★数学と一般企業での研究の接点★

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38M.S.
>>32
>鉄道総研(JRの系列?)で論理学の理論を応用した
>信号システムの研究をしてる香具師はいるな。

正確には違うよ。

ソフトウェアの開発手法として、形式的手法(フォーマルメソッド)
というものがある。これはソフトウェアの仕様を論理的に記述し、
さらにその仕様を満足するように論理的にソフトウェアを開発する
手法のこと。

鉄道総研では、形式的手法を用いて信号システム(例えば駅の
信号機とポイントを制御する連動装置とか、列車の速度を制御
するATS,ATC)を開発する方法を研究している。

これは数学的にはさして高等なテクニックを使うわけではない。
どちらかといえば、情報科学とかソフトウェア工学の話。
>>36で名前の挙がった御仁は数学科の卒業ではあるが、
指導教授は計算機屋さんで、その研究室はいまは情報学科にある。
n社で量子論理やってまつ。
下っ端のヒラ研究員でつけど。
40M.S.:03/05/17 21:53
ところで、鉄道の信号システムだけではなく、
工場のプラント制御システム等のリアルタイム
システムの安全性を保証するというのは、地味
ではあるが重要な課題である。

産総研の木下さんは、この板ではALGIとかで知られていると思うけど
一応、システム検証研究ラボの長でもある。
http://www.aist.go.jp/aist_j/organization/organization.html