表現論を圏論的に考えることも出来る。
K を体とし K 上の有限次ベクトル空間全体の圏を K-Vect とする。
G を有限群とする。
G は対象として G をもち、その元を射とすることにより圏と見なせる。
G から K-Vect への関手は G の表現に他ならない。
G から K-Vect への関手全体を (K-Vect)^G と書く。
U、V ∈ (K-Vect)^G のとき U から V への自然変換は U から V への
G-線型写像に他ならない。
これが自然同値のとき U と V は同値と言う。
(K-Vect)^G は自然変換を射とすることにより圏となる。
この圏は G-線型空間のなす圏に他ならない。
432 :
293:2010/06/18(金) 16:36:38
「群論への30講」の第30項、p.228に
「【定理】有限群Gの表現は完全可約である.」
があり、証明もありました。
433 :
132人目の素数さん:2010/06/18(金) 16:41:09
だからそんな基本的なことどの本にも書いてあるってーの
>>432 それユニタリ表現を使った証明?
その定理の証明は2種類あってユニタリ表現を使うのとそうでないやつ。
両方知っておいたほうがいいが、どちらかといえばユニタリ表現を使う方が重要。
435 :
132人目の素数さん:2010/06/18(金) 16:44:16
くまーみたいな馬鹿のにおいがする
436 :
293:2010/06/18(金) 17:07:59
>>431 当方、圏論なんて聞いたこともありませんので。
馬の耳に念仏です。
437 :
293:2010/06/18(金) 17:19:55
>>434 「群GからGL(k,C)への準同型写像φ、φをk次の線形表現」
「φ(a):C^k ---> c^k (a∈G)」
「Gの表現φが完全可約であるという性質は、C^kの基底を取り直して、
φと同値な表現に置き換えても変わらない。
・・・φと同値なユニタリ行列による表現ψに対して、」ψが
完全可約であることを示そう。」
となっています。
438 :
293:2010/06/18(金) 17:21:34
誤:「φ(a):C^k ---> c^k (a∈G)」
正:「φ(a):C^k ---> C^k (a∈G)」
439 :
293:2010/06/18(金) 17:23:25
誤:・・・φと同値なユニタリ行列による表現ψに対して、」ψが
正:・・・φと同値なユニタリ行列による表現ψに対して、ψが
440 :
132人目の素数さん:2010/06/18(金) 17:25:29
ななしが
きょうも
えろさいとで
じこしゅちょう
>>436 最近の理論物理じゃ圏論は主要な道具ですよ
443 :
293:2010/06/18(金) 17:42:34
>>442 理論物理も、物理学科以外に、数理解析学科でもやっていて、
余りにも数学的な物はそっちがやっていたりしませんか。
445 :
293:2010/06/18(金) 17:59:32
>>433 この本でも、最後の章が「表現」論で、不変部分空間、既約、完全可約が
2ページほどで一気に定義され、今紹介した定理は、本当に最後の最後の
節の1つだけ手前にたまたま出ているような状態ですよ。
>>445 表現論の本は古いからな
でも
証明自体に間違いがあるわけじゃない
だから
理解できないのは能力か努力か体力か金力かなんだかしらないが
その不足が原因
すう折だのなんだのテストだとか自慢するのは逆に無能さを
宣伝してるみたいなものだわ
杉浦やまのうちでなくても探せばいくらでも本はあるだろうに
447 :
293:2010/06/19(土) 05:14:24
>>446 理解できないのではなく、学んだことがないだけです。
449 :
293:2010/06/19(土) 12:04:04
>>448 群の表現を学ぶ必要が出てきたのが一週間ほど前なのに、いつ学べと
言うんですか?
