真である全ての命題は、背理法を使って証明できる?

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1132人目の素数さん
「真である全ての命題は、背理法を使って証明できる?」
という命題は真であるか否か

この命題が真であるとすればそれを証明できるか
否であるとすれば反例はどのようなものか
21:03/01/20 05:44
>>1
「真である全ての命題は、背理法を使って証明できる?」
を↓
「真である全ての命題は、背理法を使って証明できる」
に訂正
3132人目の素数さん:03/01/20 07:34
ここは超論理的なインターネットですね
4132人目の素数さん:03/01/20 08:01
数理論理学はよく知らないが、
真であるが証明できない命題が存在するんじゃなかったっけ?
5132人目の素数さん:03/01/20 08:06
これが真であるとすると、背理法を使うかどうかに関わらず
「真である全ての命題は証明可能である」という事になるわけだが
たとえ真であっても、それを証明する方法があるとは限らないわけで。
(ただ、「証明することができる」という、メタレベルの命題を考えるために
まずは「証明する」とはどういうことか?というあたりから始めないといけないが。)

それとも「真である命題」とは、「真であることが証明されている命題」のこと?
それなら、命題を否定したものを仮定すれば、
真であることを証明したのと同じ過程によって、矛盾を導ける。
6132人目の素数さん:03/01/20 08:42
背理法を使って証明できない命題は、全て偽である?
7132人目の素数さん:03/01/20 08:54
>>6
他人のレスを嫁。
8132人目の素数さん:03/01/20 10:56
9132人目の素数さん:03/01/21 14:46
証明できるすべての命題は背理法を用いても証明できる。

論理の基本中の基本。こんどからくだらねえすれいちいちたてねえで
論理学スレでききたまい。

終了
10132人目の素数さん:03/01/22 15:06
証明できない命題ってあるの?
そういうのあったら例を教えてください
証明できないことの証明はどうやってやるのかも
P=NP
これは「証明されていない命題」か
12132人目の素数さん:03/01/22 16:12
「ユルヒュンは存在する」
>>10
命題P:「命題Pは証明不可能」

という命題。もっともありがちな例だが。
つーか俺は本質的にこれと異なる例を聞いたことがない。

これが証明されれば矛盾だし、
証明不可能ならば、真であるのに
証明不可能な命題ということになる。
14132人目の素数さん:03/01/23 04:17
背理背理ふれ背理法ー(ほっほっほほ)
背理背理ふれっほっほー
大きくなれよー


丸大ハンバーグ♪
連続体仮説ってのはどうなの?
16132人目の素数さん:03/01/23 14:27
>>13
そのPが命題であることはどうやって証明するのですか?
>>15
真か否かわからないので今の話題と関係ない。
18132人目の素数さん:03/01/23 14:56
>>16
それを質問したいなら、まず命題の定義を明確にしないとな。
19PAと独立な命題:03/01/23 15:21
>>13
http://mathworld.wolfram.com/NaturalIndependencePhenomenon.html
で挙げられてる例の,例えばラムゼイ命題
http://mathworld.wolfram.com/RamseysTheorem.html

まだ解説記事を読んでるだけなんですが,うちの学校の先生が,これが自己言及と本質的に異なる例
である,と言っていたような記憶があります.
論理スレで訊けば一発かな?
20132人目の素数さん:03/01/23 15:50
>>19
それは先生が自分の誤りに気づいていないだけでしょう(w
2119:03/01/23 15:55
組み合わせ論の命題だそうです.
2219:03/01/23 16:06
>>20
おおっ,解説キボン!論理スレにもかいてかいて!
丸大ハンバーグって息が長いな。
>>22

ヴァカ
2519:03/01/23 17:10
ありゃ
>>25

教えて君は数学止めろ
(わからないふりして13にヒントを出そうとしたら煽られてしまった・・・)
>>22
ワラタ。まああまり気にすんなや。
29132人目の素数さん:03/01/26 12:45
>>13
「命題Pは証明不可能」という命題は
命題Pにはなり得ないように思えるんだけど
それは俺の勘違いなのかね?

