1 :
暇人 :
2009/08/24(月) 19:36:36 アマチュアでも挑戦のしがいがある未解決問題や余り有名でない未解決問題、論文ネタなどを教えてください。↓
2 :
132人目の素数さん :2009/08/24(月) 19:43:20
手作業でコラッツ予想でもチマチマ確認してろ
コラーッ!
5 :
132人目の素数さん :2009/08/24(月) 20:22:01
frac((3/2)^n)は一様分布するか? とっかかりもつかん。
6 :
132人目の素数さん :2009/08/24(月) 20:27:10
lim_{n→無限大}||a^n||=0ならば、aはPisot数であるか?
一様というのは0≦a<b<1に対し f(n,a,b) = #{ k<n| f rac((3/2)^k)∈[a,b) } とおけば f(n,a,b)/n → b-a になるということかね
別にこのスレでは解決をめざしはしません。
10 :
132人目の素数さん :2009/08/24(月) 21:41:24
>>7 [0,1]^d の一様分布列 x1, x2, x3, ...
任意の区間 J ⊂ [0,1]^d について
lim_{n→∞} | (#{x∈J: n<N} )/N - |J| | = 0
ここで、|J| はJのルベーグ測度
12 :
132人目の素数さん :2009/08/25(火) 06:25:53
さて、有名どころでウェアリングの問題について述べておく。付随する問題に興味深い問題もあるが、 「任意のN∈Z^+がg(k)個のk乗数の和に分けられるがg(k)-1個のk乗数の和に分けられないようなNが存在する。」 g(k)=2^k+[(3/2)^k]-2 であろうと予想されている。 つづく
13 :
132人目の素数さん :2009/08/25(火) 09:13:02
1936年、DicksonとPillaiは独立に 3^k-2^k*[(3/2)^k]≦2^k-[(3/2)^k]-2 が成り立てばg(k)の式が成り立つことを示した。 つづく
14 :
132人目の素数さん :2009/08/25(火) 09:44:39
さて、もうすでに息切れ気味だが、 《(3/2)^k》< (3/4)^k が成り立てば、上記も成り立つらしい。 またこれは、Mahlerの定理により高々有限個しか例外を持たない。 また、このことはabc予想からも従う。
ここで、
>>3 のようなキチガイが大好きなCollatzの問題を簡略化した場合を考える。
奇数より初めて m回奇数が続いて偶数になり2^kで割ると元に戻ると言うループがあるとする。
これは既解決問題らしいが良く知らない。
m回奇数が続いて偶数になるためには最初は
2^m(2n-1)-1であり、m回奇数が続いた後は、3^m*n-(3^m-1)/2になる。
これが、2^(k-1)*(2^m(2n-1)-1) に等しいとすると、
2n-1=(2^k-1)/(2^(m+k)-3^m)
となる。これを変形すれば、
(3/2)^m<2^k<(3^m-1)/(2^m-1)
となる。ここで、power fractional part 予想を用いれば、このループは高々有限個しかないことがわかる。
これ以上のことは私の手に余ることであるが、
Waring, power fractional part, abc-conjecture, Collatz
がどのように関係しているか考察してみることもまた面白いかもしれない。
なにぶん昔考えたことなので、間違いがあるかもしれないが、
御指摘、御叱責のほどよろしくお願いします。
Erdos-Strauss (Egyptian fraction) conjecture なるものがある。 ある n>2 に対して、自然数a,b,c があって 4/n=1/a+1/b+1/c となる。a,b,c に条件を付ける場合もあるが、ここでは特に条件はつけない。 たとえば、 p=3m-1 → 1/m+1/(3m-1)+1/m(3m-1)=4/(3m-1) p=4m-1 → 1/m+1/2m(4m-1)+1/2m(4m-1)=4/(4m-1) p=n(4d-1)-1 → 1/nd+1/dp+1/ndp=4/p p=4e(qf-1)-f → 1/ne+1/qep+1/nqep=4/p (n=qf-1) p=4ae(qf-a)-f → 1/ane+1/aqep+1/nqep (n=qf-a) p=m(4bd-1) → 1/mbd+1/bpd+1/mpd=4/p 等々が得られるが、このような方針では解けそうもなさそうだ。
1 名前: 132人目の素数さん 投稿日: 01/11/04 01:22 フェルマー予想、ゴールドバッハ予想のスレがあるのになんでabc予想のスレがないんじゃー。 という訳でabc予想スレ。一般の場合のフェルマー予想やモーデル予想を系として持つこの予想、フェルマー予想を 初等的に示したい人から予想の一般化を語りたい人までどうぞ。 abc予想 任意の互いに素な整数a,b,cと、正数e>0に対しあるC>0が存在し a + b = cならば max{|a|,|b|,|c|} <= C \Pi p^{1+e} ここで、積はabcを割り切る素数すべてを渡る。
s が 8 で割って 5,6,7 のいずれかが余る無平方の整数なら、 3 辺の長さが有理数で面積が s である直角三角形が少なくともひとつ存在する。
19 :
132人目の素数さん :2009/09/01(火) 10:15:40
||(3/2)^k||>0.5803^k for k>K (2007Zudilin) らしい すげえ
あ,あぁ? フェルマー素数
[19] arXiv:1001.1100 [ps, pdf, other] Title: On the Erdos-Straus conjecture Authors: Eugen J. Ionascu, Andrew Wilson Comments: 9 pages, no figures Subjects: Number Theory (math.NT)
828
928
781
数論 未解決問題の事典
A5/448ページ/2010年10月10日
定価8,400円(税込)
金光滋 訳
フェルマー予想やゴールドバッハ予想,abc-予想,双子素数,完全数の問題など,
数論における代表的な未解決問題を内容別に分類し,豊富な文献を付して解説
〔内容〕素数(メルセンヌ素数/カニンガム・チェイン他)/整除性(親和数/オイラー数他)
/加法的数論(ウーラム数/最小重複問題他)/ディオファンタス方程式(カタラン予想/エジプト分数他)
/整数列(シューアの問題/キンバーリング・シャッフル他)/その他の問題(ガウスの円問題/グラハムの問題/原始根他)
ttp://www.asakura.co.jp/books/isbn/978-4-254-11129-3/