>>170 >>172 等、私を馬鹿にした人へ
私は
>>130です。少し大雑把な書き方ですが、
一応何故連続体仮説が
無理数を数として認めてよいのか否かに関する疑問を生じさせている
という考えに至った訳を説明しましょう。
連続体仮説は
有理数の集合Qの濃度と実数の集合Rの濃度の間にある
濃度nが存在するか否かに関するものです。
もしnが存在しなければ何も問題は生じないですが、
仮にnが存在したとすればnに対応するRの部分集合I
が存在することになります。ここにIはQを含みます。
つまり、連続体仮説はIが存在するのか否か
という問題にすりかえることが出来る訳です。
一方で、Qは無理数は含みません。
そうすると、Iは無理数を含まざるを得ない訳です。
逆に連続体仮説を先のように解釈すると
Iに含まれる数は無理数以外に考えられません。
よって、連続体仮説は
無理数を含む集合が存在するのか否か、
即ち無理数は存在するのか否か、
という問題に置き換えられてくる訳です。
以上の流れで例の疑問に至った訳です。