>>716 >で、この「非可算無限個」の濃度をאy、連続濃度を1אとすると、אy=2^1א
>が成り立つという予想ができる
>つまり、「ゼロを除く複素数の成す乗法群の集合は、連続濃度の”べきの濃度”を持つ」と予想ができる
>(∵
>>712のように、一つの数cから成る部分群を構成したが、一つの数cに限定する必要はなく、任意の数の組み合わせで部分群が構成できるから)
ここをちょっと考えてみた
1.まず、正の実数の成す乗法群の集合を考える
2.簡単な例として、1より大の3つの数から生成される群GとHを考える
3.g1,g2,g3∈G,h1,h2,h3∈H,として、各3つの数の最低のものをg1,h1として比較する
4.g1≠h1なら、G≠Hが成立する。
5.g1=h1なら、2番目の数を比較する
6.これを繰り返し、もし3番目の数も一致するなら、G=Hが成立することは自明で、単射性は成立する
7.上記の議論は、3つの数に制限されるものではなく、任意の個数から成る群に適用できる
8.よって、1より大の任意の個数の実数から成る群の集合の濃度は、連続濃度の”べきの濃度”を持つ
9.但し、集合論的な証明の部分は、そちらにゆずる
この証明は、複素数の絶対値を考えることで、複素平面C上の乗法群C^{×}の部分群の集合の濃度に拡張できる