材料工学なんてダサイ!!!おまえら、馬鹿?

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21名も無きマテリアルさん
>>19
まったく同感です。
ただ、非線型工学っていう意味では化学分野もそうなんですけど、
残念ながら物理化学の現場レベルへの応用は、材料分野の方が大幅に遅れてるんですよね。
in-situにものが見づらい、測定の難易度が違う、それにともなってデータベースの整備度と信頼性が違う、
既に適用が進んだ分野なので後発の人間にとってもお手本が多くすぐに導入できるが材料分野ではお手本が少ないなど理由は色々ありますが、
材料屋としては是非頑張りたいところですね。>>20
新聞の株価欄を見れば、理由の一端が分かると思う。
工業製品の流れを見たときに、源流に近い場所で極端な高付加価値をつけるのは難しい。
しかも成熟した産業だから、極端な市場規模の変化も期待できない。
だから、金属材料メーカーが高収益を上げ続けるのは、構造的に不利になってる。

分かり易くは、賃金が安い。
私は、金属材料メーカー勤務だけど、電子メーカー勤務の同期の給料の半分ぐらい。
基本給はほとんど変わらないんだけど、残業時間がまるで違う。
私は、月50時間程度で休出はほとんど無い。
電子メーカーは月100時間以上で休出じゃない週末の方が少ない。
但し、私は残業申請してないけど、電子メーカーはまるまる残業申請してる。
だから、↑のような格差が生じる。

ただし、俺的には今の仕事に大満足。
給料が安い分、仕事の楽しさで補填してもらってると思う。
十分とは言い難いが、プライベートな時間も持てるし、電子メーカー在勤の友人よりは人間的な生活を送れてる気がする。

まあ他にも、生活密着製品じゃないんで理解されにくいとか、華が無いとか、現場が汚いとか、工場が大きいんで地方勤務になりやすいとか、色々理由はあると思う。

きちんと理由を理解した上で、何を選ぶのか良く考えようという姿勢は大事ですね。
どの分野に進むにしても、頑張ってください。