1 :
名も無きマテリアルさん:
立ててみた。
2 :
名も無きマテリアルさん:2007/10/19(金) 02:32:28
先日、CMCの電子レンジるつぼ買ったんです。電子レンジるつぼ。
そしたらなんか注意書きがめちゃくちゃいっぱいあって、でも事前にウェブでは見れないんです。
で、よく見たらなんか「危険!」とか書いてて、加熱後60分以上放置、とか書いてあるんです。
もうね、アホかと。馬鹿かと。
お前な、60分以上放置して普段溶けないメタルが凝固しないわけねーよ、ボケが。
60分だよ、60分。
なんかすぐフタ開けると割れるとかも書いているし。冷えてから開けるるつぼか。おめでてーな。
よーしパパその間風呂入っちゃうぞー、とか言えっていうのか。もうやってらんない。
お前な、あと1万円やるからもっと割れにくくしろと。
るつぼってのはな、もっと丈夫に作るべきなんだよ。
顔面防護フードの向こうにある金型で、いつ湯が飛んでもおかしくない、
溶けるか溶かすか、そんな雰囲気がいいんじゃねーか。冷えた金属は、すっこんでろ。
で、やっと読み終わったかと思ったら、メーカーサイトに、熱衝撃に対して非常に強い、とか書いてたんです。
そこでまたぶち切れですよ。
あのな、誇大広告なんてきょうび流行んねーんだよ。ボケが。
得意げな顔して何が、熱衝撃に非常に強い、だ。
お前は本当にるつぼの使途を知っているのかと問いたい。問い詰めたい。小1時間問い詰めたい。
お前、カーボンマイクロコイルで新製品開発してみたって言いたいだけちゃうんかと。
るつぼ通でない俺から言わせてもらえば今、愛好家の間での古くからの定石はやっぱり、
電気るつぼ炉、これだね。
電気るつぼ炉にアルミナかジルコニアのるつぼ。これが通の頼み方。
高価なるつぼってのはアルミナが多めに入ってる。そん代わり熱膨張が少なめ。これ。
で、それに電気るつぼ炉。これ最強。
しかしこれを頼むと次から置き場に困るという危険も伴う、諸刃の剣。
素人にはお薦め出来ない。
まあお前らド素人は、ガスバーナーにマッフルでも付けてなさいってこった。
……要するに、購入初日に割れた。
3 :
名も無きマテリアルさん:2007/10/20(土) 03:08:53
アズワン以外に多種類のるつぼ扱ってるストアないの?
磁製、アルミナ、ニッケルくらいなら色んなところで売ってるんだけど。
4 :
名も無きマテリアルさん:2007/10/20(土) 23:59:27
白金坩堝って金属溶かすのには不向き?
アルミ辺りでも合金になっちゃう?
ヒートサイクルに対する耐久性はピカイチだから使い勝手は良いんだけど。
5 :
2:2007/10/21(日) 00:03:27
調べたら、アルミナもしょせん陶器だから結構熱衝撃に弱いと気付いた。
あるサイトではアルミナは「特殊な結晶構造により熱衝撃に強く、割れにくい」とあったのを見たので、最初そう書いた。
鉄製かチタン酸アルミナかシリカが急冷に強いようだ。
6 :
名も無きマテリアルさん:2007/10/21(日) 00:39:09
るつぼに関する情報って、ネットに意外とないよね。
扱い店が少ないのもあるし、たとえばニッケルるつぼの最高温度が800度ということを検索するのにも苦労した。
黒鉛るつぼの最高温度は探すのをあきらめた。
あと、熱衝撃に対する強さも、なかなか載っていないから素人が適切に選ぶのは難しい。
安価な鉄製るつぼがなかなか売ってなかったりと、不思議なところもある。
7 :
名も無きマテリアルさん:2007/10/21(日) 09:03:45
>>5,6
通りすがりだが、
ニッケルルツボが何度まで使えるか...というのは素朴な疑問なんだろうけど、
どういう雰囲気で何を加熱するのかによって答えはぜんぜん違うとか、
「熱衝撃」の大きさをどうやって測るのかとか、
想像してくれ。
本来、すぐ割れてしまうアルミナルツボを改良して熱衝撃に強くしたものを、黒鉛ルツボや鉄ルツボと比較しちゃダメだよ。
鉄やアルミ、マグネシウム、シリコンを溶かしているところはたくさんあって実績、経験も蓄積されているが、それ以外の金属を溶かしているところはとても少ない。
冶金屋だけど、この分野のノウハウは金属材料だけじゃなくて、加熱装置と耐火物も大きな比重を持つんだな。
確かにどこの本にも書いてない。
8 :
名も無きマテリアルさん:2007/10/22(月) 00:36:30
いずれは強力な磁力で金属を宙に浮かし、誘導加熱で溶かして
磁界を変化させて鋳型に注湯するか、目的に近似の形状に磁力で変化させ、
そのまま冷却固化させる様にはなるんだろうけど。
黒鉛坩堝は、還元雰囲気で、溶湯のカーボン攻撃性が無ければ2000℃は超えるんじゃない?
