1 :
132人目の素数さん:
誰にでもわかる統計解析の本を教えてください。
思うに公式は突然現れ枠で囲まれているものばかりです。
式の展開やなぜそうなるのかなどが書かれているものがほとんどなくて
困っています。体験談などもお願いします。
2GET!!!!!
3 :
132人目の素数さん:02/01/21 06:05
age
4 :
132人目の素数さん:02/01/22 05:51
age
5 :
132人目の素数さん:02/01/22 14:02
「数理統計学」
稲垣宣生著(しょうかぼう)
6 :
132人目の素数さん:02/01/22 14:49
東大出版会の3冊ぐみ
7 :
132人目の素数さん:02/01/22 22:00
8 :
132人目の素数さん:02/01/22 22:34
文系なら1>2>3
理系なら3>2>1
ま、こんな分け方に意味ないがな。
自分で読んで決めるべし。
大きな本屋ならだいたい3冊ともおいてるだろ。
9 :
132人目の素数さん:02/01/22 22:38
基礎統計学 II 人文・社会科学の統計学 東京大学教養学部統計学教室編 2900 1994
基礎統計学 III 自然科学の統計学 東京大学教養学部統計学教室編 2900 1992
基礎統計学 I 統計学入門 東京大学教養学部統計学教室編 2800 1991
この中から必要にあわせて、図や表が多い。
複数の著者でかかれているので、各章を独立に読める。
10 :
132人目の素数さん:02/01/24 05:38
東大では統計学とは教養学部のものなのでしょうか?
11 :
132人目の素数さん:02/01/24 23:31
もっと教えてください
12 :
132人目の素数さん:02/01/25 02:42
柴田里程訳「Sとデータの波」
間瀬茂・武田純著「空間データ解析」
甘利俊一・長岡浩著「情報幾何の方法」
清水良一著「中心極限定理」
13 :
132人目の素数さん:02/01/25 02:44
「統計数学」
柳川尭(近代科学社)
14 :
132人目の素数さん:02/01/25 05:27
>9
コラムも充実していて読み物としても面白い。
実例も豊富、絶対おすすめ。
15 :
132人目の素数さん:02/01/25 11:32
16 :
132人目の素数さん:02/01/25 11:57
トーダイの本は誤植が多すぎる。
17 :
132人目の素数さん:02/01/25 12:18
>12
訂正
柴田里程訳「Sと統計モデル データ科学の新しい波」
一般化線形モデルなど高度な内容が盛りだくさん。
18 :
132人目の素数さん:02/01/25 12:19
間瀬先生の本もタイトル正式名称は
「空間データモデリング : 空間統計学の応用 」
和書で唯一(?)の空間統計学の解説書。
19 :
132人目の素数さん:02/01/29 12:05
統計はあまり人気がないのでしょうか?
20 :
132人目の素数さん:02/01/29 14:43
俺はなんとなく嫌いだ
21 :
132人目の素数さん:02/01/29 18:35
>>19 数学とかかわりが深くても数学の中にいるとはいい難いし、
かといって他の計量○○学の○○学の中にあるとはますますいいずらい。
数学科には統計の講座や先生も少ないしね。
22 :
132人目の素数さん:02/01/30 23:25
数学科には統計の先生ってすくないの?
23 :
132人目の素数さん:02/01/30 23:31
>>22 大学によるよ。
某大学ではわりと統計が人気ある。
24 :
132人目の素数さん:02/01/31 13:57
>>21 数理統計とかはどんな感じになるんでしょうか?
25 :
132人目の素数さん:02/02/01 00:48
数理統計だと測度論とか大学の専門課程の内容が絡んでくるよね。
確率論と重なる部分もあるのかな。
26 :
132人目の素数さん:02/02/01 05:51
ちょっと正確な言い方かどうかわからないのですが,
多重比較でTukeyのq値から確率を計算する具体的な方法が
掲載されている統計の本をご存知の方はいませんか?
本でなくてもパソコン上で動くプログラムとか
ExcelのVBAマクロになっているものでもかまいません。
ご存知の方がいらっしゃったらよろしくお願いします。
28 :
132人目の素数さん:02/02/03 15:23
>22
確かに数学科には少ない。
有名どころは数学科だと九大、広大、筑波大あたりか。
数学科以外だと阪大基礎工学部とか。
東大数理に統計数学の先生がひとり。京大はなし。
私大では慶應数理に統計専攻がある。
統計の先生がいると、応用数学の花形とも言える数理統計学を
学びたいと思う学生って多いのではないかと思います。
統計学が演繹的でないために数学になりきれない部分があるからか、
数論や代数幾何ほどの美しさや深みがないために他の純粋数学系の先生から
馬鹿にされるからか、はたまた教養の授業で教科書の後ろの分布表を見て
カビの生えそうな分野の検定論をやったりするから印象が悪くなるのか、
数学科では先生たちには人気ないです。
29 :
132人目の素数さん:02/02/03 16:49
>>28 >教科書の後ろの分布表を見て
>カビの生えそうな分野の検定論をやったりするから印象が悪くなるのか、
それが終わったら、具体的にはどんな感じのことをやるのでしょうか?
(応用数学っぽく)
30 :
132人目の素数さん:02/02/04 23:18
かんたんなのなら「入門統計解析法」
31 :
132人目の素数さん:02/02/07 02:07
永田・吉田『統計的多重比較法の基礎』サイエンティスト社(1997)
33 :
132人目の素数さん:02/02/17 12:09
入門・演習 数理統計 宮岡悦良 野田一雄
数理統計の基礎 宮岡悦良 野田一雄
共立出版
34 :
132人目の素数さん:02/03/01 01:50
ナツメ社「図解雑学シリーズ」
日本実業出版社「Aha!シリーズ」
日本文芸社「学校で教えない教科書−面白いほどよくわかるシリーズ」
講談社「ゼロから学ぶシリーズ」
講談社「なっとくするシリーズ」
あたりで「統計解析」が出てると思います。
35 :
132人目の素数さん:02/03/16 00:57
統計学を専門にやってるひとってどんな本読むんですか?
