>>948 地道にやると・・・
∫ e^x・(sinx)^2 dx = ∫ e^x・{1-cos(2x)}/2 dx = e^x・{(1/2) - (1/10)cos(2x) -(1/5)sin(2x)},
(与式) = (2/5)(e^π - 1) だが、 この後が・・・・
>>951 (下)
a^2 + b^2 + c^2 = ab+bc+ca + F_0 ≧ ab+bc+ca,
(左辺) = 2/(1+a^2) + 2/(1+b^2) + 2/(1+c^2) -3
≦ 6/{1 + (a^2 + b^2 + c^2)/3} -3 (← 2/(1+x) は下に凸)
≦ 6/{1 + (ab+bc+ca)/3} -3,
>>951上
a[i]/a[i+1]=x[i]、a[n]/a[1]=x[n]とおくと
(右辺)=(1+x[1])/(1+1/x[2])+(1+x[2])/(1+1/x[3])+……+(1+x[n])/(1+1/x[1])≦(1+x[1])/(1+1/x[1])+(1+x[2])/(1+1/x[2])+……+(1+x[n])/(1+1/x[n]) (チェビシェフ)
=x[1]+x[2]+……+x[n]=(左辺)
>>951下
左辺を整理すると
1+4abc/(b+c)(c+a)(a+b)
よりabc/(b+c)(c+a)(a+b)≦1/8
をしめせばよいが
2√bc≦b+c,2√ca≦c+a,2√ab≦a+b
を辺々掛ければ明らか
(a=tanA,b=tanB,c=tanCとおいても解ける)
>>948 e^2.302585・・・ = 10,
π = 2.302585・・・ + 0.83900・・・> 2.302585・・・ + 5/6,
e^(5/6) ≧ 1 + (5/6) + (1/2)(5/6)^2 > 1 + (5/6) + 1/3 > 2 + 1/6,
e^π > (e^2.302585)・e^(5/6) > 10・(2 + 1/6) = 21 + 2/3,
(2/5)(e^π -1) > 8 + 4/15 > 8,
>>952 下
無理筋ですた・・・・・orz
>>953 下 (続き)
cot(A+B+C) = {1-(ab+bc+ca)}/(a+b+c-abc) =0,
より A+B+C = π/2,
(左辺) = cos(2A) + cos(2B) + cos(2C) = 1 + 4sin(A)sin(B)sin(C)
≦ 1 + 4{[sin(A)+sin(B)+sin(C)]/3}^3 (相乗・相加平均)
≦ 1 + 4{sin((A+B+C)/3)}^3 (上に凸)
= 1 + 4{sin(π/6)}^3
= 1 + 4(1/2)^3
= 3/2,
956 :
132人目の素数さん:2009/06/11(木) 23:43:43
x,y,z>0,x^2<y<logzのとき
xy^4<z^2
a,b,c,d∈N,r=1-(a/b)-(c/d),a+c≦1982,r>0のとき
r>(1/1983)^3
a,b,c≧1のとき
{a^3-(1/a)^3}+{b^3-(1/b)^3}+{c^3-(1/c)^3}≧3{abc-(1/abc)}
a>b>c>0のとき
[1/{(a-b)(a-c)√a}]+[1/{(b-c)(b-a)√b}]+[1/{(c-a)(c-b)√c}]>0
a_k(k=1,2,3,..n)は正の数
Π[k=1,n]a_k^a_k≧(Π[k=1,n]a_k)^(Σa_k/n)を示せ
>>957 上
a+b+c=s, ab+bc+ca=t, abc=u とおくと、
a^3 + b^3 +c^3 -3abc = (a+b+c){(a-b)^2 +(b-c)^2 +(c-a)^2}/2
≧ 3{(a-b)^2 +(b-c)^2 +(c-a)^2}/2 (← a,b,c≧1)
≧ (1/a + 1/b + 1/c){[(a-b)/ab]^2 + [(b-c)/bc]^2 + [(c-a)/ca]^2}/2 (← 1≧1/a,1/b,1/c)
≧ 1/(a^3) + 1/(b^3) + 1/(c^3) - 3/(abc),
>>957 下
(a-c)/{(b-c)(b-a)} = -1/(a-b) - 1/(b-c) より
(左辺)*(a-c) = {1/(a-b)}(1/√a - 1/√b) + {1/(b-c)}(1/√c - 1/√b)
= - 1/(a√b + b√a) + 1/(c√b + b√c) > 0, (← a>c)
>>958 対数を考えれ。チェビシェフより
Σ[k=1,n] (a_k)log(a_k) ≧ {Σ[i=1,n] log(a_i)}(Σ[j=1,n] a_j)/n,
960 :
959:2009/06/13(土) 00:42:37
>>957 上
a^3 + b^3 +c^3 -3abc = (a+b+c){(a-b)^2 +(b-c)^2 +(c-a)^2}/2
≧ 3{(a-b)^2 +(b-c)^2 +(c-a)^2}/2 (← a,b,c≧1)
≧ (1/a + 1/b + 1/c){[(a-b)/ab]^2 + [(b-c)/bc]^2 + [(c-a)/ca]^2}/2 (← 1≧1/a,1/b,1/c)
= 1/(a^3) + 1/(b^3) + 1/(c^3) - 3/(abc),
>>957 下
√a = A, √b = B, √c = C とおくと、
(左辺)*(a-c) = (A-C)(A+B+C)/{(A+B)(B+C)ABC},
(左辺) = (A+B+C)/{(A+B)(B+C)(C+A)ABC} >0,
961 :
132人目の素数さん:2009/06/13(土) 02:28:42
f(a)=f(b)=0
f’’(x)≧0 (a≦x≦b)
なら,なぜ
f(x)≦0 (a≦x≦b)なんですか?
