皆さん情報ありがとうございます.
幾つか見繕ってチャレンジしてみたいと思います.
D-brane と言うのは,その上に gauge 場(例えば holomorphic vector bundle)
が住んでいらっしゃる超曲面でして,よく考えるのは Calabi-Yau 多様体上の
(special) Lagrangian submanifold または holomorphic submanifold に
埋め込まれているものを考えます.
これ(とその上の vector bundle)を分類するのに,色々な方法があるのですが,
例えば derived category of coherent sheaves を使います.
私の当面の目標でもありますが,
http://arxiv.org/abs/hep-th/0403166 (ひょっとすると D-brane に興味ある方の参考にもなるかもしれません)
なんかをすらすら読めるようになりたいと思っています.
spectral sequence とか可換図式とか見ると頭痛がしてくるのですが,
この4章とか分かりやすく書けていると思いますか?
ちなみに, derived category や Fukaya category での分類は物理的には
最低次の近似に過ぎませんので, 最終的にはそれらの "量子補正" が
扱えるようになりたいと言うのは物理屋の要求です.
道は遠いですし,本当に現実を記述するのに必要かどうかはわかりませんが.