朝日の基地外投稿7

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288文責:名無しさん
1998年1月29日 東京版

「深く感銘した金大中氏の志」
武蔵野市  斎藤淳子 (会社員 32歳)

 二十三日の本紙に掲載された金大中氏の会見内容を読んで、初めて
韓国という国を身近に感じました。

 これまで幾度も生命の危機にさらされながら、民主主義のために戦う
という志を貫いてこられた金大中氏の生き方に深く感銘し、共感を覚え
たのです。

 「在任中は人気にとらわれない。辞めた後に国民から愛される大統領
になりたい」という言葉に、心から拍手を送りたいと思います。これから
幾多の現実の荒波にもまれようとも、「第二の建国」に向けて信念を貫
かれるよう、願わずにはいられません。

 振り返るに我が国において、金大中氏のような歴史的・世界的視野に
立つ政治家が存在しないのは情けない限りです。過去の事実は事実と
して認め、決して卑屈になることなく、近隣諸国とつき合おうという姿勢を
持たなくては、北東アジアにおける地域協力・集団的安全保障の枠組み
の中で日本が役割を果たしていくことなど、できるはずがありません。

 真の民主主義のために戦う政治家を生み出して初めて、近隣諸国に
とって日本が身近に感じられる国になるのではないでしょうか。