000/11/28(火) 21:55
Atiyah, M.F. /MacDonald, I.G. Introduction to Commutative Algebra ISBN0-201-40751-5
Atiyah / MacDonald かあ、 4年のときのゼミのテキストだったな。 可換環を勉強するにはいい本だよね。
松村可換環でもいいかもね。 復刊してるけど高え・・・。
松村の「可換環論」は名著。
38 :
1 :2000/11/29(水) 08:16
>27,28 声援ありがと(ワライ)。 >29 それだと教えて君になっちゃうからねえ。 でも方針は変える。 >31から37 本の紹介感謝。 しかし、必要な予備知識を全部そろえてからだと きりがないってこともあるし。 今回は逝けるとこまで逝ってミル
39 :
1 :2000/11/29(水) 08:36
試しに方針変更。 本に直接かかれている内容を写すのはやめる。 具体的には 0.疑問点 1.疑問点に対する返事。 2.問いの答案。 3.例の証明。 4.飛ばしている部分の補足。 5.必要な予備知識。 6.自分で考えた例。 7.証明の中心となるアイデア。 8.定義、命題などのイメージ。 9.まとめ。 10.その他・・・ などを書く。 全体としてのペースはなるべく保つ
5ページの下から10行目 (Y−Y1)の閉包=Y2∪・・・∪Yr を補う Yiが既約閉集合のとき (Y1∪Y2∪Y3−Y1)の閉包=Y2∪Y3 を示す。 ⊂は解る。 ⊃は xを右辺の任意の元とする。x∈Y2とする。 xが左辺に含まれないと、 xを含まない閉集合Bで Y2∪Y3−Y1⊂Bとなるものが存在する。 Y2=(Y2∩B)∪(Y2∩Y1) となりY2の既約性に矛盾。 Example1.1.3使ってもいいか。
6ページのproposition1.7の 証明で使われていること Aを可換環、IをAのイデアル f:A→A/I を標準的射影としたとき、 Iを含むAのイデアル全体と A/Iのイデアル全体は fにより一対一対応している。 さらに Iを含むAの素イデアル全体と A/Iの素イデアル全体は fにより一対一対応している。
42 :
132人目の素数さん :2000/12/01(金) 03:23
age
>>42 1はノートがわりにスレたててる奴だろ?
鬱陶しいから age ないでくれ。
44 :
132人目の素数さん :2000/12/01(金) 05:36
このスレ,少なくてもパズルみたいなのよりは おもしろいと思うけどね. 勉強になるし.
こういうスレやゼミ・スレみたいなのがもっとあってもいいと思う。 現状では雑談系のスレが多すぎる!(全くなくせという意味ではないです)
Bが体k上の有限生成整域のときね。 ってい定理の証明を「可換環論」で調べよう と思ったが図書館にも近所の本屋にもなかったので、 明日でかい書店に逝ってくる。 >43 別にノート代わりというわけではない。 もし参加者がいれば、 ゼミ形式に方針変更してもいい。 >44、45 ゼミ形式に参加しない?
47 :
1 :2000/12/01(金) 09:37
新しい方針の提案として 1.コテハン同士で馴れ合いながら、役割分担してすすむ。 2.39に書かれているようなことを、名無しさん同士でわいわい言いながら、 ある程度強制的に進む。 3.その他
一般論はさーっと読み流してExercisesの易しそうな問題を何問か解いてみては? 代数幾何は概論をせっせと追っていくよりも実例で計算しながら様々な概念に 慣れていく方が吉。
49 :
1 :2000/12/01(金) 22:37
>48 一般論を読み流すわけにはいかないが、後半の意見は参考にする。 とりあえず、参加者が現れるまでは、 47の2の方針でいく。
A(Z(y=x^2))とk[x]が同型を示す。 左辺はk[x、y]/(y-x^2) 示す) k[x、y]→k[x] f(x、y)→f(x、x^2) に準同型定理
A(xy=1)とk[x]が同型でないことを示す。 A(xy=1)はk[x、y]/(xy-1) 示す) k[x、y]/(xy-1) には零因子x+(xy-1)が存在するが、k[x]には存在しない。
A^2のザリスキ位相がA^1*A^1 の積位相と一致しないこと。 示す) A^1*A^1の開集合は A^1−有限点*A1−有限点 の形だがA^2は違う。
はEXAMPLE1.1.3と1.1.4 12と13ですでに示した
(a)は定義どうり (b)noetherian topological spaceが準コンパクト であることを示す 示す)X:noetherian topological space {o}:Xの開被覆 とおく。 Bを{o}の有限個の元の和集合としてかける 集合全体の集合とすると (a)よりBには極大元が存在する。それが求めるもの。 (C)は定義どうり
>>51 >k[x、y]/(xy-1)
>には零因子x+(xy-1)が存在する
???