この命題を命題Pと定義づけても矛盾はないということは
どうして言えるのだ?
30 :03/01/26 12:53
台湾のエロ画像掲示板が今一番ホットと言えませんかね?

http://wossal.k-server.org/tw/

>>29
俺は>>13ではないが、もう少し正確に言うと、「命題Pは証明不可能」という命題そのものを考えるのでなく、
「ゲーデル数」という、論理式全体から自然数へのコード化関数を構成し、
「xが命題Pのゲーデル数のとき、Pは証明可能」となる述語Proof(x)を構成する。
で、ある真な命題Pのゲーデル数であって、「Proof(x)の否定」が成り立つようなxの存在を示す。

詳しくはゲーデルの不完全性定理を勉強すればわかるよ。
32132人目の素数さん:03/01/26 13:30
背理法でしか証明できない命題とはオカシイのではないか?
>>32
どこにそんなことが書いてあるの?
34132人目の素数さん:03/01/27 16:36
LISPのプログラムの例題のTHEOREM PROVER(RESOLUTION)の
話をしているんだろう? 総称と単称記号がなければOKというあれか?
3524の男:03/01/27 19:11
僕が新しい命題を提言します。それは、
「ルールがあるなら世界ができる。」です。
たとえば、野球には野球のルールがあるから、野球の世界ができるわけで、
ほかには、歌い手は歌を歌うことをルールとすれば、歌い手の世界ができる。
などです。
36まおまお:03/01/27 19:38
数学板で、ここまで激しくワラタのは久しぶりだ
3724才の男:03/01/27 21:53
「真である全ての命題は、背理法を使って証明できる」
という命題は真であるか否か

というのがここでの証明すべき命題だが、
例えば、すべての人間をそれぞれ真である命題だとすると、
そこから生まれるものが真であるかどうかという命題が考えられる、
このとき、生まれたものが偽だと言い切れるかどうかだ。
偽ではないなら、それは真であると言うのが背理法だったと思うので、
どんどん真であると言うのが、広められるのではないだろうか。

っと、このたとえ話は本題から離れているようなのでこの辺で
「カコワルイ」を恐れずにマジレスに走ります。

>>37
> このとき、生まれたものが偽だと言い切れるかどうかだ。
> 偽ではないなら、それは真であると言うのが背理法だったと思うので、
背理法の定義が全く違いますな。
ついでに、「偽だと言い切れない」と「偽ではない」は全く違いますな。
つまり何も言えないですな。ということは、
> すべての人間をそれぞれ真である命題だとすると、
という仮定からは何の結論も出てきませんな。
3924才の男:03/01/27 22:40
僕が言いたかったのは、すべての人間を一つのある集合に含めて、
その人たちが感じている集合の壁が、閉集合のようになっているか、
開集合のようになっているか、ということだったんです。
開集合の壁を感じているならば、そこから新たな要素を含められると思ったんです。
4024才の男:03/01/27 22:41
39:なんか乱暴な終わり方みたいだったのですいませんでした。
>>39
それは少なくともこのスレの話題ではないな。
ネタという意味ではある意味正しいスレ選択だが。
42132人目の素数さん:03/01/28 00:31
>>33
ブラウワーか君は(w?
43132人目の素数さん:03/01/28 00:39
>>33
ブラウワーか君は(w?

>>19
先生は別に間違ってないと思うぞ。ぐぐれ、、、っていいたいとこだが
適当な日本語のコンテントがないな、、、

例えば、広瀬健編著:入門 現代の数学[12] 数学基礎論の応用,数学セミナー増刊,
日本評論社 に同様の記述がある。

しかし、前から思ってるんだけど、日本語のコンテントはあんまり訳に
たたねえなあ。
4433:03/01/28 07:05
>>43
単に「このスレのどこかでそういう話が出てるの?」って質問なんだけど?
別に背理法でしか証明できない命題は存在しないとか認めないとか言ってるわけではないよ。
4543:03/01/28 10:44
>>44
すまんす。>>32 への誤爆っす。
4619:03/01/28 17:11
>>43
記憶をたどって検索→林晋先生のサイトで論文著者名発見
→あてずっぽうのスペルParisで検索→wolfram→レビュー発見
http://wwwmath.uni-muenster.de/math/inst/logik/org/staff/weiermann/
の ParisHarringtonsummary.ps


(→したり顔でレス→突っ込み入る→具体的なことを何も知らないのであせる
 →逃げの一手!→煽られてた?→(+д+)マズー → 43 →(゚д゚)ウマー)
4733:03/01/28 21:55
>>45
らじゃー。気にしないでちょ。
>>46

その論文には、証明不可能の証明のやり方は書いてないだろ。

実は、
 PHからPAの無矛盾性が証明できる
→PAではPAの無矛盾性は証明できない。
→したがってPAでPHの証明ができると矛盾。
→(゚д゚)ウマー
というわけだ。