例えば推定量を考えるのって統計の入門書じゃ無理だと思う。
やっぱ外国の本?
36 :
132人目の素数さん:02/03/16 02:35
確かに公式の羅列に終る本多いからなあ。
統計の演習本ていいのないかな。
37 :
132人目の素数さん:02/03/16 08:15
>>28 もともと数学科には代数・幾何・解析の順で序列があったらしい。
統計は解析系のそのまた傍流だから、数学プロパーは余りやりたがらない。
38 :
小比類巻の下段:02/03/16 10:19
「現代数理統計学」竹村彰道
が良いと思います。数学的な厳密性を犠牲にして記載してある部分もありますが、厳密性を犠牲にしているところは、犠牲にしてあると書いてあって解かるようになっています。
それから、統計学が人気がないとのことですが、それは日本でのことであって、アメリカでは結構人気のある分野です。
また、応用統計は最近日本でも人気がありまして、学科が新設されたりしています。
マルチで申し訳ないのですが、「推定量を考える」というのは、新しい推定量を考え出すのは統計の入門書を読んだだけでは不可能だということでしょうか。
もしそうだとすると、外国の本を読んでもむずかしくて、やはり論文を読むということになると思います。
EconometrikaとかBiometrikaとかなんじゃないでしょうか。
別に新しい推定量を考え出したいという訳ではなくて、最尤推定量の性質が知りたいということでしたら、「現代数理統計学」竹村彰道でも良いでしょうし、「自然科学の統計学」東大教養にも一致性や漸近有効性のことはかかれています。
演習本ということでしたら
三冊ほど知っていますが、タイトルが浮かんできません(すいません)
黄色いのと白とオレンジのが、どちらも演習数理統計学という名称だったと思います。
もう一冊が、「そのまま使える数理統計学の答え」とかなんとかいう名称だったとおもいます。
あんがと。
「現代数理統計学」本屋で探してみます。
最終的には「推定量を考える」までいきたいんだよね。
ほぼ、独学で。
外国の本でもそこまでは難しいのですね。
てっきり、英語の本は理論の細かいところまで書いてあるのだと思ってました。
とりあえず、今は「確率統計演習」1,2(国沢清典)をやっています。
やっぱり、演習して解いてかないと身に付かないと思うんで。
最尤推定、不偏性、十分性などもまぁまぁ載っています。
しかし、統計って応用されているわりにきっちりとした理論書の少ない
ですよね。
40 :
132人目の素数さん:02/03/18 01:15
>最終的には「推定量を考える」までいきたいんだよね。
>ほぼ、独学で。
今井みたいになるなよ
41 :
小比類巻の下段 :02/03/18 23:39
>35
独学でですか〜。なかなかしんどいお話だと思います。
式展開って行きづまった時など、教えてくれなくても、話を聞いてくれる仲間は居たほうが良いと思います。
しかし、独学で勉強されるならば、
「統計的推定の漸近理論」もお勧めしておきます。
新しい推定量を考えるということはそれほど難しくはないのですが、評価するということが面倒な問題として立ちはだかります。
やはり、漸近的性質を検討することは不可欠だと思いますので、この本はお勧めです。
きっちりとした理論書が少ないとのことですが、やはり読者が少ないというのは致命傷なのでしょう。
この漸近論の本も確か70年代の本だったと思いますし、「確率分布の近似」もたしか70年代の本ですからね〜。
どちらも竹内先生の本でして、日本語で厳密なところを参照しようと思うと、この両者は必須になってしまいます。
ちなみに、竹内先生は数理統計学という本も書かれていて、私が統計を勉強し始めたころにひーひー言いつつ読んだ記憶があります。
名著はいつになっても読まれるべきものですが、30年も経とうかというのに、これに追随する本というものが見当たらないのは少し寂しい気もします。
数理統計の方は「現代数理統計」は良い本だと思いますので、ご一読下さい。
厳密性は多少犠牲にしているところがあることだけ、もう一度書かせてください。
ちなみに35さんはどのような課程にいらっしゃるのですか?
もし学部学生の方でしたら、適切な指導教官に付くということが、業績への早道だと思います。
もしくは、数学課程の方で、数理統計へ宗旨変えしたいという方でしたら、釈迦に説法でした。
ではでは
超遅レスですみません。
古本屋で竹内啓さんの「数理統計学」をゲットしました。
少し進めましたが、いい本であると感じました。
私は生物系(院)です。でも、確統つかいます。
式展開を追っていくって数学をあまりやってこなかった僕にとってはつらいです。
したがって、何冊か参考書をみて式展開の妥当性というか、何故こういう式展開がなされるのか? ということを いちおう考えながら勉強していくつもりです。
ちなみに、考えても分からない問題がほとんどなので(「確率統計演習」1,2(国沢清典)の問題)答えを見て理論を追い、展開のされ方を考える、というようなやり方です。
はぁ、しんどいなって感じです。
ひとつ質問なんですが、確率、統計の本でシグマ加法族がどうのこうのと測度論的な定義からはじまっているのを見かけますが、やはり知っておいた方がいいのでしょうか?
本によっては、全体が測度論的な表現をしてあるもの、または、確率の定義のところだけに測度論的なものがある場合があるようですが。。。
43 :
132人目の素数さん:02/03/26 22:05
日本数学会特別講演
柴田里程先生「データサイエンス」
著書の「データリテラシー」は必携の書。