56 :
1 :2000/12/02(土) 08:42
>55 あ、勘違いだった。訂正スマソ。
f=x^2+y^2+1 でもいいけどもっとましな例がありそう。
58 :
1 :2000/12/02(土) 10:23
参加者が集まることをキボンする。 まだ7ページぐらいしか進んでないし、 本が手に入らないヒトは手に入るまで待ってるよ。 参加するための十分条件はこの本を読んだことがないこと。 余裕で読んでるってひとは暇なときにでもつっこんでやってください。 基本方針案 1.節ごとに当番を決める。 2.当番はその節の問題を解けるだけ解き(1問も解けないこともあるかも) >39にかかれていることも書けるだけ書く。 3.当番がこれ以上問題を解けなくなったら、 「ワケワカンネー」と書き込む。 4.その他の参加者が当番が解けなかった問題に攻撃をしかける。 あと疑問点も 以上の動作は基本的にsageにて行う。 5.それでも歯が立たなかったらageて詳しいひとに訊く いまいちだな。雑談しながらやる方がいいかも 大きな書店にいてくる
59 :
Jac :2000/12/02(土) 15:36
Hartshorneのテキストとは関係ないけど、同じ代数幾何絡みということで。 どっかからダウンロードした読み物に、genus2 のcurve C:y^2=x^5+1 (というか、P^2内のcurve Y^2Z^3=X^5+Z^5の正規化C~)について (1) C~上の任意のdegree0のdivisor D のclass [D]は [D]=[P+Q-2∞](P,Q∈C~、∞は無限遠点)と表され、 (2) さらに[P+Q-2∞]=[R+S-2∞](P,Q,R,S∈C~)なら 「divisorの時点でP+Q=R+S」or「[P+Q-2∞]はtrivial class」 という記述がありました。(易しいことらしく、証明抜きで) (1)はRiemann-Rochを使って証明できましたが、 (2)はどのような方針で証明すればよいのでしょうか? degree2の射f:C~→P^1がf(x,y)=(ax+b)/(cx+d)という形のものに限られること (or L=k(x,sqrt(x^5+1))の部分体Kが[L:K]=2を満たせばK=k(x)であること) が示せたら良さそうというところまではわかりましたが、そこで力尽きました。 (それとも全く別のやり方で容易に解けるのか?)
>>59 知ったかぶりもほどほどにしろ。
このスレちゃんと読めよ、、、。
61 :
Jac>60 :2000/12/02(土) 15:53
意味不明。わかんないから質問してるだけだけど。
62 :
1 :2000/12/02(土) 17:35
52の >A^1−有限点*A1−有限点 >の形だが は (A^1−有限点)*(A1−有限点)の和の形だが に訂正 >58は 「ワケワカンネー」より 「 オテアゲダヽ(´ー`)ノ」 の方がいいかも。 「可換環論」買ってきた。確かにこっちを先にやったほうがよさそうだ。 こっちの方も参加者がいればやりたい。 >Jac 私はかまわないよ。参加者が集まるまでは 親切なヒトが答えてくれるかもね。 てゆーか参加しない? >60 貴方も参加しない?
63 :
1 :2000/12/02(土) 17:37
>Jac あ、でもなるべくsageでたのむわ
1> あのな。いいかげんにしろ。 ネット上セミナーしたいなら自分でサイト立ち上げてやれ。 削除依頼出すぞ。
65 :
Jac :2000/12/02(土) 18:13
>てゆーか参加しない?
