今日のぐーぐる、数学的だね。
459 :
132人目の素数さん:04/02/20 20:42
これはいい本ダァ・・。すごく丁寧。
手取り足取りって感じです。
460 :
132人目の素数さん:04/02/20 20:44
小平解析、個人的には好きじゃない。
もっと薄くしてほしい。
薄いのならディユドネの『現代解析の基礎 1,2』。ただしポイントが
小さいので実はかなりの量がある上にノルム空間上で解析学が展開さ
れるという代物。こいつも翻訳は絶版か。東京図書は本当になんとか
して欲しい。
462 :
132人目の素数さん:04/02/28 23:54
漏れはプログラムの理論やってるんだけど,小平解析が面白くて仕方がない.
上の方で微分方程式が云々言われてるけど,趣味でやる分には最強の入門書では?
岩波には解析入門復刊したついでに複素解析も復刊してほしい.
学部入学直前(6年前だな)に書店で見かけた複素解析を無理矢理購入しなかった
のが悔やまれて仕方ない.
463 :
132人目の素数さん:04/03/01 19:31
これの章末問題ってやるべきだと思いますか?
難しいYO。
633
465 :
132人目の素数さん:04/03/23 14:05
複素解析復刊ってほんと?
複素解析はあんまよくない
>>466 おまいのコメントもあんまよくない。
良いなら何が良いか、悪いなら何が悪いか言え
重版中となっていたが、甚疑わしい。
岩波の殺ることだ、重刷に違いない。
469 :
132人目の素数さん:04/03/27 16:04
この本でカバーできるのは、大学一年のびせき程度ですか?
p149に、「n回連続微分可能な関数は自由に変形することができるのである。
実解析関数はこのように変形することができない。」(n回連続微分可能はbの無限大みたいな記号で表されてます)
と書いてあります。
それぞれの定義から、実解析関数はn回連続微分可能な関数に含まれますよね?
そうすると、上記の記述が誤りに思えます。
「(実解析関数でない)n回連続微分可能な関数は〜」ということなのでしょうか?
ややこしくてすみませんが、教えてください。
471 :
132人目の素数さん:04/03/27 21:00
>>470 実解析関数もn回連続微分可能な関数として考えれば自由に
変形出来る。変形というのはその関数が属すクラスの中で
考える。
472 :
132人目の素数さん:04/03/27 22:43
>>471 ありがとうございます。
クラスというのが良くわかりません。
ある関数が属すクラスというのは、その関数の定義(や性質?)から、
完全に確定されてしまうものではないんですか?
あるときには属さないで、別の時には属す、というのが奇異に感じるんです。
今の場合でいうと、実解析関数は、その定義から、「常に」n回連続微分可能な関数である、
と思うのですが、これは違うんでしょうか・・・。
この本では実解析関数f(x)を定義するときに、f(x)をn回連続微分可能な関数である、と規定しています。
長文すみません。何か助言頂けると幸いです。(飛ばしたほうがいいのかな・・・)
473 :
132人目の素数さん:04/03/27 23:24
リアルアナルティックだよ
474 :
132人目の素数さん:04/03/27 23:32
実解析関数って収束半径∞の関数ぢゃないの?
475 :
132人目の素数さん:04/03/27 23:41
>>472 実解析関数の範囲で考えると自由に変形出来ないがn回連続微分
可能な関数の範囲なら自由に変形出来るという意味。
実解析関数の範囲はn回連続微分可能な関数の範囲より狭いから
これは不思議でも何でもない。
476 :
132人目の素数さん:04/03/27 23:44
>>474 この本では以下のようになっています。
f(x)をある開区間Iで定義された、無限回連続微分可能な関数とする。
f(x)がIに属する各々の点aを中心としてaのある近傍でテイラー級数に展開されるとき、
f(x)を実解析関数とよぶ。
477 :
132人目の素数さん:04/03/27 23:51
>>475 ありがとうございます。
すべてのn回連続微分可能な関数、が変形可能であるなら、
すべてのn回連続微分可能な関数、に含まれる実解析関数も変形可能である、
と考えてしまうのですが・・・。
ということは、(実解析関数でない)n回連続微分可能な関数は変形可能、が正しいんですか?
すべてのn回連続微分可能な関数には、変形不可能な関数(=実解析関数)も含まれるということですよね?
478 :
132人目の素数さん:04/03/27 23:53
実解析関数は解析接続によって区間内で一意に決まってしまうって事?
479 :
132人目の素数さん:04/03/27 23:56
変形可能の意味が不明
480 :
477=472=470:04/03/28 00:03
>>479 感覚的な話なので、以下に「変形」が使われる文脈を丸写しします。
無限回連続微分可能な関数については、与えられた無限回連続微分可能な関数f(x)を
区間(a-ε,b+ε)の上にある部分だけ変形して新しい無限回連続微分可能な関数h(x)をつくり、
区間[a,b]上においてはh(x)があらかじめ与えられた無限回連続微分可能な関数g(x)と一致するようにできる。
すなわり、無限回連続微分可能な関数は自由に変形することができるのである。
実解析関数をこのように変形することはできない。
今気づきましたが、n回ではなく無限回でした。(上記のレスすべて)
481 :
132人目の素数さん:04/03/28 00:06
482 :
132人目の素数さん:04/03/28 00:09
解析接続じゃなくて一致の定理じゃないのか?