つまりね、ゲーデルの結果を経由しなければ
独立命題だって分からないわけで、その意味では
自己言及と「本質的に」異なるとはいえないわけ。

「ゲーデル命題と見た目上異なる例」というならOKなんだが(w
>>48

で、そもそも「見た目上自己言及がない」というなら、
PAの無矛盾性だって、かまわないわけ。

でもそれがNGなのは、結局
 PAの無矛盾性からPAに関するゲーデル命題が証明できる。
→PAからPAに関するゲーデル命題が証明できない。
→したがってPAでPAの無矛盾性証明ができると矛盾。
→(+д+)マズー
だからだよ。
というか「本質的に同じ」とか「本質的に異なる」ってどういう意味よ?
そこんとこはっきりしてもらわないとどちらの主張も微妙。
それは19の学校の先生に聞いてくれ(w
5219:03/02/05 22:13
>>48-49 なるほど…

>>50 (*´∀`*)エヘヘ
>>51
>>19より寧ろ>>13だと思うが?
ところで、46にも名前のある林晋氏によれば、
「どんな体系も自分自身の無矛盾性を証明できない」
というのは、無条件に正しいわけではないそうだ。

証明の形式的定義の仕方によっては、自分自身の無矛盾性が
証明できる場合があって、このような現象が証明論自体の
正当性を大いに危うくしているそうな。

なお、これは第二不完全性定理の問題であって、
どんな体系にも決定不可能命題がある、という
第一不完全性定理を免れることはできない。
>>54
> ところで、46にも名前のある林晋氏によれば、
> 「どんな体系も自分自身の無矛盾性を証明できない」
> というのは、無条件に正しいわけではないそうだ。

そりゃそうだ。
つーか、どちらかというと 「自分自身の無矛盾性を証明できない」 体系の方が(感覚的には)珍しい。
実際に扱う体系には自然数体系が入ることがほとんどだから、そういう体系ばかり見るわけで。
5619:03/02/07 16:32
ん,55(ペアノの数論を含む体系は〜)と54(証明の形式的定義によっては〜)は
ちょと違うのでは?
>>48
いやね、そういう自己言及命題ではなく、普通に解釈できる
自然数論の命題で PA で証明不能な例が発見されたという事実は
君が何といおうとそれだけで重要なわけで、だからこそあの時期
探されたという事実はわすれてはならん。

それに自己言及がどうとかいうならブーロスの不完全性定理証明は
どうするよ。あれは自己言及を使ってないはずだぞ。
前原先生があれでは第2不完全性定理がでないのではとコメントしたんだけど、
のちに菊池先生が改良してその方針で台に不完全性定理まで証明している
ベリーのパラドックスを利用する証明だよ。
>>56
寧ろ、>>54の一段落目と二段落目にギャップがあると指摘するのが正しい。
「証明の形式的定義」というのが厳密には何を指しているのかが不明だが、
少なくとも、「通常の証明の形式定義」の話に限定したとしても、
「どんな体系も自分自身の無矛盾性を証明できない」 というのは正しくない。
>>55

正しくは、「自分自身の証明可能性を記述できる」理論が
「特殊だ」というべきだろう。

>>57

「普通に解釈できる」というのは気分の問題だろう。
(見た目上)自己言及がないという意味なら、
無矛盾性命題でも構わない

>>58

ブーロスの証明は微妙だな。
ベリーのパラドックスは、命題の大きさに関する
「自己言及」を使っているともいえる。
ところで、雑誌「現代思想」での前原氏のコメントは正確には
「ゲーデルの不完全性定理では真概念を用いない」
というところ。ただ、実際には真概念を用いない形にするのは
容易なのでそこは問題ではない。
(第二不完全性定理の証明はまた別の話)
ブーロスの証明の「タネ」は
「数の表現の長さを表す数は、数がある上限を超えると
 その数自身よりも必ず小さくできる」
ということ。

ちなみに掛け算が使えないとこうはいかない。
>>61後半
ていうかそもそも掛け算ない場合はRE公理化可能で完全な体系があるんでは
>>62
てゆ〜か、そもそも掛け算がないと
体系自身の証明可能性を記述できない(w
>>63
ぶっちゃけていえば、記号として表現するのに素数を使っているから。
>>64
別に素数使わなくても書けるけどね
誰かさんの好きなBoolos-Jeffreyにも載ってるよ
>>65
別に仕掛けはどうでもいいんだけどね。
誰かさんはステートメントだけ読んでるみたいだから(w
>>66
ステートメントだけ読んでる人って>>64のことですな
可証性述語は別に素数を使わなくても書けるんだから
「掛け算のない体系では素数を形式化できない」
というだけでは完全性の足しにはならん罠
掛け算や足し算のない体系での完全性が
「掛け算か足し算を欠く体系では*いかなる手段を用いても*
可証性述語が書けない」
というずっと強い主張になってるのがわからないかな?
>>67