ども。Hartshorneは最初の方は理解してるつもりだから、
ゼミ形式に参加するならもうちっと進んでからにします。
ここに書いてあるexerciseについてコメント。
>>51 k[x,y]/(xy-1) とk[x]が同型でないことは両者の単数群を比較すれば
わかるでしょう。どちらも整域なので零因子の比較は意味無し。
66 :
Jac :2000/12/02(土) 19:20
代数の言葉へ翻訳した部分の書き方が間違っていたので訂正。 g,h∈k(x)として自然な埋めこみ k(g(x)+h(x)sqrt(X^5+1))⊂k(x,sqrt(x^5+1)) が2次の拡大であるならばh=0であることを示せ。 要はこれを示したい。誰かヘルプ。
67 :
1 :2000/12/02(土) 21:35
>64 何故自分が怒っているのか考えて、言葉にしてから理由を書いてね。 いまいちやめなきゃいけない理由がわからんのだ。マジで。 どんな実害を与えているのかな?わたしは。 削除依頼は出していいよ。 >Jac サンキュー。じゃあもうちっと先までたどり着けたら、 参加考えてくれ。 暇だったらアドバイスください。 あと質問も 代数幾何質問スレの機能もあった方がひとが集まるかもしれないし。
68 :
132人目の素数さん :2000/12/03(日) 13:24
64をさらしあげ
任天堂64
余計だったらスマン。 ここは代数幾何のスレであって、数論のスレでないことは わかっているつもりです。しかし、皆さんが結構本気で「代数幾何」 を勉強しようとしているので、レスさせてください。 やっぱり(特にスキーム論による)代数幾何を習得するのは しんどいです。きっかけ、というか、なんかこう、「わくわく感」 が無いときついんですよね。そこで読んでおくと幸せになれる A.Weil:Number of solutions of equations in finite fields [1949b] in collected works を熟読されることをお勧めしたいと思います。 10ページ程度の論文で、学部3年生程度の知識でも、背伸びをすれば 読んで感激することが出来ると思います。有名な「Weil予想」が 提出された論文で、平易な説明で書かれていて読みやすいです。 数学図書室にいって「Weil全集」に載っていますのでコピーすると いいと思います。 うざかったらごめんなさい。みなさんが代数幾何の基礎を習得 出来るといいですね。では。
71 :
>59 :2000/12/04(月) 01:56
h^0(D)>=2, deg D=2 をみたす因子が二つ(D_1, D_2)あったとして、 それらの定める射 C\to P^1xP^1 を考えると、 D_1〜D_2 でなければ埋め込みになるでしょう。多分。 酔っ払ってるから自信無いけど。 ところで「どっか」ってどこですか ?
72 :
132人目の素数さん :2000/12/04(月) 18:52
age
73 :
JM :2000/12/04(月) 22:33
1です。名前つけました。名前があったほうがゼミっぽくなると思ったので。 わたしはゼミなるものをやったことはないのですが。 それと試しに丁寧語でかいてみます。 >70 ありがとうございます。探してみます。うざくないです。また来てくださいね。 >71 もしこんど71さんが書き込まれるときは、71という名前でも結構ですので 同一人物だとわかるように書いてくれませんか? 実力のある名無しでないひとがいると心強いのです。 引き続きゼミ形式の参加者を募集します。「可換環論」の方も。 ルールはひとが集まってから決めます。
JM I(A^n)={ } であることが使われている、 これを示す) ⊂を示せばいい。 n=1のときは、f∈I(A^n)について fの解がn個以下であることと、kが無限体であることからいえる。 以下nに関する帰納法。
75 :
JM :2000/12/04(月) 22:37
って思ったけど、 I(Z(a))=aの根基 からもわかる
76 :
132人目の素数さん :2000/12/05(火) 17:16
77 :
JM :2000/12/05(火) 22:22
