>>104さん
もしかして物理の方ですか?
私の実力が低いのは認めますが,だからといって
私が代数幾何の勉強をしてはいけない言うことにはならないでしょう.
例を出しますと(数学の方には未定義の物理用語が混ざっててすみません)
D-braneの最も粗い近似では一方で Fukaya category で, その mirror は
derived category で記述されます.
ある人は, D-brane の物理を理解しようとしたら
必ず derived category を再発見するとまで言います.
もちろん, 普段の研究で D-brane を使って物理をする時は,
(AdS-CFT 対応や gauge 理論の研究, 4D model building 等)
derived category の知識が無くても大抵は間に合います.
でも, 上のように言われると気になるではないですか?
そこで,速成できたらと思ってるわけです.
おっしゃるように再構築が自分でできれば越したことはありません.
skyscraper sheaf が anti D0-brane とかそういった解釈ができるのは
ありがたいものです. しかし, それを自分で全部やると言うのは,時間的にも
能力的にも辛いものがあるのは事実です(他の研究した方が目先の利益に
なりますし).