>「掛け算か足し算を欠く体系では*いかなる手段を用いても*
>可証性述語が書けない」

>>63と同じ(w
>「掛け算のない体系では素数を形式化できない」
>というだけでは完全性の足しにはならん罠

では足しになることを逝ってくれ
>>65
>Boolos-Jeffreyにも載ってるよ

chapter 15に10進法を利用したコード化が出てるね。
ところで、10進法は掛け算を用いてるよ。

>>62
>掛け算ない場合はRE公理化可能で完全な体系がある

chapter 21に上記体系の決定性に関する
Presburgerの結果が紹介されている。
71山崎渉:03/03/13 13:48
(^^)
72ボッキ:03/04/05 00:37
勃起
73132人目の素数さん:03/04/15 02:09
論理学は数学の基礎ではあっても、数学とは異なったなにものかだな。
74山崎渉:03/04/17 09:07
(^^)
75山崎渉:03/04/20 04:31
   ∧_∧
  (  ^^ )< ぬるぽ(^^)
76132人目の素数さん:03/04/26 21:40
  
>>76
どーでもいいことかもしれんが聞いておく。
現在数学板はあと300スレ立たないと板圧縮が起きない状態にある事を知ってるか?
78ななし:03/04/26 23:49
∀ε>0, |A|<ε ⇒ A=0.

これって背理法を使わないで証明できる?
任意のεに対し、Aの絶対値がεで抑えられるというのだから、Aは0。
>>79
問題文を言い換えただけなのでは・・・
証明なんてものはそもそも問題文を言い換えるだけの事なんだし。
82132人目の素数さん:03/04/27 00:05
↑ネタ?
ヽ(`Д´)ノ
じゃあ何だよ、おまい。証明とは何か言ってみろよ
本気だったのか・・・ちょっとワラタ
85132人目の素数さん:03/04/27 04:01
背理法じゃない方法で証明してみせよう。
Aが実数だとすれば、それは0もしくは正もしくは負である。
0だとすれば、成立する。
正だとすると、その値をδとすれば、任意のεに対して
δがεよりも小さいという主張になるが、それはεをδの
半分に取れば成り立たないから、成立しない。
負だとすると、その絶対値をδとして同様に考えると
成立しない。

Aが0、正、負の三通りについて調べてみた結果、
成立させることができるのはA=0の場合だけで
あることがわかったので、A=0でなければならない。
>>85
問題文を言い換えただけなのでは・・・
87132人目の素数さん:03/04/27 09:41
>>85

それって、背理法でしょ。
>>78

定義なのでは?
>>87

そうだな。

ただ、一口に背理法といっても、
「存在すると矛盾するから存在しない」
というのは問題ない気がする。
「存在しないと矛盾するから存在する」
というほうはどう構成するかという問題があるが。
90132人目の素数さん:03/04/27 11:16
まず「背理法を使わない証明」とやらを定義しなければ。
排中律を使わない、でいいのか?
91132人目の素数さん:03/04/28 10:09
ユークリッド幾何の有名な平行線の公理(注意:オリジナルの表現では異なる)
「一直線があるときに、それに含まれない一点を通ってもとの直線と
交わらない直線はちょうど1本だけ存在する。」
これは、きっと他の公理から導かれる定理だろうと後の世の人々の多くが
考えて、その証明をいろいろ試みたが、誰も成功しなかった。方針は
主張を否定して矛盾を導くというものだったが、一見正しそうな証明に
成功したりするのだが、そのどれも厳密な論理としては破綻していた。
平面上に図形を描いて説明したり考察してしまうと、論理が成り立たなくても
正しいと見えてしまうのも困り物だった。
92132人目の素数さん:03/04/28 11:52
>1
「真である全ての命題は、背理法を使って証明できる?」
という命題は真であるか否か

ゲーデルの不完全定理によって,真であっても証明できない
数学の文(真理値関数:0か1)が存在する

93132人目の素数さん:03/04/28 12:08
ロジックの素人なんですが、質問です。

高校数学でよくやる「√2は無理数である」の証明、これは背理法の例として紹介されますが、
「無理数の定義が有理数でない実数」である以上、有理数ではないと証明するしか方法がないと
思うのです。
こういうのも「背理法」なんですか? それとも定義に従った証明なんですか?
94132人目の素数さん:03/04/28 12:33
>>93
定義に従った背理法による証明だと思います。

