数学的帰納法

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53132人目の素数さん

上ので、納得できなかったら、こんなのはどうでしょうか?

0.999999・・・と表記される実数を、
任意の自然数nに対して、
1 - 1/10^n
以上で1以下の実数として定義したい。(これはいいよね?1未満は1以下に含まれるし)

すなわち少なくとも、
1 - 1/10^n≦0.999999・・・≦1
を満たすように、定義したい。

今、
lim(n→∞)1.0 - 1/10^n =1

よって、はさみうちの定理より0.999999・・・=1
と定義しないと矛盾が出る。


0.999999・・・=1に釈然としないというのは、
9がいくら続いたって1に到達するわけないじゃないかということだと思いますが、
実際に0.999999・・・を定数として定義するとなると、現在の数学では=1とするしかないのです。
なんか狐につままれた感じですが無限を扱うとそういうことがたまにあります。
0.3333・・・のどの3に3をかけても9にしかならないのに、
全体に3をかけると1になっちゃうんですよね。
「・・・」ってなんか怪しげです。

自然数と偶数の個数(濃度)は等しい(1対1対応がつく)というのも、
個人的に気持ち悪いんですが、でも無限ってそういうもんだと思って割り切ってます。