学ぶ必要がでてきて調べたのが奈良女子大の卒業論文だった
なんて
そんなアホなやつ
おる? 普通は普通の本で調べるやろ
それができないというだけでもアホの資格十分あるな
>>450 しかもそれは、浅野・永尾6章の丸写し。
上田先生体調よくなかったからそんな卒業論文ゆるしたのかな
でもまさか死ぬとは思ってなかったろうに
453 :
132人目の素数さん:2010/06/20(日) 07:54:24
Gをコンパクト群とし、G上の実数値連続関数全体の作る集合をC(G)とおく。
f,g ∊ C(G)とする。G上に不変測度mを取る。
今、fとgのたたみこみを、
f*g(x)=∫_G f(y)g(y^-1 x) dm(y) ・・・・(1)
と定義する。この時、
f*g(x)=∫_G f(x y^-1)g(y) dm(y) ・・・・(2)
である。
この証明が分かりません。
単に、(1)で、y^-1 x = z とおくと、
f*g(x)=∫_G f(x z^-1)g(z) dm(y) ・・・・(3)
となり、y = x z^-1 となります。
これがどうして、(2)に変形できるのでしょうか?
ヒントとして、不変測度mについて、
∫_G f(g x)dm(x)=∫_G f(x g)dm(x)=∫_G f(x)dm(x)
という性質があるそうですが。
454 :
454:2010/06/20(日) 08:17:46
ちなみに、これは群環に関連した話です。
>>452 修士論文じゃなくて学部の卒論だしなあ・・・
456 :
453:2010/06/20(日) 21:53:29
∫_G
は、積分記号∫の左下に、群Gの記号を書いているつもりです。
つまり、群Gの全ての元について積分するというニュアンスです。
もちろん、y^-1 は、y の逆元です。
457 :
453:2010/06/20(日) 21:55:18
誤字訂正: 左下 ---> 右下
コンパクト群はゆにもじゅら〜〜〜〜
459 :
453:2010/06/21(月) 07:07:52
もしかすると
>>453 は証明できないことなんでしょうか?
460 :
132人目の素数さん:2010/06/21(月) 17:50:48
だからコンパクト群はユニモジュラーだと
おしえてやってるだろ
機械的に変形するなら
y^(-1)x=z^(-1) とおいて、あと
∫_G k(x^(-1))dm(x)=∫_G k(x)dm(x) を使う。
462 :
453:2010/06/22(火) 06:50:44
>>461 >∫_G k(x^(-1))dm(x)=∫_G k(x)dm(x) を使う。
これはどうやって証明すれば良いのでしょう?
463 :
453:2010/06/22(火) 08:05:02
x = x0+h として、
x0^(-2)を両辺に掛けると
x0・x = x0^(-1)+x0^(-2)・h となるので、
f(x)dm(x)=f(x0・x)dm(x)=f(x0^(-1)+x0^(-2)・h)dm(x)・・・(1)
一方、x^(-1)=x0^(-1)+hAとして、hの1次まででAを求めてみると、
x・x^(-1)=(x0+h)・(x0^(-1)+hA)=1+h(x0^(-1)+x0・A)
となる事から、x0^(-1)+x0・A = 0となる必要があり、
A=-x0^(-2)となる。なので、
x^(-1)=x0^(-1)-h・x0^(-2)
となり、(1)のfの括弧内と良く似ているが、符号が逆。
なぜだろう?
