小・中学生のためのスレ Part 6

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>>589
省略しているわけではない。微妙に意味が違う。
そもそものマイナスの数定義は、‘xに対して足し算したときにxを0にするような数。これを-xと表記する’ということ。
以下は興味深い内容だと思うから、真面目に聞くこと。

a + b = aとなるようなbを0と書く。また、これを加法(足し算)における単位元という。
a * b = aとなるようなbを1と書く。また、これを乗法(掛け算)における単位元という。
#つまり、単位元っつーのは足しても掛けても元のまんまってやつね。

a + b = 0となるようなbを-aと書く。また、これを加法における逆元という。
a * b = 1となるようなbをa^(-1)と書く(1/aでも良し)。また、これを乗法における逆元という。
#つまり、逆元っつーのは、足したり掛けたりしたらそれぞれの単位元(↑参照)になるやつね。

(a+b)+c=a+(b+c),(a*b)*c=a*(b*c)がなりたつ。これを(それぞれ加法の、乗法の)結合法則という。当たり前に思えるかもね。
(a+b)*c = a*c + b*cがなりたつ。これを分配法則という。疑問に思う香具師は計算してみろ。
a+b=b+a , a*b=b*aがなりたつ。これを(それぞれ加法の、乗法の)交換法則という。これも当たり前に思えると思う。

みんなの使う有理数(整数/整数で分数の形にあらわすことができるような数)はこれら(↑)の性質を全て満たしている。

次レスにてよくある質問を解決する。