基礎論なぜなにスレッド その{φ,{φ}}

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日本の数学者の基礎論に対する理解はお寒い限り…

症例1

>野矢茂樹氏と言えば、『無限論の教室』 (講談社現代新書1420)
>という本を書いていて、その本は Hilbert のプログラムが
>Goedel の第二不完全性定理によって挫折したという話で
>終わっているのですが、 Gentzen や竹内外史以後の仕事に
>一切触れずにあっさりそう言ってしまって、まともな哲学の
>お話だと言えるんですかね?

てゆーか、いまどき
「ヒルベルトプログラムマンセー!!」
なんていってる奴ぁ、東北の田舎にだっていやしねぇぞ。

>もちろん、第二不完全性定理が Hilbert のプログラムに
>手痛い一撃になったことは事実でしょうが、第二次世界大戦
>のせいで Gentzen のような次世代の超優秀な論理学者が
>亡くなってしまっていることの影響も大きいので、そのことにも
>触れておかないと不公平ですよね。

てゆーか、第二不完全性とか無矛盾性とかしか見てない時点で厨房。
第一不完全性定理の意味がわからん奴はゲーデルを語らんでくれ。

>そして、 Gentzen のあとを継いだ竹内外史は、
> Goedel から精神的にバックアップしてもらった、
>という話を日本で宣伝しています。

てゆーか、日本の基礎論が竹内を唯一の窓口としていた
ことがいろいろな意味で基礎論に対する重大な誤解を
非専門家(数学者といえども、基礎論屋でない限りは
シロートと同じ)に植え付けてるね。

>野矢氏は数理論理学およびその歴史に関して不勉強なまま
>本を書いてしまったんじゃないかな?
> Wittegenstein を好きな人って、 positive で困難な仕事を無視し、
> negative な雰囲気を持ち、神秘的な快感が得られる仕事を
>評価する傾向があるように思えます。

てゆーか、無矛盾性が証明できるとポジティブで、
できないとネガティブだと考えるのはオコチャマ。

ヴィトゲンシュタインはその哲学的思索が、
ウブな人にはとっても意地悪く感じられる
ようだが、その印象をひっくり返せない
人は、何も思索してないんじゃないか?

>野矢氏の第二不完全性定理に対する態度も全くその通りであると
>私には感じられました。 (ここまでけなしちゃって大丈夫かな? (^^;))

てゆーか、**なこといって評判落とすのは自分だからいいんじゃない?
それにしても東北には基礎論が根付いてないなあ。田中先生も、もちっと
同僚を啓蒙しなくてはいかんよ。