ゲームの評価 運と実力

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13132人目の素数さん
統計的手法で、ジャンケンで勝つ方法

桜美林大学芳沢光雄教授が1999年に11,567回のじゃんけんのデータから分析した結果から、
次の2つの法則が発見されています。

法則1:ひたすらパーを出す
グーが出る確率は35.0%、チョキは31.7%、パーは33.3%。パーを出せば勝つ確率が35.0%です。

法則2:あいこになったらその手に負ける手を出す
2回続けてじゃんけんをすると同じ手が続くのは22.8%。33.3%ではない。
ということで、あいこに負ける手を出すのがよい。
例えばパーであいこの場合、次はグーを出すとよい。
なぜそうなるかは、実際にケースを考えてみましょう
14132人目の素数さん:2011/05/14(土) 00:42:11.37
カナダに本拠地がある世界じゃんけん協会(World Rock Paper Scissors Society)では
以下の技を紹介している。

1.初心者にはパー
初心者が最初にグーを出す確率が高い

2.ベテランにはチョキ
ベテランは初心者ではないのでグーは出ない、従ってパーかチョキだが、
チョキを出せば負ける確率が少なくなる

3.同じ手が続けば次にその手に負ける手を出す
上記芳沢教授の法則2と同じです

4.宣言して実行する
例えば「グーを出す」と言うと、相手は疑ってパーを出してこないため。

5.考えさせない
せかすと、直前に勝った手を出す確率が高まる

6.順番を刷り込む
勝負の前にグー・チョキ・パーと口に出しながら手の形を見せると、相手の頭に刷り込まれる

7.困ったらパー
世界大会でもチョキの出る確率が一番低いので、パーを出せば負けにくい
15132人目の素数さん:2011/05/14(土) 00:44:13.93
さらに、統計推理研究所の石黒教授が作った「じゃんけんソフト」では、
人間対コンピューターで先に30点取った方が勝ち、という勝負で、
延べ5万回の勝負でコンピュータの勝率が6割を超えている。

30点先取り、という点がミソで、このソフトでは14のクセを織り込んで、
勝負しながら人間のパターン解析を行い、出す手を決定していくというもの。

「人間がソフトの手を読もうとすると、それがクセになるので、逆にソフトの勝率が上がる。
全くでたらめに出せれば、それが一番強い」と石黒教授が述べている。

これは、コンピューター対人間で勝負事をする際に、人間が勝つための真理を突いていると言える。
グー・チョキ・パーそれぞれが出る確率は1/3だから、勝つも負けるも確率は同じ、と思いがちだが、
それは間違いということが判明した

ソース:THE NIKKEI MAGAZINE (2007/12/16号)