不等式ヲタ=関数方程式ヲタ=整数ヲタ=CのΣヲタ
π>3.05であることを示せ。
>>961 ロルの定理から、
f '(ξ) = 0,
なるξが (a,b) にある。
a<x≦ξ では f '(x) = f '(ξ) -∫[x,ξ] f "(x)dx ≦ f'(ξ) = 0,
f(x) = f(a) + ∫[a,x] f '(y)dy ≦ f(a) = 0,
ξ≦x<b では f '(x) = f '(ξ) +∫[ξ,x] f "(x)dx ≧ f'(ξ) = 0,
f(x) = f(b) - ∫[x,b] f '(y)dy ≦ f(b) = 0,
これって入試にそのまま使っていいのか悩んだ記憶がある
最近じゃヘロンの公式も入試で使っていいのかダメなのか議論されている
使っていいに決まってんじゃん
それが最近はダメだという意見もあるそうだ
ロルの定理使ったらダメなら平均値の定理も使ったらダメになるwww
973 :
132人目の素数さん:2009/06/13(土) 23:33:34
不等式で頭を挟み撃ちにされたわけだな
>>974 かわいいオニャノコに、挟み撃ちにされたいです
979 :
132人目の素数さん:2009/06/15(月) 23:24:53
nは自然数とする
(sinx)^n+(cosx)^n
の最大値、最小値を求めよ
Kを非負の定数とする
区間[t1,t2]で定義された負でない連続関数f(t),g(t)が
f(t)≦K+∫[t1→t]g(s)f(s)ds (t1≦t≦t2)
を満たすならば
f(t)≦Kexp(∫[t1→t]g(s)ds) (t1≦t≦t2)
が成り立つことを示せ
二年三十四日。
カーッ(゚Д゚≡゚д゚)、ペッ
>>977,980
982 :
132人目の素数さん:2009/06/16(火) 16:19:53
A,B,C>0,A+B+C=πのとき
sinA+sinB+sinC≦4sinAsinBsinC
を示せ
0 < a, b, c, d < 1 のとき、以下の不等式を示せ!
(1) 1+ab > a+b
(2) 1+abc > ab+bc+ca
(3) 1+abcd > abc+abd+acd+bcd
(4) 一般化せよ
お久しぶりです。( ゚∀゚) テヘッ!