464 :
453:2010/06/22(火) 08:17:13
hは、可換な数ではなく、行列なので、改めてhBと置くと、
x・x^(-1)=(x0+hB)・(x0^(-1)+hA)=1+h{B x0^(-1) + x0 A}
となり、A= - x0^(-1) B x0^(-1) となる。
x = x0 + hBに対し、x^(-1)=x0^(-1) - h x0^(-1) B x0^(-1)
>>463には、記述に間違いがあって、
x0^(-2)・x = x0^(-1) + h x0^(-2) B
が正解。(1)は、
f(x)dm(x)=f(x0^(-2) x)dm(x)=f(x0^(-1)+h x0^(-2) B)dm(x)・・・(1)
が正解。
465 :
453:2010/06/22(火) 08:22:43
掛ける順序を逆にして、
x・x0^(-2)= x0^(-1) + h・B・x0^(-2)
f(x)dm(x)=f(x・x0^(-2))dm(x)=f(x0^(-1)+h・B・x0^(-2))dm(x)・・・(2)
466 :
453:2010/06/22(火) 08:30:21
x0^(-1)・x・x0^(-1)= x0^(-1) + h・x0^(-1)・B・x0^(-1)
となり、x^(-1)=x0^(-1) - h・x0^(-1)・B・x0^(-1)
と非常に良く似た形になるが、何故か符号が逆。
>>462 数学板の代数的整数論 012から引用する。
G をコンパクト群とする。
s ∈ G のとき、x ∈ G に xs^(-1) を対応させる関数を δ(s) と書く。
δ(s) は G の位相同型である。
μ を G の左 Haar 測度とする。
K(G, C) を G 上の複素数値連続関数全体とする。
s ∈ G のとき、f ∈ K(G, C) に ∫ f(xs^(-1)) dμ(x) を対応させることにより
G 上のRadon測度 ν が得られる。
即ち ∫ f(x) dν(x) = ∫ f(xs^(-1)) dμ(x)
t ∈ G のとき、∫ f(tx) dν(x) = ∫ f(txs^(-1)) dμ(x) = ∫ f(xs^(-1)) dμ(x)
よって、ν は左 Haar 測度である。
よって、実数 Δ(s) > 0 が存在し、
∫ f(xs^(-1)) dμ(x) = Δ(s)∫ f(x) dμ(x)
A を G の部分集合でμ可測とする。
χ_A を A の特性関数とする。
s ∈ G のとき、χ_(As)(x) = χ_A(xs^(-1)) である。
χ_(As) はμ可積分であり、
∫ χ_(As)(x) dμ(x) = ∫ χ_A(xs^(-1)) dμ(x) = Δ(s)∫ χ_A(x) dμ(x)
よって、μ(As) = Δ(s)μ(A) である。
特に μ(G) = Δ(s)μ(G) である。
よって、Δ(s) = 1 である。
よって、s ∈ G のとき、∫ f(xs^(-1)) dμ(x) = ∫ f(x) dμ(x)
(続く)
>>467の続き
t ∈ G のとき、
∫ f(xt^(-1)) dμ(x) = ∫ f(xs^(-1)t^(-1)) dμ(x) = ∫ f(x(ts)^(-1)) dμ(x) = ∫ f(x) dμ(x)
よって、μ は右 Haar 測度である。
t ∈ G のとき、
∫ f((xt)^(-1)) dμ(x) = ∫ f(t^(-1)x^(-1)) dμ(x) = ∫ f(x^(-1)) dμ(x)
よって、f → ∫ f(x^(-1)) dμ(x) は右 Haar 測度である。
この測度をμ^と書く。
c > 0 があり ∫ f(x^(-1)) dμ(x) = c∫ f(x) dμ(x) となる。
即ち、μ^ = cμ
よって、μ = cμ^
よって、μ = c^2μ
よって、c = 1
よって、∫ f(x^(-1)) dμ(x) = ∫ f(x) dμ(x) となる。
469 :
453:2010/06/22(火) 15:43:44
ご返答有り難うございます。
>>467 >よって、実数 Δ(s) > 0 が存在し、
>∫ f(xs^(-1)) dμ(x) = Δ(s)∫ f(x) dμ(x)
これはどうしてでしょう?
>>469 左Haar測度は定数倍を除いて一意だから。
471 :
453:2010/06/22(火) 15:54:55
>>471 s ∈ G のとき、∫ f(x) dν(x) = ∫ f(xs^(-1)) dμ(x) と定義すると、
ν は左 Haar 測度だから左 Haar 測度の一意性より ν = cμとなる定数 c > 0 がある。
ν は s に依存するから c = Δ(s) と書ける。
473 :
132人目の素数さん:2010/06/22(火) 17:19:02
くまなんか引用するなボケ
475 :
132人目の素数さん:2010/06/23(水) 12:49:06
おまえがでていけ
476 :
◆27Tn7FHaVY :2010/06/24(木) 03:39:06
なぜこんなに伸びてる?
半兵衛、説明せい!
測度を知らない奴枯れが一人紛れ込み、鳴子を鳴り響かせて下ります
>>475 おまえみたいな人が日本を駄目にしてるんだろうなあ。
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