統計学なんて数学じゃないだろ

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序章
@世の中のいわゆる「社会調査」は過半数がゴミ。
A始末が悪い事にゴミは(引用されたり参考にされたりして)新たなゴミを生み、さらに増殖を続ける。
Bゴミが作られる理由はいろいろあり、調査の全てのプロセスにわたる。

第1章 「社会調査」はゴミがいっぱい
・今の日本社会は悪い意味で「調査慣れ」している(つまり非協力的)。
・弁明的なごまかし、コンセンサス形成、予算獲得のための社会調査が行われている。
・わざわざ政治臭がする投票にやってくるものは、概して特定の思想を持っているものが多い。
・一部のセレクトされた(五、六人の)街の声を、いかにも全体の意見に(←朝日新聞)。
・マスコミは自ら作り出すものをふくめ、ゴミを世に広める媒体となっている。

第2章 調査とマスコミ
・数字はチェックしよう。間違ってる事が多い。
・他調査を引用したときは注意。主催者の発表を鵜呑みにしているかも。
・トピックさえ面白ければ、どんな方法論で収集されたデータでもまったく気にかけないようである。
・事件でないものを事件に仕立て上げるための調査も少なくない。
・「一時凍結」は「反対」にも「賛成」にも解釈できる(←毎日新聞)。
・質問票の工夫(という名のごまかし)
 【キャリーオーバー効果】・・・いくつかの質問に答えさせるうちに回答者に先入観を持たせ、
 その結果としてターゲットである最後の質問に影響を与えるものである。
・印象操作に注意。
・スポンサーとの関係も要チェック。

あと
・電話調査の欠点は、目標とする人間に到達するだけでも大変な事に加え
 たとえうまく到達できたとしても、断られる可能性が極めて高いことである。