√2が有理数とすると矛盾
⇒√2は有理数でない  (背理法)
⇒√2は無理数        (定義)
95mathmania ◆uvIGneQQBs :03/04/28 12:55
背理法とはあまり関係ないが、
√2が無理数であることを証明するには、
√2が実数であることを証明しないといけない。
まず、x^2-2=0の複素数解が高々2つであることは当然のこととしよう。
x^2-2が連続であることも当然のこととしよう。
これにx=-2,-1,1,2を代入すると、
2,-1,-1,2となる。
よって、-2<x<-1,1<x<2にそれぞれ一つずつ解があることが
中間値の定理によってわかる。
よって、√2は実数である。

別証明としては、
1/1,3/2,7/5,17/12,41/29,99/70,...がコーシー列であることを示し、
(よって収束列である。)この数列の2乗の極限が2になることを示せば良い。
96132人目の素数さん:03/04/28 13:06
97132人目の素数さん:03/04/28 14:08
>>94 サンクス。
となると、これを「背理法なし」で証明する方法はあるのでしょうか?

>>95 高校の指導要領に従うと(従う必要などないのかも知れませんが)、
中間値の定理は数Vだと思います。
√2が無理数だという証明は今までの課程(数A)でも、今年からの課程(数U)でも
論理的に無茶をしてますよね。まあ実数論を正面から扱うのを避けてますからねえ。
>>97
じゃあ, 無理数であることを直接定義して, √2 がその定義に従うことを示せば?
99132人目の素数さん:03/04/28 19:55
>1
「真である全ての命題は、背理法を使って証明できる?」
という命題は真であるか否か

ゲーデルの不完全定理によって,真であっても証明できない
数学の文(真理値関数:0か1)が存在する

なんで,ゲーデルの不完全定理をしていれば,こんなに簡単な事は,すぐわかるんじゃないかなぁ?
この定理って,この題目の意味を含んでるんだよ.数学において「完全」の定義は,
「真な命題は必ず証明可能だ」というもので,もしも「真だけれど証明不可能な命題」が存在すれば,
もはや完全ではなくなるので,「不完全」ということになる.それを,証明したしたのがゲーデルで
しょう?ただ,真である「全ての」命題は・・・となっているのは何故?何に対して「全て」なのか.
「ある理論体系において」というのならば,「真である全ての命題は、背理法を使って証明出来る」
という命題は,「否」です.ゲーデルの不完全定理より,反例の存在が証明されているので.
これ以上の事って言うことあるかな?




100132人目の素数さん:03/04/28 21:36
100
101132人目の素数さん:03/04/29 05:25
歴史的には、√2は無理数かどうかではなくて、√2が図形の長さなどの
量としては当然存在しなければならないはずなのに、それを整数の比と
してあらわせないことが示せたので、矛盾に思えた。
今のわれわれからみればまったく矛盾ではないが、ゼノンのパラドックスも
そうだが、当時は実数論が充分にはできていなかったからだ。
102132人目の素数さん:03/05/16 02:37
グリーンジャイアント曰く

はいり、はいりふへ、はいりほー、はりはりふれーほーほー、
大きくなれよ。
103山崎渉:03/05/22 00:29
━―━―━―━―━―━―━―━―━[JR山崎駅(^^)]━―━―━―━―━―━―━―━―━―
104山崎渉:03/05/28 14:58
     ∧_∧
ピュ.ー (  ^^ ) <これからも僕を応援して下さいね(^^)。
  =〔~∪ ̄ ̄〕
  = ◎――◎                      山崎渉
105132人目の素数さん:03/06/07 07:54
7
106132人目の素数さん:03/07/04 08:55
15
107132人目の素数さん:03/07/21 11:00
19
108132人目の素数さん:03/07/21 11:57
命題: P=NP
(@) P≠0ならば両辺を0で割ればN=1のときのみ成立することがわかる
(A) P=0ならば任意のNについて成立する

こんな問題もわからねーの?
>>108
(i)がどうにも納得し難いな
110132人目の素数さん:03/07/21 18:07
>>109
禿同
「両辺を0で割れば〜」って…
111132人目の素数さん:03/07/21 18:22
命題Aを証明しますた
背理法を使って証明するには
命題Aが成り立たないとかていすると
命題Aがなりたたないので
公理に反する
112132人目の素数さん:03/07/21 18:22
◆オナニーランド 無料です◆
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113132人目の素数さん:03/07/21 18:46
あれだろ
114132人目の素数さん:03/07/21 18:51
あれだな
115132人目の素数さん:03/07/21 19:03
なんだろ
あれか?
116132人目の素数さん:03/07/21 20:33