>76 すばらしいです。
78 :
132人目の素数さん :2000/12/09(土) 00:11
age
JM
Y:={(t、t^2、t^3)|t∈k}⊂A^3
とおく
1)I(Y)の生成元を求める
2)Yは一次元のアフィンヴァラエティであることを示す
3)YのアフィンコーディネートリングA(Y)がk[x]に同型であることを示す
示す)1)
I(Y)=(Y−X^2、Z−X^3)を示す。
⊃は解る。⊂は
f∈I(Y)について
fをYの多項式とみて(Y−X^2)で割る
f=(Y−X^2)g+h(X、Z)
hをZの多項式とみて(Z−X^3)で割る
f=(Y−X^2)g+(Z−X^3)i+j(X)
これに(t,t^2,t^3)を代入して0になることから
∀t∈k:j(t)=0
>>74 で言ったことからj=0
よって示せた
JM
2)3)
Z(I(Y))=Yであることを示す
⊃は解る。⊂は、
P=(a、b、c)を左辺の任意の元とすると
(Y−X^2)P=0よりb=a^2
同様にc=a^3で示せた。
k[X、Y、Z]→k[X]
f(X、Y、Z)→f(X、X^2、X^3)
の核がI(Y)であることが1)と
>>74 でいった
無限体の上の多項式環と多項式関数が同一視できることから解る。
よってA(Y)=k[X、Y、Z]/I(Y)とk[X]は同型
A(Y)は整域、よってI(Y)は素イデアル、よってZは既約、
よってZはアフィンヴァラエティ
81 :
JM :2000/12/09(土) 11:26
>78 ageさんもゼミ形式に参加しませんか? あと、なるべく今度書き込むときはどのageさんかわかるように してください。
JM 汚い解答だけど、計算問題だしまあいいか Y=Z(X^2−YZ、XZ−X)⊂A^3について 1)Yを3つの既約成分の和で表す 2)それら既約成分に対応する素イデアルを求める 1)2) XZ−X=0より(X=0またはZ=1) これとX^2−YZ=0より (X=0、Y=0またはX=0、Z=0または Z=1、Y=X^2) よって Y=Z(X、Y)∪Z(X、Z)∪Z(Z−1、Y−X^2) よって(X、Y)、(X、Z)、(Z−1、Y−X^2) が素イデアルであることを示せばこれらが2)の答えで 上式が1)の答え。 I:=(Z−1、Y−X^2)についてだけ示す f、gがIに含まれないとすると f=(Z−1)i+(Y−X^2)j+k(x) k(x)は0でないxのみの多項式とかける gも同様。よってfgもIに含まれない。
JM B:k代数 とする ∃Y⊂A^3:A(Y)とBが同型 ⇔Bはk上有限生成で冪0元をもたない を示す。(A(Y)はYのアフィンコーディネートリング) 示す) ⇒)Bがk[X1、・・・、Xn]/I(Y)と同型とする。 f^m∈I(Y)ならばf∈I(Y)の根基=I(Y) よって冪0元なし。 k[X1、・・・、Xn]/I(Y)はk上 1+I(Y)、X1+I(Y)、・・・、Xn+I(Y)で生成される。 ←)Bの生成元をa1、・・・、anとおく、 k[X1、・・・、Xn]→B f(X1、・・・、Xn)→f(a1、・・・、an) の核をIとおくと Iの根基=I (∵fが左辺の元ならf^m∈I f^m(a1、・・・、an)=0 f(a1、・・・、an)=0(Bに冪0元はないから) f∈I) よって I(Z(I))=Iの根基=I よって Bはk[X1、・・・、Xn]/I=k[X1、・・・、Xn]/I(Z(I))=A(Z(I)) と同型
JM X位相空間 Xがネター空間でハウスドルフ空間ならば Xは有限、離散空間。 示す) Xがネターでハウスドルフ ∴XはハウスドルフでXの任意の部分空間はネター(EX1.7(c)より) ∴XはハウスドルフでXのに任意の部分空間はコンパクト(EX1.7(b)より) ∴XはコンパクトでXの任意の部分集合は閉(ハウスドルフ空間のコンパクト集合は閉より) ∴Xは有限かつ離散
85 :
132人目の素数さん :2000/12/09(土) 17:10
揚げ
86 :
132人目の素数さん :2000/12/10(日) 09:28
挙げ
age
TeX 使える掲示板があるといいな。 Java で書けるかなぁ。