>>982 改造せずにはいられない… (*゚∀゚)=3 ハァハァ
三角形ABCに対して、
0 < sin2A + sin2B + sin2C < sinA + sinB + sinC ≦ (3√3)/2
二年三十五日。
>>982 相乗・相加平均 と 上に凸 より
{sin(A/2)sin(B/2)sin(C/2)}^(1/3) ≦ {sin(A/2) + sin(B/2) + sin(C/2)}/3 ≦ sin((A+B+C)/6) = sin(π/6) = 1/2,
∴ 1 ≧ 8sin(A/2)sin(B/2)sin(C/2),
∴ sin(A) + sin(B) + sin(C) = 4cos(A/2)cos(B/2)cos(C/2) ≧ 4sin(A)sin(B)sin(C),
(不等号が逆向き・・・・)
>>985 (左側&中央)
sin(2A) + sin(2B) + sin(2C) = 4sin(A)sin(B)sin(C),
(右側) sin は上に凸だから
sin(A) + sin(B) + sin(C) ≦ 3sin((A+B+C)/3) = 3sin(π/3) = (3√3)/2,
二年三十六日。
>>984 nは正整数
0<a[i]<1で
n-1+Π[k=1_n]a[k]≧Σ[k=1_n]a[k]
と言いたかったのかな
>>990 俺はこう思った
1+ab>2(a+b)/2
1+abc>2(ab+bc+ca)/3
1+abcd>2(abc+abd+acd+bcd)/4
1+abcde>2(abcd+abce+abde+acde+bcde)/5
992 :
132人目の素数さん:2009/06/18(木) 20:46:56
新数学スタンダード演習にあった問題です
1. x<y<zのときxyy-xxy+yzz-yyz+zxx-zzx>0を示せ
2. 1<a<b<cのとき log[a](c/b)+log[b](a/c)+logc[b/a]>0を示せ.
解答では1.でxについて整理、2.では1.を利用としています.
ここの住人の方々にエレガントで驚愕できる美しい解答をお願いしたいです.
>>992 とりあえず、1. の方だけ。
A=y-x B=z-y とおいて式を整理すると、
xy^2 - x^2y + yz^2 - y^2z + zx^2 - z^2x
= xyA + yzB - zx(A+B) = x(y-z)A + z(y-x)B = (z-x)AB > 0
>>984 すまぬ、こう書きたかった…
0 < a, b, c, d < 1 のとき、以下の不等式を示せ!
(1) 1+ab > a+b
(2) 1+2abc > ab+bc+ca
(3) 1+3abcd > abc+abd+acd+bcd
ダメだ,対称性がありすぎて普通にしか解けん...
1. x<y<zより 0<y-x, z-y, z-x なので乗じて (y-x)(z-y)(z-x)>0.
これを展開すれば与式となる.
2. 1<a<b<c の自然対数(常用対数でも可)をとって 0<log a<log b<log c
それぞれx,y,zと見立てて 第1式に代入し, logA-logB=log(A/B) という規則を用いたのち, (log a)(log b)(log c)>0 で両辺割れば
{log(c/b)}/log(a)+{log(a/c)}/log(b){log(b/a)}/log(c)>0
最後に logB/logA=log[A](B) という規則を用いれば与式となる.
>>994 (1) 1+ab > a+b:
(1-a)(1-b)>0を展開.
(2) 1+2abc > ab+bc+ca
(1)式両辺にcを乗じると c+abc > ca+bc=(与右辺)-ab
両辺に (1-c+abc) を足すと (与左辺)>(与右辺)-ab+(1-c+abc)
最後の部分 abc+1-ab-c は(1)を用いると0より大きいので,結局上式の右辺は与右辺より大きくなり(2)が成立.
(∵ 0<a,b,c<1より0<ab,c<1)
一般化すると
1+(n-1)(a1a2…an)>Σ[j=1,n]{(a1a2…an)/aj} (0<ai<1) ――― (*)
右辺は a1〜an の積が1項欠けたモノの和.
帰納法で示す.n=2 の場合は(1)で示した.
今 n で成り立つとする.
(*)の両辺に a(n+1) を乗じると
a(n+1)+(n-1)(a1a2…an・a(n+1)) > a(n+1) {Σ[j=1,n]{(a1a2…an)/aj}} = Σ[j=1,n+1]{(a1a2…an・a(n+1))/aj}-(a1a2…an)
両辺に 1-a(n+1)+(a1a2…an・a(n+1) を足すと
(左辺)=1+n(a1a2…an・a(n+1))
(右辺)=Σ[j=1,n+1]{(a1a2…an・a(n+1))/aj}+[1+(a1a2…an・a(n+1)-a(n+1)-(a1a2…an)]
0<ai<1 より 0<a(n+1),(a1a2…an)<1 がいえて,右辺第2項に(1)を用いれば
(右辺)>Σ[j=1,n+1]{(a1a2…an・a(n+1))/aj}
以上合わせて 1+n(a1a2…an・a(n+1))>Σ[j=1,n+1]{(a1a2…an・a(n+1))/aj}
となり n+1 でも成立
【コメント】
(2)(3)ともにaについて整理してて,前の結果を変形してやれば (n-1)(a1a2…an) が出ることに気付いた.
(a1a2…an) 足りないけど気にせずやってたらいい感じに.
二年三十七日。
二年三十七日一分。
二年三十七日二分。
二年三十七日三分。
1001 :
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