極端に高温にしたければ電極黒鉛削って坩堝作れば3000℃でも持ちそう。
酸化雰囲気で通常の黒鉛坩堝使っても1時間以下の1ショットもてば良いのなら2000℃くらいは大丈夫じゃない?
それって耐熱は分かるけど、熱衝撃はどうなの?
二千度から水中に落としても割れない?
10 :
名も無きマテリアルさん:2007/10/22(月) 01:53:31
電極黒鉛なら、手軽に扱えるサイズで熱衝撃で割れる条件が見当たらない。
2000℃も有れば冷えるまでにかなり肉痩せするだろうけど。
なるほど、サンクス。
12 :
名も無きマテリアルさん:2007/10/22(月) 05:36:50
ジシアンの燃焼温度は4600℃というから、この温度に耐えられるるつぼがあれば今までにない研究ができそう。
13 :
2:2007/10/23(火) 03:53:31
>>6 アルミナは使ったことないので、ネットで調べたくらいしか知らなかった。
磁製のがすぐに割れるので、高価なのは割れにくいんだろうなあと思ったまで。
均一に加熱できる電気炉がないもので、どうしても熱衝撃への強さは気になる。
ちなみに電子レンジるつぼが割れたのは、食塩の加熱中。
ピシッと音がしたから断熱材を開けてみると、底が割れてるつぼと断熱材が食塩でくっついてた。
冷却中じゃなくてただの加熱中に割れるというのがまず予想外だった。
食塩を加熱したのか。電解質、特に食塩は注意して坩堝の材質を選ぶ必要があるね。たぶん、普通のシリカ系の坩堝に食塩入れてバーナーで加熱しても、割れるんじゃないか。電子なんとかが悪いわけじゃなく、試料に対する坩堝の種類の選び方に問題がある。
15 :
名も無きマテリアルさん:2007/11/16(金) 04:28:19
>>5 アルミナ弱いよ
ちょっと捻ったりぶつけたらすぐ割れるし
熱衝撃でもすぐ壊れやがる
>>14 電子レンジるつぼはシリカ系なんですか?
ネットで見ても、さっぱり仕様とか見当たらないんで・・・・・
>>4 >>白金坩堝・・・
もう、時効だけど、20年ぐらい前の、まだまだパソコンが高価で備品として買えず、
研究室にどうしても欲しかったときに「白金坩堝」購入で経費割って、、、
本体・モニター・フロッピィードライブ・プリンタを揃えたな〜(遠い目)
20世紀末にそれをやったら、今頃悔やんでたことだろう。
当時買っておけば今は・・・・
19 :
名も無きマテリアルさん:2007/11/24(土) 04:01:39
>>18 いくらなんでも、当時に坩堝に加工されたものを購入する金額を今の地金価格が大きくは上まわらないっしょ。
バブル前に賃貸マンション住まいからローンで購入するかどうかを迷って
賃貸で済ませた人間はかなり後悔してたけど。
でも、当時かって今転売すれば。
汎用の坩堝は品質がどんどん悪くなってる気がする…なんでだよ!ばかやろ。
そう…それは、小さな頃の記憶。神社の境内で遊んでいたときだった。
大きな太陽が西に沈み.、空には北極星が輝きだし辺りは闇に包まれていった。
闇が差し始めた境内で長い髪の小さな女の子が独り佇んでいた。
友達とはぐれてしまったのか、蹴毬を抱えて寂しそうな顔を俺に向けてきた。
声を掛けたほうがいいと思い、僕は「どうしたの?」と聞くと、その子は涙声で言った。
「好きな男の子に、言われたの。俺みたいに上手く蹴毬ができるように。って。」
俺は聞いた。「それで泣いていたの?」と。
「上手くできたら、その時は私をお嫁さんにしてくれるって約束したの。でも・・・ッ!!」
可愛い約束だなと思ったその時、
泣き出した女の子は俺に抱きついてきた。
俺は衝動を抑えられずに、まだ小さな女の子を抱きしめ・・・
(省略されました・・全てを読むにはここを押してください)
23 :
名も無きマテリアルさん:2009/10/14(水) 22:25:07
どつぼ
24 :
カルーアミルク:2009/10/27(火) 14:01:16
25 :
名も無きマテリアルさん:2010/05/22(土) 17:19:17
白金価格が5000円から4500円に、1日で500円暴落した。
まあ、少し前は金と価格逆転するくらい安かったのだが。
このスレ読んでて、金属を溶かしてみようというイタズラゴコロだけでは金属の正常溶解は難しいんだなとオモタ。
でも、それってどこで教えてくれるんだろ。そんなとこどこにもないよね。
まるでMS-DOSのコマンドみたいだね。