あぼーん
90 :
132人目の素数さん :2001/01/15(月) 04:40
age
89 の「投稿日」以降が太字な気がする
92 :
59の方へ :2001/01/22(月) 07:39
今日初めてこのスレッドを見ました.ずいぶん前の話ですが,もしよろしければレス させてください. >genus2 のcurve C:y^2=x^5+1 >(というか、P^2内のcurve Y^2Z^3=X^5+Z^5の正規化C~)について >(1) C~上の任意のdegree0のdivisor D のclass [D]は > [D]=[P+Q-2∞](P,Q∈C~、∞は無限遠点)と表され、 >(2) さらに[P+Q-2∞]=[R+S-2∞](P,Q,R,S∈C~)なら > 「divisorの時点でP+Q=R+S」or「[P+Q-2∞]はtrivial class」 >という記述がありました。(易しいことらしく、証明抜きで) Cのcanonical divisor K_C=2∞(分岐被覆等の議論より出る)に注意. (1)は |D+2∞|が空集合でないこと,つまりl(D+2∞)>0を示せばよい. Riemann-Rochより l(D+2∞)=l(-D)+1>0 だからよい. (2)は 「|D+2∞|=1点」と「D=[P+Q-2∞]のP,Qがただ1通り」が同値であることに 気をつけると,「|D+2∞|=1点(すなわちl(D+2∞)=1) または Dがtrivial」を 示せばよいと分かる.(1)の証明と合わせると,「l(-D)>0 ならば Dはtrivial」 を言えばよい. l(-D)>0より|-D|は空集合でない.よって-Dと線形同値なeffective divisor E が存在する.deg E=deg(-D)=0であるからE=0(trivial).従ってDもtrivial. ご存知のこととは思いますが,Riemann-Rochは大変強力な定理であり,曲線の 因子についての定理はほとんど全てこれから出ます.以前の書き込みにあった 代数的な言い換えによって解くのは(不可能とはいえないまでも)あまり得策では ないと思われます.
戻ったかな>91
94 :
も一度 :2001/01/22(月) 10:06
</B>
95 :
71 :2001/01/22(月) 21:51
>>92 さん
確かに Riemann-Roch 使った方がいいんでしょうけど、
71 の方針でも簡単ですよ。
71 で D_1〜D_2 でないと仮定して、
p_1, p_2 を D_1, D_2 によって定まる P^1 への写像としたとき
(p_1, p_2): C → P^1 x P^1 が埋め込みでないとすると
p_1^{-1}(P)=p_2^{-1}(Q)=2R となる P^1 の点 P, Q と
C の点 R が存在するので矛盾。
よって埋め込みとなるが、
P^1 x P^1 の bidegree (2, 2) の曲線は種数 1 なので矛盾。
よって h^0(D)=2, deg D=2 なる因子は 2∞ と線形同値なもののみ。
ちょっと古臭い方法だけど、
特殊線形系を詳しく調べる場合なんかに役に立つかも知れませんです。
...とここまで書いてから思ったんだけど
「代数的な言い換え」って 71 のことじゃなかったのかな。
まあ、ちょっと説明が足りなかったので補足ということで。
97 :
91 :2001/01/22(月) 23:14
>93 いや、89 の「投稿日」以降、96 までずっと太字です。 96 の名前欄も文字化けしてます。
でも、このほうが読みやすかったりして。
99 :
ななしさん :2001/01/23(火) 00:29
>>92 Mumford,D. Tata Lectures on Theta II, Birkhauser(1984)
の最初のところの記述を見るべし。
100 :
71 :2001/01/23(火) 01:10
95 の訂正。
× p_1^{-1}(P)=p_2^{-1}(Q)=2R
○ p_1^{-1}(P)=p_2^{-1}(Q)
あと、
>>99 さん
見ると何が起こるんですか ?
