朝日の基地外投稿7

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443文責:名無しさん
平和を導いた人はだれか?
8/23東海版 教員 梶田悠子
愛知県 55歳
小泉首相の靖国参拝で、どうにも納得できない理由があった。
「靖国にまつられている方々によって今日の日本の平和と繁栄がもたらされた」という点である。
素直に考えて、靖国にまつられている人々は、A級戦犯は言うに及ばず、それ以外の一般兵士にしても、日本の軍国主義遂行のために働き、死んでいった人々である。
戦争を計画し、その遂行を命じた指導者と、そのもとで反対することもできず、兵士として戦わされ、死んでいった人々を同一視できないし、私はそういう日本兵たちに深い同情と哀悼の気持ちを持つ。
しかし、彼らにしても平和をもたらすために戦ったのではない。
「平和のために戦った兵士」と呼ぶにふさわしいのは、日本の侵略に抵抗して戦ったアジア諸国の人々ではないか。
今日の日本の平和と繁栄は、日本が自ら仕掛けた侵略戦争に敗北し、その結果成立した民主主義と平和を掲げる憲法のもとで始まったのである。
侵略戦争によって、近隣アジア諸国民、自国民に多大な被害を与えた歴史を深く反省し、不戦を誓うことこそが戦争犠牲者を悼むことである、と考える。