くだらねぇ問題スレ ver.3.14159265358979

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525大鳥居つばめさん ◆N8iKy.ms
>>479
解析の教科書に証明はともかく結果は必ずのってますが
少しだけ書いときます。
直交座標から極座標への変数変換での積分の仕方は、
x=rcosΘ,y=rsinΘの関係によって∂x/∂rなど4つの偏微分からなる
行列D(ヤコビ)を求めて、その行列式(ヤコビアン)をJとすれば、
J=rとなる。
ここでdxdy=JdrdΘ(極座標変換でなくとも同様の式が成り立つ)を使う。
あと積分領域をx、yからr、Θにもっていく。これでいい。
(x=2tなどの簡単な変数変換の応用と思いますが・)

直感的には、xy平面を書いた時に半径rからr+drの領域の面積要素dSを
r、Θで表すと、dS=dr*dl(半径rの円周上の線素)=dr*rdΘとなります。

また補足すると、行列Dのベクトル成分は互いに直交しますが、
xy平面のある点で座標r、Θに対応する直交軸を作ってることに
対応します。(点によって動く直交座標)
極座標の場合、軸が直交するから、行列式Jが簡単に計算できるんです。
(立体極座標の場合の3X3行列でも)
時間があったら、円の面積を各座標で計算してみればいいです。

あと、q(r,Θ)と書きましたが、q(x,y)のx,yにそれぞれ
r,Θを代入したのとは違います。q(rcosΘ,rsinΘ)の意味です。