佐武の線型代数学(裳華房)なんですけど
43頁の15行目と16行目の等号って成り立つんですか?
(σ(τf))(x1,x2,…,xn) = (τf)( xσ(1),xσ(2),…,xσ(n) )
= f( xσ(τ(1)),xσ(τ(2)),…,xσ(τ(n)) )
↑
コレです
= f( xτ(σ(1)),xτ(σ(2)),…,xτ(σ(n)) )じゃないのでしょうか?
σとτが可換でもないのに「δ(τf) = (δτ)fが成立する」ってあるの本当でしょうか?
48頁の例2の5行目にある「Aστ=AσAτ」とあるのも、Aτσ=AσAτ な気がするのですが…
yi=xσ(i) とおいてみな
f の xi を xτ(i) で置き換えたものが τf
τf の xi を yi で置き換えたものが (τf)( y1,y2,…,yn )
言い換えれば
τf の xτ(i) を yτ(i) で置き換えたものが (τf)( y1,y2,…,yn )
したがって
f の xi を yτ(i) で置き換えたものが (τf)( y1,y2,…,yn )
(σ(τf))(x1,x2,…,xn)
= (τf)( xσ(1),xσ(2),…,xσ(n) )
= (τf)( y1,y2,…,yn )
= f( yτ(1),yτ(2),…,yτ(n) )
= f( xσ(τ(1)),xσ(τ(2)),…,xσ(τ(n)) )