パラドクス教えて!

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124132人目の素数さん
>>122 それは、かえって分かりにくくなる。カントールのパラ
ドクスや>>123さんのブラーリ・フォルティのパラドクス(順序
数全体の集合 W を考えると、整列集合なので対応する順序数が
ある。これをΩとすると、W の要素はΩより小さいはずだが、Ω
自身もW の要素)は、純粋に超巨大「集合」の禁止なので、例え
話は難しい。

その点、ラッセルのパラドクスは「自分自身を含む集合」という
正則性の公理でも禁止される概念を使っているので、ごまかしが
きく。有名なバリアントとして、床屋のパラドクスというのがあっ
て、「村の床屋さんは、自分で髭を剃らない人全員の髭をそるし、
しかも剃るのは自分で剃らない人だけ。さあ、この床屋さんは自
分の髭を剃るでしょうか」というのがある。