     。。  
   。     。 +   ヽヽ  なに言ってんだよ
゜ 。・ 。 +゜  。・゚ (;゚`Дフ。 うわぁぁぁん
            ノ( /
              / >
117132人目の素数さん:03/07/28 07:49
命題: P=NP
P(N-1)=0であるので、零因子が無いとすればP=0であるかN=1でなければならない。
                                                      ∩       .'  ,
                                                    ⊂、⌒ヽ   .∴ '
                 ______________                  ⊂( 。▽。)つ←>>117
はっはっは・・・      /ヘ;;;;;──── / ,──ヽ-─-- ヽ                   V V
見ろ!         ,/';=r=‐リ      //     ||   || ヽヽ                ';*;∵
人がゴミのようだ ,/  ヽ二/     //      ||    ||  ヽヽ             ・.;,;ヾ∵..:
        __∠__⊆⌒⊆___)__// ニ)___||__||_ノ ゝ__         :,.∴ '
      /      ̄ ̄ ̄_ _/   |      |      |    ヽ   ∴ ';*;∵; ζ。∴
    // __C__   / ̄ ノ    |   ⊂⊃|  ⊂⊃ /  ロ /|       .∴' 
   / /-/====/-/__ ノ__  |      |      /_____/__|_     _     :, .∴
   | ̄ └[と2003]┘   ̄ ̄   /;;;;;;;ヽ |   ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ /;;;;;;;;ヽ    ノ 三三三三:, .
   |二)  └──┘ (二二)__|_|:(∴):|__|______|___|:(∴):|____ノ三三三 :, .
    ̄ ̄ゞゝ;;;;ノ ̄ ̄ ̄ ̄   ゞ_ゝ:_ノ    ゞ;;;;;;ノ    ゞゝ:_ノ    三三
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
>117 でどっちなんだ?
120132人目の素数さん:03/07/28 09:05
>>119
なにが?
>>120
P=0 か N=1 かってことだろう。
で、Pは Polynomial 、N は NOn-deterministic だから共に成立
しない。よって P=NP は成立しない、が結論。
もともと、2つの命題の同値性の問題だから、P≡NP って式を解く
べきだろう、ってんでどうだ。
122132人目の素数さん:03/07/28 17:23
>もともと、2つの命題の
命題ちゃうで
123あぼーん:03/07/28 17:28
124121:03/07/28 18:34
>>122
うーん、確かにちゃうな、
∀n(P(n) ≡ NP(n)) こうか?
そうすると関数方程式とみて、 P = NP でいいか?
     ∧_∧  ∧_∧
ピュ.ー (  ・3・) (  ^^ ) <これからも僕たちを応援して下さいね(^^)。
  =〔~∪ ̄ ̄ ̄∪ ̄ ̄〕
  = ◎――――――◎                      山崎渉&ぼるじょあ
おれには行列の問題に見えるが、、、
127山崎 渉:03/08/15 19:36
    (⌒V⌒)
   │ ^ ^ │<これからも僕を応援して下さいね(^^)。
  ⊂|    |つ
   (_)(_)                      山崎パン
128132人目の素数さん:03/09/23 05:53
8
129132人目の素数さん:03/09/23 22:50
そもそも、背理法という証明法そのものは正確なのですか?
つまり偽である命題を背理法で真であると証明しようとしたとき、
矛盾は絶対に見つからないのでしょうか?
また、そのことは証明されているのでしょうか?

#ここまで書いて気づいたのですが、「偽である命題を背理法で証明しようとして
 矛盾が見つかれば背理法が正しくない」というのも背理法に基づくものですね。
 何となくパラドックスの予感。
130ななし:03/09/23 23:10
久しぶりにブルーバックスから出ている現代数学小辞典を見た。

ブラウエルの直観主義(背理法を使わない)では、Wierstrass の最大値
最小値定理を断念しないといけなくなる、って書かれていた。

背理法を使わない立場で、数学はどの辺まで進めることが出来るの?
131132人目の素数さん:03/09/23 23:11
小学生の頃、クラスにWさんという女子がいた。彼女は先天的な病で体がただれていて、声もうまく発声できなかった。
大人しい子でいつも本を読んでいた。
男子の友人はいなかったが、女子の友人は不思議と多いようだった。

修学旅行で旅館に泊まった時、友人が女子の部屋に遊びに行こうと言い出した。
俺も同意して、どうせだからこっそり行って驚かせてやろうってことになった。
そしてクラスで一番人気のあった女子のいる部屋に行く事となった。
こっそりドアを開けると(どのように鍵を開けたかは忘れた)恐ろしい光景が。

