京都大学数理解析研究所について

このエントリーをはてなブックマークに追加
8132人目の素数さん
http://www.theory.cs.ritsumei.ac.jp/~takayama/DIARY/Jun00b.html
より引用
京大数学教室というのは、立命館の数学教室とは全然雰囲気が違う。立命 館のように教員と
学生が和気あいあいという事は無い。ゼミでは教授がさんざ ん学生を絞り上げ、出来の悪い学生は
「君、もう数学はやめなさい。単位はや るから、来週から来なくてよろしい。」とどやしつける。
教授の辞書に「手加減」 なんて言葉は無い。ゼミが終ったら雑談無しでさっさと解散し、
家に帰って勉 強する。学生は真剣に数学をやっているグループはその実力によってマゾかサ ドかの
どちらかに別れ、数学者目指すのはちょっと、というグループは死んだ フリをしている。
立命館のようにみんな一緒の仲間意識は無い。そもそも 立命館名物小集 団クラスの「友達作ろう」
軟弱路線は、京大数学教室の対極にある概念なので ある。当然レポートの写し合いなんて
考えられないし、レポート見せてくれな んてヌケヌケと言う輩は
「プライドのかけらもない人間のクズめ!そこまで落 ちぶれてまで生きている意味があるのか。」
と「社会的に抹殺」される。また、 京大名物学生同士の潰し合いというのがあって、メジャーと
される分野の院生 が、マイナーとされる分野の院生の所に言って、今時そんな研究して何になる んだ、
お前の未来は真っ暗だと「サドる」。演習の時間は、担当教員そっちの けで発表者の答案の間違いを
指摘し、「お前何どん臭い事言うとるんじゃ。ちゃ んと考えて来んかい!」と「サドる」。
「サドら」れた子は、ナマス斬りにさ れた苦しみに身悶えしながらも、目をランランと輝かせて
「マゾる」。以上は ほとんど私の学生時代の事だが、今でもたいして変わってないだろう。
同級生 で他大学の大学院に行った友人は「京大は雰囲気が滅茶苦茶悪い」と大変嫌っ ていた。
私は正真正銘のマゾ学生であったが、数学教室とはこんなもんだと別 に気にもとめていなかったから、
友人の言にも「そうかいな?」という感じ。今 でも「なつかしいなあ」なんて気持すら持っている。
(またイジメられたい とは思わないけど。)
京大のような数学教室ば かりでないと知ったのは、うんと後になってからである。