483 :
132人目の素数さん:04/03/28 00:10
>>477 君は何か勘違いしてる。fをgに変形できるというとき、
fとgの属す関数のクラスは同じものが普通。
fが解析関数でgが解析関数でないときは、解析関数の範囲では
変形できない。しかし、微分可能な関数の範囲では変形できる
かもしれない。
別の例で言と、円と正方形は連続的に変形できるけど
微分可能的には変形できない。何故なら正方形は角があるから
微分可能多様体ではない。
484 :
477=472=470:04/03/28 00:18
解析接続などは理解できていません。
本当にこの本のこの部分まで読んだだけなので・・・。
>>483 ありがとうございます。
同じく多様体も分からないんですが、意味は何となく分かりました。
実解析関数を(実解析関数の範囲で)このように変形できない、ってことですかね・・・。
それで、微分可能な関数の範囲ではできるかもしれない、と。分かった気がします。
485 :
477=472=470:04/03/28 00:25
ところで、fもgも実解析関数なら、fをgに変形できるんですよね?
すると、問題なのは実解析関数とか無限回連続微分可能な関数とかいうよりも、
fとgが同じクラスの関数かどうかってことですか?
違うような気がしますが・・・。やっぱり良くわかってないのかもん。
486 :
132人目の素数さん:04/03/28 00:32
>>485 解析関数の場合は変形出来ないと小平がはっきり書いてある
だろうが。おんどりゃ、わしをなめとんのか。
487 :
477=472=470:04/03/28 00:35
>>486 そうでした。
>fをgに変形できるというとき、 fとgの属す関数のクラスは同じものが普通。
という文章から、ああ考えてしまったんです。ごめんなさい。
488 :
477=472=470:04/03/28 00:40
失礼ながら、小平さんが間違えたのかと思ったんです。
無限回連続微分可能な関数同士は変形できる。
実解析関数同士は変形できない。
は分かりました、ような気がします。
fが解析関数でgが解析関数でないときは、解析関数の範囲では
変形できない。しかし、微分可能な関数の範囲では変形できる
かもしれない。
の意味が良くわかりませんが、これはこの本には書いてないですし、
これ以上ここにとどまるのは精神に支障をきたす恐れが十二分にあるので、
次へすすむことにします。
レスしてくれた方々、どうもありがとうございました。
489 :
132人目の素数さん:04/03/28 00:46
小平さんが間違えるわけないだろ
>>488 > これ以上ここにとどまるのは精神に支障をきたす恐れが十二分にあるので、
> 次へすすむことにします。
それが最大の間違い
491 :
132人目の素数さん:04/03/28 06:55
fとgを数直線全体で定義された無限回連続微分可能な関数と
する。さらに t > s > 0 を正数とする。このとき無限回連続微分
可能な関数hで(-∞, -t) と(t, ∞)ではfと一致し、(-s, s)
ではgと一致するものが存在する。これが小平のいうfを自由に
変形出来るという意味だろう。fとgが解析関数のときは、
このようなhで解析関数となるものはf=gでない限り
存在しない。hが解析関数でなくて無限回連続微分可能という条件
なら始めにみたように存在する。
つまり解析関数というのは剛性が強い。柔軟性に欠けるというと
言葉の印象は悪いが、これが解析関数の長所でもある。
なにせ一点の近傍における値だけで全領域での値が決まってしまう。
解析関数は複素微分可能だから、実微分可能より条件が強い。
実際、実無限回連続微分可能な関数で、いたるところ解析関数
と一致しない、つまりどこでも級数展開できない(級数展開が
どのような近傍でも一致しない)関数が存在する。
このような関数は、実際には複素解析関数としての特異点が
ビッシリと実軸上に並んでいると考えられる。
>>490 数学完全ガイダンスで、斉藤〜小野〜戸瀬〜という人らが、
分からないことを頭に残しつつ先へ進むのなら良い、と言ってたもん。
>>491-492 分かりやすいです。ありがようございます。
>>493 連続だけどあらゆる点で微分不可能、に似てますね。
もちろん、正確には何のことやら・・・ですが。ありがとうございまう。
今日は積分全部終わらすぞ、っと。
495 :
477=472=470:04/03/31 00:15
また質問です。
狽ヘすべてn=1~無限大です。
定理5.6
級数杷_n(x)を収束する正項級数蚤_nと比較したとき、
区間Iでつねに|f_n(x)|<=a_nであったとする。このとき、
1.級数杷_n(x)は区間Iで一様に絶対収束する。
f_n(x)=(-1)^n,a_n=2+1/n のとき上の定理成り立たないと思うんですが・・・。
またぼくの勘違いでしょうか・・・。
そもそも、一様に絶対とまでいっときながら、収束さえしないってありえないとはおもうんですが、
自分がどこで間違ってるのか分からないんです・・・。
あ、あほでした。高校からで直します。
498 :
477=472=470:04/03/31 00:44
恥ずかしいついでに聞いておきたいんですが、
微分可能だけど連続微分不可能な関数な関数の例と、
一様連続のイメージ(微分可能のときみたいな)、
教えてください。暇な人おながいです。
499 :
132人目の素数さん:04/03/31 02:11
小平先生の書物は高木先生や杉浦先生の書物に馴れてしまった
方には退屈というかよみにくくありません?
今度複素解析が復刊するようですが、アルフォース先生や
野口先生の方がいいのでは・・
重版中だって。あとどれくらい待てば良いのかなー。。。
さ
502 :
132人目の素数さん:04/04/17 13:09
アマゾンで頼んでみた。
で今日きた。
(・∀・)
503 :
132人目の素数さん:04/04/25 11:44
これと高木の解析概論と杉浦の解析入門ってどれが一番初学者向き?
504 :
132人目の素数さん:04/04/25 11:46
ソノコ先生の本
はっきりいおう。初学者(入試前後)にはどれも向いておらん。
もっと初学者向きでいい本はいろいろあるよ。
この本は読んだあとに同じ著者の『複素解析』、
『複素多様体論』と読み進むつもりでなければ
癖がありすぎると思うけど。
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