体育座りで座り込むWさんを円になって囲むようにクラスの女子全員が立っていた。
そして、Wさんに対して「豚」「焼けど野郎」などと罵声を浴びせていた。
さらにクラスで最もかわいかった子が「じゃあ、カツラはずしまーす」と笑いながら言ってWさんの頭に手を伸ばした。

次の瞬間、Wさんの髪の毛が全部その女の手にあった。Wさんは頭皮も病気で、髪の毛が生えないためカツラをしていたのだ。
男子は誰もそれを知らなかった。ショックで何が何だかわからない俺の前で女子はWさんを蹴飛ばしたりカツラをライターであぶったり。
Wさんはかすれた声でうめく。助けを呼びたくても呼べないのだ。
俺と友人は無性に怖くなって見つからないように逃げた。

次の日、Wさんもクラスの女子も何事も無かったように京都を観光していた。
それが一番怖かった。

時がたって同窓会が開かれた。Wさんはすでに亡くなっていた。
俺は思い切って女達に修学旅行でのことを聞いてみた。
すると例の一番かわいかった女の子が「あんなの別に死んだっていいじゃん」といった。

このスレの趣旨とはちょっと違うかもしれないが、これが俺の経験した最も怖い話です。
132132人目の素数さん:03/09/23 23:38
>>129
「つまり・・・」以下が良く分からないが、
排中律から出るんじゃないの?
背理法はある強い(一般には複数の)前提条件と生贄とする
(否定したい)命題Xを仮定すると強い前提条件の否定が出てくる
ので、Xを拒否する方法。
例えば√2が有理数であるという命題をPとし、有理数は既約分数で
表されるということと既約分数には互いに素であるという2つの命題
をA,Bとすると、P&A&B=>~Bが出てくるのでpが拒否されるということに
なる。この時~Pは強い命題(定理)の仲間に入れる。こうして定理を
増やしていくプロセスが背理法。ある意味、仲間外れ法かも知れない。
強い命題をQ、否定を証明したい命題をPとおいた時
Q&(P&Q=>~Q)=>~Pは命題論理レベルでは恒真な式であるが、
背理法を数学の証明として正当なものとする根拠となっているが。
>>131の女の子も、ある種の背理法でいじめられたのかも知れない。
となると背理法を駆使する数学というのは、女性的陰湿さとは縁が深い
のかも知れない。陰湿な背理法を使わずに済ます表現方法はある。
「任意の有理数が既約分数で表されなおかつ、√2が有理数である
ことは両立しない」というような表現を取るほうがいいのかも知れ
ない。
前提1 p ⇔ q
前提2 not q ⇔ r
目的 X が r であることを示す
背理法
 X が p であると仮定する ならば 矛盾
 よって X は not q ∴ X は r である
背理法の対偶論法
 X が p でないならば 矛盾はない
 よって X は not q ∴ X は r である

…自明じゃ駄目?
135134:03/09/24 01:00
対偶論法はちょっと違うな…。
すまん忘れてくれ…。
136132人目の素数さん:03/09/24 02:14
あほな高校生です。
「√2が無理数である」ことを証明する背理法の論法に違和感を覚えてます。
背理法とは、「結論を否定を仮定して、もとの仮定に矛盾を生じさせる論法」
すなわち、対偶命題の証明で元命題が真であることを示す論法。
と聞いているのですが「√2が無理数である」という命題のどこが仮定の部分
なのか、(ひょっとして「√2が実数であるとわかっているときに」という隠
された仮定が存在するのか←でも、論法ではこれに矛盾していない)
結論の否定を仮定して、結論に矛盾を生じるような論法を背理法というのか?
既約分数にならないからといって、約分する前の分数になる可能性はないのか?
すべての有理数は既約分数で表現できることは証明不要なのか?
どなたか教えてくださ〜い。
>すべての有理数は既約分数で表現できることは証明不要なのか?
 
厳密にいえばこれは必要だな。
 
>背理法とは、「結論を否定を仮定して、もとの仮定に矛盾を生じさせる論法」
>すなわち、対偶命題の証明で元命題が真であることを示す論法。
 
これはどうだろう?オレ的には背理法とはP⇒Qを証明するためにそれと同値な
P&notQ⇒⊥(⊥は矛盾の意)を証明することだと解釈してるけど。
「P⇒Q」と「P&notQ⇒⊥」が同値であることはこだわるタイプのひとにとっては
結構納得しづらいかもしれない。大学はいって論理学の授業があったらそこでは
おしえてもらえるし記号論理学とかいてある教科書にはのってるので独学できないでも
ないが瑣末なもんだいなので伊藤家風にいえば「なるものはなる」でとりあえずあとまわし
にしとけ。
138ポン:03/09/24 02:40
バカ院生が集まる部屋というのはここですか?
>>136
> と聞いているのですが「√2が無理数である」という命題のどこが仮定の部分なのか

アホか? 自分で「結論の否定を仮定して」と書いてる意味が分からんのか?
140132人目の素数さん:03/09/24 08:02
>>139
言葉が足りませんでした。

元命題の仮定の部分はどこですか?