101 :
92 :2001/01/23(火) 01:45
>95 まず,「代数的な言い換え」とは59,66にあるもののことです.言葉が足らず 申し訳ございませんでした. さて,95の別証についてですが,D_1,D_2がP^1への射を定めるというのが 分かりません.|D_1|がfixed partを持たないことはどのようにして分かるの でしょうか.(degreeを見るだけでは分からないのでは?)ご教示ください. 久しぶりに具体的な代数幾何の問題を考えたような気がする.こういうのも 新鮮でいいですね.
102 :
ななしさん :2001/01/23(火) 01:52
>>100 1) Hyperelliptic curveのAnalytic&AlgebraicなJacobianの記述が書いてあり、そこに上記の類いの話がある。(随分昔に読んだので全く同じstatementがあるかどうかは分からないが、あったような気がする。)
2) Periodの構造は基本的に曲線のRiemann-Rochだけでは捕まらないので、Riemann-Rochだけではcurveをしゃぶり尽くすことが不可能なことを知ることができる。
3) Hyperelliptic curveのJacobianを力技で記述するとたくさんの御利益があることが分かる。
はず。
103 :
ななしさん :2001/01/23(火) 02:02
>>101 共通零点があったらそれをD_1から引くと、degree 1の因子Dでh(D) = 2となるものがあって、これはC = P^1を意味すると思うが。
104 :
71 :2001/01/23(火) 02:13
>>101 > 申し訳ございませんでした.
いえいえなにをおっしゃいますやら。
「|D_1| が fixed part を持たないこと」の証明は
ななしさんに先に書かれてしまったので略。
>>102 ななしさん
ありがとうございます。これで安心して眠れます。
105 :
92 :2001/01/23(火) 03:24
>102 92の後半の記述は当然任意体上の代数曲線の取り扱いを意図してのものです. 複素数体上の代数曲線(ないし代数多様体)のHodge structureの重要性は 一応認識しているつもりですが,代数的な構成ができない(Galois表現と いうことになるのだろうがよい分類空間を私は知らない)ため92の書き込みでは 全く念頭にありませんでした. まあそれにしてもetale cohomology 等種々の道具があるわけで,curve及びそのJacobianが Riemann-Rochで全て分かるというのは戯言であり批判されても仕方がないと思います. ただ,言い訳がましいようですが,このスレッドがHartshorne(A.G.)についてのもの であることから,その程度の知識のみを前提としていたこと,そして,体の問題として解く ことの困難さを強調したかったことによる発言であるとご理解ください. >102 気づかなかった私がアホでした.どうもありがとうございました.
106 :
ななしさん :2001/01/23(火) 15:32
>>92 , 104, 105
いろいろと勘違いしていたようだ。すまぬ。
etaleなら少なくともweightはFrobeniousから来るのでは?p-進Hodgeではどうなっているのか誰か教えてくれないものだろうか?
常人が体の問題として解こうとすると、最終的には零点or極の構造の話になるのでそれはそれでいい練習ではないかと思う。
あぼーん
109 :
あげ :2001/02/16(金) 02:32
亜解
110 :
132人目の素数さん :2001/02/26(月) 00:35
111 :
132人目の素数さん :2001/02/26(月) 01:45
112 :
132人目の素数さん :2001/03/02(金) 02:59
さげ
113 :
132人目の素数さん :2001/03/04(日) 13:46
sage
114 :
ろうさんかんざんらん :2001/03/07(水) 17:06
さげ
115 :
ろうさんかんざんらん :2001/03/10(土) 01:45
さっぱり分からないスレッドだけど、あがってよし。 さげ。
116 :
132人目の素数さん :2001/05/10(木) 08:05
このセミナーなんで1月で終わっちゃったの?
>>107 が原因なの〜ん?
他人のせいじゃないだろ。単に1の熱が冷めただけ。
119 :
132人目の素数さん :2001/05/24(木) 18:58
冷めてはいないが、一緒に読もうという人が一人も現れなかったので ここで読み進めるのは止めた。
120 :
1 :
2001/05/24(木) 18:59 上の発言は1。