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132人目の素数さん:
「論理が正しい」と「(日常生活での)論理的」は、意味が異なる。
論理が正しい → 論理学・数学で使う
論理的○○ → 日常の発言・記述で使う。
■論理的とは、(日常の発言・記述で)
@主張(結論)がある
A根拠(前提)がある
B主張と根拠がつながっている。
主張と根拠のつながりに納得がいく。
■形式面
表現形式を論理的にしたいなら、
主張に、根拠をつけること。主張のみでは論理的ではありません。
主張と根拠がそろって、論理的な形式の発言・記述となります。
■内容面
表現内容を論理的にしたいなら、
主張が納得できる、根拠が納得できる、主張と根拠のつながりが納得できる
ことが必要です。
根拠(前提)から主張(結論)までの筋道が通っていること。
※正しいではなく、納得について(正しさは相対的)
日常生活での発言・記述の文(主張の文・根拠の文)には、すべての人にとって
絶対の正しさはない。したがって、納得できるかに依存する。
ある人にとって、論理的な発言、記述であっても、ある人にとっては
主張と根拠のつながりがおかしな論理的でない表現と受け取られることがあります。