という意味です。
141132人目の素数さん:03/09/24 11:22
そもそも>>136は背理法が正しいことを納得していないように思うのだがどうか
>>136
その方針でやるのは、無矛盾性の反例を出そうとするやり方。
つまり強背理法であり、その方法である命題の証明に成功したと同時に
その命題を含む体系全体の信頼性が極度に低下するのでかなり破壊的な
方法です。
数学でそれをやろうとするのはかなり勇気が必要、というか今まで成功
した奴はそう居ないでしょう。
自分で強背理法であると思っていても、実はそれはもろにそれは普通の
背理法だったりすることが殆どです。
143136:03/09/24 13:57
>>137
>>142
いろいろ説明いただきありがとございます。

>>141
背理法が正しいことは納得しています。

「√2が無理数であることを証明せよ。」
という問題は、教科書の命題と集合という単元で、先に述べた
背理法の説明
「元命題の仮定を否定して、元命題の仮定に矛盾を生じさせる論法」
の後に載っています。
そこで、この問題(命題)の仮定の部分を考えたのですが、
よくわからないので変だと思いました。
数学やそれを対抗的基礎にしている古典論理では、古
い時期に確信された命題の否定を生じさせた場合、自
動的に新しい命題が棄却されるという推論システムを
取っているわけで、
>元命題(証明すべき新しい命題)の仮定を否定して
>元命題の仮定に矛盾を生じさせる
というのは、新しい命題が自己矛盾をしている
というのを示す意味に取れるんだが、これは違う。これは
背理法でも何でもない。
背理法は新しい命題と古い命題が両立しないので、古く
信頼出来る命題を残して新しい命題を棄却するという原理
有理数でないなら無理数である
無理数でないなら有理数である
有理数であるなら無理数でない
無理数であるなら有理数でない
149141:03/09/24 22:50
>>143
納得していないのとはちょっと違うのかな。
教科書の説明が一般性を欠いていると思う。
背理法による命題Pの証明とは
「命題Pが偽とすると矛盾が出るから、Pは真である」
というもので、その教科書の説明はPがQ⇒Rの形の場合にあたる。

一般のPも" ⇒P"と解釈すればいいといえばそうなのだが、
それじゃ逆に分かりにくいだろうね。
命題Pを否定を決定するのに、

弱い背理法:
(既に証明された)任意の真である(とされた)命題Qに対し、Q&Pが偽である
ことを示す方法。日常世界の論理はこれに近い。

強い背理法:
(既に証明された)ある真である(とされた)命題Qを用いてQ&Pが偽である
ことを示す方法。数学では一般に強い背理法が使われる。
法治国家・官僚の論理はこれに近いものがある。

矛盾法:P&(~P)が真であることを証明する。その体系に真である命題集合が存在
しようがしまいが無関係。排中律よりこの命題P自体が真偽決定不能として
排除される体系が多い。普通の数学はこの立場を取る。よって数学では矛盾法が
使われることは滅多に無い
普段やってるような形式的でない推論が無矛盾でないと仮定する。
矛盾。
よって仮定は否定され、形式的でない推論は無矛盾である。
こんな背理法は嫌だ。
>>151
ワラタ
それはとても嫌だ
153132人目の素数さん:03/10/05 00:20
「真である全ての命題は、背理法を使って証明できる」→偽
反例:「背理法を使って証明した事柄が正しい」ことを
    背理法を使って証明するのは不適切
154132人目の素数さん:03/10/13 01:12
Q:背理法による証明が正しいことを証明せよ.

A1:まず,結論を否定してみる
「背理法による証明は正しくない」
ところが,いまやろうとしている証明は背理法を使おうとしている
ので正しくない.よって仮定である「背理法による証明は正しくない」
は正しくないことが示されたので,証明が終了する.
155132人目の素数さん:03/10/13 08:28
「真である全ての命題は、背理法を使って証明できる?」

存在そのものが矛盾です。


数学は、矛盾がでたらそれを切り捨てることから始まってます。
矛盾なので数学に含めません。

完了
156132人目の素数さん
15