93 :
132人目の素数さん:
自然数nに対し、
適当な自然数mが存在して、
次が成り立つ:
集合{1,2,・・・,m}を任意に{S1,S2,・・・,Sn}と分けたとする。
このとき適当なiに対して、
x+y=zを満たす3つの整数x,y,z(x=yでもよい)をSiが含む。
>>93 x+y=2z ならファンデルベルデン−ラムゼーの定理。
>>93 「x=yでもよい」で「Siが3つの整数を含む」というのが分からん.
重複アリなの?重複ナシなら自動的に「m>2nが必要」というところだが…
(※逆に,「1,・・・,mの中に選ばない数字があってはいけない」はすぐ分かる)
スマンがもう少し説明希望.
97 :
132人目の素数さん:2005/04/26(火) 00:58:19
↑重複あり
98 :
132人目の素数さん:2005/04/26(火) 06:56:33
>>94 長さ k の等差数列が存在するというのがファンデルベルデン−ラムゼーの定理。
k = 3 とすればよい。
素数の2乗を12で割った余りの求め方を易しくキボンヌ
100 :
BlackLightOfStar ◆ifsBJ/KedU :2005/04/26(火) 16:41:22
Re:>99 素数の2乗を3で割った余りと4で割った余りはどうなる?
101 :
132人目の素数さん:2005/04/26(火) 20:45:12
3以上の素数は2では割りきれない。−>3以上の素数は奇数である。12で割ると余りは奇数。
5以上の素数は3では割り切れない。−>12で割ると余りは3や9はとれない。残りは、1、5、7、11
だから2と3を除いた素数は12で割ると余りが、1か5か7か11。
例示
余り1--->13,37,61,,,,
余り5--->5,17,29,41,53,,,,
余り7--->7,19,31,43,67,,,,,
余り11-->11,23,47,59,,,,,,
102 :
132人目の素数さん:2005/04/26(火) 20:47:59
これを自乗すると、
余りは1しかとれない。
なぜなら、1*1=1、5*5=25=12*2+1、7*7=49=12*4+1、11*11=121=12*10+1
だから2と3以外の素数の自乗を12で割ると余りは1にしかならない。
どうして、これが整数論の問題なんだ?算数の問題ではあるが?
整数論の問題だけ200問ぐらい載ってる本発売されたな
整数論はまtったくの無知だから買ってみようかな 面白そうだったし
105 :
Arith ◆Arithtz1sk :2005/04/26(火) 21:20:56
>>93の証明
まず、任意の整数nに対して、「m≧R(n)ならば完全グラフK_mの辺をどのようにn色に塗り分けても、
かならず単色の三角形が存在する」という性質を持つR(n)が存在することを示す。
n=1ならば、R(1)=3ととれる。
あるnについてこの主張が正しいとし、R(n+1)の存在を示すために、
R(n+1)≧(n+1)(R(n)-1)+2ととれることを示す。
m=(n+1)(R(n)-1)+2ととり、K_nを(n+1)色に塗りわけ、その中の1点vをとる。
S_i={w| (v, w)は色iで塗られている}(i=1, ..., n+1)とすると、
|S_1|+...+|S_{n+1}|=m-1>(n+1)(R(n)-1)より、あるiに対して|S_i|≧R(n)となる。
S_iの中に色iで塗られている辺が存在しなければ、S_iはn色で塗り分けられているので
|S_i|≧R(n)より、S_iは単色三角形を含む。
S_iの中に色iで塗られている辺(w, u)が存在すれば、S_iの定義より(v, w)(w, u)(u, v)はいずれも色iで
塗られているのでこれは単色三角形となる。
よって、帰納法よりR(n)の存在が示された。
>>93を証明するには、V={1, 2, ..., R(n)}, 辺(x, y)を|x-y|∈S_iとなるiで塗ればよい。
106 :
Arith ◆Arithtz1sk :2005/04/26(火) 21:28:06
>>95 van der Waerdenの定理は、
任意のk, lに対して
「{1, 2, ..., W(k, l)}をk個の集合にどのように分割しても、その中のある集合が
長さlの等差数列を含む」
という性質を満たす整数W(k, l)が存在する
というもので、l=3のときが
>>94の場合。ちなみに
>>93のはSchurの定理といわれる。
109 :
132人目の素数さん:2005/04/29(金) 03:01:28
自然数を2進数で表したものの集合は可算である。
自然数を2進数で表すと、0と1からなる無限長の文字列になる。
逆に 0と1からなる無限長の文字列を2進数と考えると、自然数である。
よって 0と1からなる無限長の文字列の集合は可算である。
言い換えよう。
0と1からなる無限長の文字列と自然数の2進数表記は一対一対応である。
どんな長さであれ、0と1からなる文字列は2進数とみなせる
無限の問題は深いネェ・・・ζ関数とか・・・
115 :
132人目の素数さん:2005/04/29(金) 07:16:59
116 :
132人目の素数さん:2005/04/29(金) 11:02:36
>>106 ファンデルベルデン−ラムゼーの定理
k_1, k_2, ...... , k_n を与えたとき、
A = {1, 2, 3, ...... , W(k_1, k_2, ...... , k_n)} をどの様に n 個の集合 A_1, A_2, ..... , A_n に分割しても、 ∃i, A_i は長さ k_i 以上の等差数列を含むような自然数 W(k_1, k_2, ...... , k_n) が存在。